高速降りる頃には雨も上がり、静岡組と合流し、計13台の隼で会場のある浜松IC付近まで下道をマスツーリング。
そのどれもが外品マフラー装着車。
重低音ぶりは凄まじく、途中、コンビニで警察官から盗難自転車チェックされてた中学生が
「あっちを取り締まれよ」みたいな顔でこちらを見ており、警察官も渋い顔。
そして会場到着。
こんなところに来るからには、多少なりともバイクに関心ある人間がいる家族連れやグループであるからか
会場駐輪場へ向かう中、手を振ってくる子供やそのお母ちゃんらが。
ただ、場内での極低速状態でよそ見しながら手など振り返し、仲間内で追突してスッ転び
目撃者からTwitter等で「隼ズッコケなう」などと写真付きでつぶやかれてはたまらない。
会釈しながら通り過ぎるだけ。
会場内は各メーカーから、跨がり自由で様々展示されてたりで、まだ乗った事ないアメリカンタイプに跨がるも
ノーガードで局部晒すような、ソファーで正常位姿勢が普段と違いすぎてコワい。
そしてSUZUKIブースには2012年モデルなのか、黒/黒の隼が。
跨がってみるも、「変わらないか」と、隼の文字色違うだけだから当たり前。
暫くブラブラしてるうちに、白バイのデモ走行が始まる。
車輌はHONDA VFR800?
ここで疑問。
なぜ、SSや、隼、ZZR1400のようなハイスピードツアラーを導入しないのか?
ノーマルでもリミッターカットさえすれば、高速道路で逃げ切れる車やバイクは、そうはいないはず。
等と話していると「殉職者が増えるからじゃない?」と。
隊員がスラローム用のパイロン立てると
「税金で練習してるなら、その半分の間隔でできるはず」と、やや聞こえるように言ってみたり。
日頃の恨みっぷりもよくわかる。
(パイロンは既に「狭すぎ」な間隔)
開始。
やっぱり上手い。
バイクはある程度のレベルまでなら、速い速度で旋回するのは、死を恐れない頭のキレっぷりがあれば何とかできる。
が、低速でバランスとりながらハンドル切って旋回は難しい。
こんなの振り切るには、北斗神拳刹活孔でも突かれたような、バーサク&捨て身状態でもない限り無理。
Uターンのコツなども隊員が説明してくれて
「停止状態から、一旦、外側にハンドル切って(日本は左側通行なのでUターンは必然的に右回りなため、左にハンドル切れと)、右に車体が傾きはじめたら右にハンドル切り直して旋回。すると小回りでUターンができる」と。
まぁ、理屈はわかります。
ただ、実際やると、左に切ったままガードレールに突撃するか、右に切りすぎてガシャン、ズザーッ→車輌保険申請が目に見える。
そんなこんなで帰路へ。
浜松ICから入ろうとすると、それまで止んでいたのが嘘のような大雨。
帰りは大丈夫だろうと、カッパのパンツは履いてなかったため、ボトボト。
(上着は荷物かさ張るため着てた)
女性ブサ乗りさんの燃料が少ないため、浜名湖SAで全車給油し、そこから御在所SAまで「フリーで行きましょうか」と。
距離にして120kmちょい。
前回の東京ツーリングで、夜間、足柄SAから浜名湖SAの一気走りで集中力が切れてしまい、車を抜くのも追い越すのも、ゲーム画面を見てるような、現実感が無くなる状態になり危ない。
まして夜間よりコンディション悪い大雨。
まず、即刻、点になって消えてしまう白ブサさん。
伊賀ブサさんと女性ブサさんの動向見ながら続くも、伊勢湾岸道へ入った頃にデカいレクサスに女性ブサさん煽られる。
レクサス追い掛けてみると、さすがに国産車のようにリミッター効かないのか●40km/hぐらい出してようやく距離が詰まる。
が、大雨の中ではもう限界。
視界云々、路面云々よりも、とにかく体に当たる雨粒が痛い。
そうこうしてるうちに御在所SA到着。
既にくつろぎモードな白ブサさん。
暫くして伊賀ブサさん到着。
「女性ブサさんは長島辺りのPA入ってった」と。
トイレでも行ったのかと暫く待つも来ない。
運転中なのか、白ブサさんが連絡入れてみるも繋がらない。
「何かあったら、違う人が電話出るでしょう」で、それぞれ帰路へ。
(後ほど白ブサさんから、女性ブサさんは無事帰宅したと連絡あり、一安心。
その後、女性ブサさんから疲れがひどくて休み休み帰ったと連絡が。)
途中で愛想尽かされて離脱されたのかと思ってただけに「また行きましょう」にホッと胸を撫で下ろす。
総走行距離約550km。
雨時々豪雨というコンディションで疲労困憊ながら、誰も事故らず帰宅できたのは何より。
秋頃には静岡の人達が鳥取県の隼駅までツーリングをする予定と。
その時は参加したいと思う今日この頃。