今にも落ちてきそうな空の下で

このところ、娘が星に興味を持ち出した。

ノートPCとスマホの中間ぐらいというのか、コミュニケーターとかいう端末の
向けた方角の星座が表示されるGPSアプリのようなものを使い
近所の人からUFO召喚の儀式に思われるからやめろ、と言うのも聞かず
ベランダで端末を夜空に向けて嬉々としてはる。

そして、星座の話をひけらかす。

が、こと星座においては、私の世代は聖闘士星矢世代。
しかも、十二宮編では最強最後のボス的扱いだった双子座

「教皇は誰なのか?」ドキドキしていた小学校5,6年生頃..........
この時ばかりはホントに母親に感謝した

極めて私的見解の戦闘力をドラゴンボールに例えると........

双子・処女・天秤.....超サイヤ人悟空

羊・獅子・射手.....フリーザ

牛・水瓶・蠍・山羊.....ベジータ (VSフリーザ戦の泣きモード)

蟹・魚..........ウーロン

控えめに見積もってもこれぐらいの差はある。

現在35歳前後で、聖闘士星矢のせいで、幼少期が暗黒史となってしまった蟹と魚の人は、少なくないかと。

という事もあり、星座の話は必然的に好き。

星座の話はそのうち聖闘士星矢の話となり、な娘の、ゴツいパワー系ビジュアルな割に生ぬるくビミョーな強さのタウラス・アルデバランをYouTubeで見せ
それからジェミニ・サガを見せると、娘涙目

「パパなんか大っ嫌い!」とスネる。

何とか機嫌を取り戻そうと、以前ツーリングで行って
「ここまで綺麗な星空を見たのは初めて」と感動した大台ヶ原の話をしてみる。

ここは都会育ちな女の子連れてきて口説いたら、絶対オチるぞレベル。
(普段、薄い星空しか見た事がなく美しさに感動+原生林の山道を抜けていくため、有無を言わさぬ誘拐状態に置かれる事も相まって)

「そこ連れてってよ」

..........そこは女と行くから楽しいのであって、小娘の引率で行ってもつまんねぇ
の心のつぶやきが顔と口に出てしまったのか「パパ最悪」.......

結局、連れてく約束させられる事に…

ただこの大台ヶ原、年間降雨量が日本一
星がよく見える新月と休日が重なった上に晴れとなると、神様が監視している日頃の行いに、大きく左右されそう

娘の行い……

雨どころか、道中に落石に遭いそうなのが心配どころ。
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