30系プリウス

車が納車されて暫く。
222.jpg


初めてのHV車

TOYOTAは70系スープラ以来。
今までHONDAを2台乗り継いだところから思うのは、TOYOTAはオプションの組み合わせ自由度が広い印象。
RBオデッセイの時、スマートキーをオプションで欲しいと思ったら、パワーシートにAC電源がセットになるといったように
「他のいらんのに」の設定が目立った。

販売台数の規模の違いからかはわからないが、セット販売で不要なものまで抱き合わせ的な設定が少ないのはありがたい。

30系プリウスは、商用ベース車で180万円台があるらしいが
一般的向けには廉価グレードのLで205万、その上がSで220万、それより上は300万超えるグレードまで。

個人的に、プリウス程度の車格で300万以上は出せない
Lは安くても必要最低限の装備にも満たない印象で、Sの方がお得感がある。
その上のSツーリングは、エアロやら17インチアルミやら
デザインが好みではないから、どうせエアロ巻き直してホイールも換えるハメになる.....
LEDエディションというのがあったものの、これも後から外品で揃えた方がかなり安くつく....
ルームランプ一式やヘッドライトのHID化(SグレードはHIDではなくハロゲンです)は後付けでじゅうぶん。
自分には不要な装備がついてるという事で、あれこれ比較しながらSが無難かと。

とりあえずエンジン掛ける時がキモい

今まで乗ってきたのはキーなりツマミ回し、セルモーター回った時に震動があってエンジン掛かった感触があったのが、ボタン押すのみ。
エンジン掛かった感触が無い。

走り出しも「ブーン」ではなく「スー」で、電車の発進のような感じ。
信号待ちなどで突然アイドリングが止まり、バッテリーに切り替わるため、エンジン故障したのかと焦る

15年ほど車に乗り、それを職業とする頻度で使用してきた体感的に
今までとは全く違う車といった感じで、なかなか慣れない。

運転の感覚的には、ブレーキ時に充電を行う仕組みだからか
低速での踏み始めがややキツく効き、中高速での踏み始めがユルい。

極低速でハンドル切った際に、ニュートラル状態に戻ろうとするのがやや強く
少しオーバースピード気味にハンドル切ると、やや重い。

足回りは、独立式でもないこの程度のクラスにあれこれ求めるのは筋違いとは思えど
少しバタつき感があり、もう少し伸びを締めてくれる方が自分には乗りやすいように感じる。

山道の低速コーナーから●50km/h以上でのコーナリングも、しなやかとは言い難く
15インチホイールで饅頭みたいなタイヤのたわみ感が強い。

DSC_0303.jpg



パワーは踏めばそこそこ。
ノーマルモードでも、それほどストレス無くリミッターに当たる。
モード切り替えで、ガソリンとモーターフル稼働のパワーモード、かなりイラつくエコモード、2km程度走れるらしい完全電気自動車モードもあり、用途によって使い分けられる。

全体的には各所少しイジればガラリと乗り味が変わるものを持ちつつ
とりあえず誰にでも可もなく不可もなく乗れるよう造られてるといった感じ。

内装は、価格相応グレード相応といったところで不満はないけど高級感もない。
ただ、センターコンソールが高く、一人乗りの時はコクピット感があってテンション上がるも
運転席から助手席の人の足は触りにくいため、この辺り強く改良要望。

燃費もよく、峠の下りぐらいならそこそこ楽しめ
高速もストレス無い程度には走る。

これまで、車は家族用といった半ば諦め感から、用もないのにフラフラ乗る事など何年もなかったが
R32のスカイラインに乗ってた頃のような、久々に乗って楽しいと感じる車といったところ。
関連記事
 0

COMMENTS

 0

TRACKBACKS

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)