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ホームページを作ろうかと途中まで書きながら放ったらかしになっていて
放ったらかしになってる事すら忘れていたのを思い出しついでにちょっと書こうかと........
つらつらと長いので、おヒマな方以外はスルーして頂くのがよろしいかと思います。

バイクに乗る上で必ずつきまとう「転倒」

乗り物に乗るに当たって、何のトラブルもなく走行できるというのは理想ですが、特にバイクというのは剥き出しの身で乗る乗り物。

私自身、20年近くバイクに乗ってきて、大なり小なり事故やトラブルに遭いました........
たまたま運がよかっただけで、何かが少しズレていればここには存在していなかったことも多々..................
その時、思ったこと、感じたこと、学んだことは少なからず自身の経験になっています。

趣味で命を落としたり、一生背負う後遺症に悩まされたりするのは馬鹿げているとさえ思っています。

が、大型バイク、それも「=速い」と一般的には認識されている
SUZUKI HAYABUSA1300に乗り、「常に法令順守」などと綺麗ごとを言うつもりもありません。
大型バイクのパワーやゆとりが好きなのであって、こだわりないなら自転車にでも乗っています。

飛ばす時には飛ばしますが、自分なりのルールは決めているつもりです。

不運にも、このページに辿り着いてしまった
「これから免許取ってバイクに乗りたい」
「初めて自分のバイクに跨る」
といった方々がいらっしゃれば、自分なりの経験を徒然なるままに綴りますので
戯れ言程度に読み流していただければ幸いです。


意識飛ぶような転倒でない場合、基本的にテンパります
そして、人通りや交通量の多い場所の場合「通常のザクよりも3倍速くこの場から立ち去りたい」という恥ずかしさが芽生えます

(私の経験として....あまりにも派手にコケすぎたのに中途半端に意識があり、野次馬がワラワラと集まってきたときは、恥ずかしすぎて救急車が到着するまで意識無いフリをしました................)


①まずはとにかく落ち着きましょう
テンパッた状態ではなかなか難しいと思いますが、自分のいる場所が安全な場所かどうかを認知することが先決です。

そして............
「体のパーツは全て揃ってるか?」

「両手両足、首、腰は動くか?」

「痛みはどこにあるのか?」


自分の状態を確認するところからです。

(転倒直後は変な分泌物でも出ているのか、骨が剥き出しになっていてもわからないことが多い気がします。
倒れたバイクを起こしに行こうとすると、足が変な向きになって立てなかったり、片手が動かなくてやっと怪我に気付くということがありました。
そんな状態でヒョコヒョコ道路に出れば、二次事故に巻き込まれる可能性が高くなってしまいます。
それと、首や背中を痛めている場合、無理に動かそうとすると頚椎の神経や脊髄をやられる可能性もありますので
体の背面部分や首から上に違和感ある場合は、動かずにいることが後遺症軽減に繋がるかと思います)


どれだけ愛着があろうが、バイクはあくまでも「物」
損傷しても、体が正常ならまた直して乗ることはできます。
起こってしまったことは仕方ないので、まずは自分の身の安全を確保するのが大切だと思います。


②軽傷で体が動かせることがわかればバイクの移動です
街中の場合、通り掛った誰かが起こして道路の端に寄せてくれているものです(特に女性ライダーの場合、我先にと釈迦が垂らした蜘蛛の糸が如く男が手伝ってくれます)
峠などのコーナー立ち上がりのような見通しの悪い場所での転倒時は、所持していれば発炎筒を焚き
無ければ後続車に合図して「この先にバイク転がってます」と知らせることが大切です。
血だらけの格好で急に車の前に飛び出したりすると、驚かれて轢かれるか事故られる可能性もありますので、ゆとりをもった合図を送り、後続車にお願いして、バイク起こして端に寄せるまでの間、コーナー入り口などでハザード焚いてもらうことをお勧めします。

そして、最も大切な「冷静さ」が問われるところですが、転倒した際はほぼどれかにギアが入った状態です。
テンパりすぎているとクラッチ握るのを忘れ「何この重さ?........押し歩きできない...........どこかダメージあるのか?」と焦ってしまいますので
クラッチ切るなりニュートラルに入れるなりしてから動かすことです。
(私がRGV-γで自宅近辺で事故った際、引き上げに来たうちの親はギアのことなど知らず......................
恐らく3速ぐらいに入った状態のまま押し歩きで帰り、腰を痛めた..............)


③バイクのダメージの確認です
とりあえず、いきなりエンジンかけるのはおすすめしません、というかやってはいけないと思っていた方がよいかと。
まず、下図のような大まかにざっと見られるところを確認することが先です


222_20120117175440.jpg


①ミラー
割れやヒビ、ステー部分が曲がっていないか?

②フロントブレーキレバー  
折れや曲がりはないか? フルードが漏れていないか? タッチは正常か?

③フロントフォーク
折れや曲がりはないか? オイルの漏れはないか?

④キャリパー・ディスクローター
割れや曲がりはないか? フルードが漏れていないか? 

⑤燃料タンク
へこみやガタつきはないか? 燃料漏れしていないか?

⑥エンジン
割れやヒビ、亀裂はないか? オイルや冷却水の漏れはないか?

⑦リアブレーキペダル
折れや曲がりはないか? フルードが漏れていないか? タッチは正常か?

⑧マフラー
折れや曲がり、破れはないか? スイングアームやステップ、タイヤ等に接触していないか?

⑨タイヤ・ホイール
パンクしていないか? ホイールに歪みはないか?

⑩ウインカー
割れはないか? 正常に点滅するか?



333.jpg


①クラッチレバー
折れや曲がりはないか? ワイヤーの切れ、フルードの漏れはないか?

②クランクケース
割れやヒビ、亀裂はないか?

③シフトペダル
折れや曲がりはないか?

④ヘッドライト
割れはないか? 正常に点灯するか?

⑤テールランプ
割れはないか? 正常に点灯するか?

⑥スイングアーム
割れや曲がりはないか? 干渉等ないか?


以上、車種により損傷しやすい箇所というのはマチマチですが、個人的には ⑤ ⑨ ④ ⑤ ⑥ あたりの症状が出ている時は
ほぼ自力で動かす云々は通り越し、救急隊員に囲まれ警察官が車体を引き上げてくれる場面になってるかと................

そして前述のエンジンですが、シリンダー内というのは凄まじいクリアランスで造られており
通常走行時のピストンの動きが、転倒の衝撃でどのようにシリンダー内にダメージを与えているかわかりません。
私の隼が、新車で納車半月で一発廃車となった時、エンジンはかかりましたが、トラックのアイドリングのような「バラバラバラバラ」という音でした...................

滑るような転倒の仕方なら問題ないのかもしれませんが、激突のような転倒をした場合は、エンジンかけずにバイク屋に引き上げに来てもらった方が
ダメージの拡大=修理費用加算が防げるかもしれません。


その他のこととして、この「転倒」というアクシデント.........................
本人も大怪我するようなダメージが車体にもあれば、半ば諦めもつくものの
怪我もない軽い転倒でも「さて、どうしたものか....」と黄昏てしまうのが、レバーやペダルの折れや酷い曲がり

基本的にブレーキレバーやクラッチレバーは、力が加わった際には先端部分だけが折れるか曲がる造りになっています。
曲がりに関しては、プラグレンチかそれくらいの太さの硬い物をハンドルグリップとレバーの間に挟み
メガネレンチをレバーに通して、テコの原理を使った力技で強引に元に戻すこともできます。
(あまりにも曲がりが酷い場合は金属疲労で折れてしまうので「曲がったくらい屁でもないわ」的にそのままにしておく方がいいかもしれません)

ペダルに関してもメガネレンチで曲がりを戻す事は可能ですが、ブレーキペダルであれば「リアは使わない」と開き直った方がいいかもしれません。
(低速での旋回やUターン時のような、通常リアブレーキで姿勢制御する場面に注意が必要ですが)

困るのがシフトペダル
根元から折れてしまった場合、どうにもなりません
対処法としては、プライヤー(ペンチ)等で根元を掴み、ギアを3速くらいに入れます。
後は3速固定で走行するだけですが、発進時に普段より半クラを長く使うことになるので、クラッチが焼けやすくなってしまいます。
あくまでも応急処置程度に、早くバイク屋もしくは用品店に向かうのが無難です。

それとクラッチレバー
これも根元から折れるとどうにもなりません。
対処法としては、ギアを3速くらいに入れ、セルの力で発進することくらいです。
セルを回してエンジンかかると同時にアクセル開けて発進し、その後は通常の操作と同じで走行することはできますが...................
最近のバイクのように、クラッチに安全スイッチが組まれているタイプの車体ではセルが回らないので不可です。

そしてKAWASAKI車共通の仕様として
「KAWASAKI車は停止状態でニュートラルに入れやすいように、停止状態ではギアがニュートラルか1速にしか入らない構造」らしく
押しがけの際にも、かなりの労力が必要なようです。

とりあえず思いつくままに挙げてみましたが、真冬の夜中の山間部などには単独で行かない方が無難かと思います。
私がRGV-γに乗ってた頃(携帯など一般人が持つ物ではなく、ようやく数字が表示されるポケベルが出てきたような頃)、夜中に「闇練習だ!」と誰もいないような峠でコケて、極めて自走が難しい状況になった事がありました。
ポケベルなど、こちらからの発信ができないため全く役に立たず.......
クソ寒い夜中の峠道を公衆電話まで数km歩いた時の「赤カブトみたいなクマ出てきたらどうしよう....」というヘタレな心境は今でも忘れられません。

ここまで読んで下さった奇特な方々が、事故なく過ごせる事を祈っております。
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この6年間で7回目の被追突事故.....
若気の至り