帰路~
疲労から、関西に向かうには遠回りとなる中央道は通らずに、東名で帰る事に。
道は仕事柄詳しい三重ブサさんの先導で、東名高速まで引っ張ってもらう段取りで。
「燃料は足柄SAで」という事で出発。
が、
保土ヶ谷バイパス辺りで、前が詰まってるのにベタ煽り.....
その上、ギリギリの間隔で左から追い越しした
3シリーズの古いBMWそんなに速いのか?と追い掛け、恐らくフル加速中であったところを思いっきり追い越して前に出ると、そこからは車間距離を空けてくれた。
が、ここでヒジョーにマズい事が............ BMW追い掛けるのに、三重ブサさんも白ブサさんも追い抜いてしまい、道が不明........「まぁそのうち追い付いてくるでしょう」と進んでいたら、
バイパスを走ってたはずが、なぜか信号ある下道に......... 停まって待ってても来ない......
おかしい..........
何処か分岐あったかな?と考えつつも、ガバ開け3速10000回転で追い越しの中、案内標識など見えてるはずがない.........
「まぁ真っ直ぐ走れば何処か高速に当たるでしょう」と、地名から方角もわからない見知らぬ土地での孤独感から、スマホのナビ機能など完全に忘れてる。
幸い、暫く走ると
横浜町田という見覚えのあるICが。
「きっと待っててくれるはず」と、高速入り口を見つけた安堵感から
な ぜ か 海老名SAに入る......「足柄SAで給油」と言ってたにも関わらず.............
当然、誰もいない................
白ブサさんに着信だけ入れて、また孤独に出発。
暫くすると、白ブサさんから着信。
この時ばかりは、走行中も通話加能なインカム付けていた自分を誉めた。(そうなった原因も自分ですが.........)
「足柄SAに着いてますよ」と。
ちょうど案内標識に
「足柄SAまで30km」カッ飛ばして、何とか合流。
足柄SAで給油し
「じゃあ次は浜名湖SAで」と、それまでに三重ブサさんもかなり慣れてきてはったため
逆に気を遣わせないようそこまでフリーで行く事に。
すぐに見えなくなった白ブサさんに続き、浜名湖を目指す。
途中、工事で渋滞もある中、トンネル出たところで、シルエットだけはセダンとわかる車に、やたらパッシングされる。
トンネル内をいい調子で走ってたため
「ヤバッ!」と思い、走行車線走ってるトラックを盾に
アドレナリンモードに入ろうとすると.........
先程、迷子の発端となったBMWと同型の色違いま た お ま え か な心境
とりあえず抜くよりもペースカーになってもらおうと、一定の間隔とってついていくも、直線で国産車のリミッターが効くぐらいの速度も出ていない。
正直、
他車を押し退けて前に出たのに、なぜ?と思う。
さっさと抜かして進んでいると、ふと疑問が.........
足柄SAから、結構な距離走ってきたはずが、浜名湖という案内標識が出てこない........確か両側に水辺があって大きく右カーブした先やったような。
これを通り過ぎるほど呆けてはいない........はず。
牧之原SA?位置関係がわからない。
そうこうしてるうちに、
三方ヶ原の辺りでグッタリモードの白ブサさんに追い付く。
おかしい........
大体100km目安に休憩場所決めてたはずが、地名すら出てこない。
しかも疲れもピークなのか、そこそこのペースで走っていながら、目に映る景色がゲーム画面見てるようで現実感も集中力もない....暫くして
「浜名湖SAまで26km」の案内標識。
まだそんなにあんの?.....と、更にグッタリ。
到着してのち、足柄SAから180km弱あった事を知る........浜名湖SAでマッタリしていると、三重ブサさんからメールが。
どうやら白黒の車がペースカーで入ってきたようで、ついでにトイレ寄ってると。
そんなに待つ事もなく合流。
この時点で、腕、肩、腰はどうもないが、
股の筋が痛い。
体操して、次の
御在所SAへ出発。
途中、雨が降ったのか路面が濡れてるものの、全くペース変わらない白ブサさん。
伊勢湾岸道に入り、道も広く明るく走りやすい。
三重ブサさんも飛ばしはる。
御在所SAで最後の給油をし、私は三重ブサさん方面から帰ろうと、
東名阪→名阪国道→西名阪→近畿道ルートに。
名神→中国道ルートの白ブサさんとはここで別れる事に。
もう空も白み始めた
近畿道。
早く帰って寝たいと飛ばしていると........
ミラーの景色の遠いところで、白と青が混ざったようなヘッドライトが映る。
メガネかけてなかったため、車なのか二輪なのかミラー自体も震えていて判断つかないが、ほぼフルスロットルに近い状態の隼と、距離がなかなか開かない。
それっぽいの抜いた覚えもないし、合流してくる場所もない。
等と思っていると、
徐々に距離が詰まってくる。
赤いライトは見えないが、何か嫌な感じ.......
自宅まであと少しというところで
アドレナリンモード突入。
ギア落として加速、道幅いっぱい使い左コーナー抜け、直線で見えなくなったものの
更に左コーナーのあとの長い直線終わる頃にコーナーから立ち上がってくるのがミラーで見える。
高速脱出
職業ドライバーをナメんな的、いくつも分岐するくそ狭い住宅地を通り、何事もなく帰宅。
最後の最後で最も疲労。
総走行距離約1200km疲れはしたが、色々あって楽しかったツーリングでした。
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