朝からこんなものをガレージから引っ張り出してみる。
ザ・スチームクリーナーあやしげな時間帯に、頭のネジが揺るんだ陽気さのアメリカ人がやってる通販番組。
「ウソつけ!」と、その世界制覇もできそうな過剰演出の洗浄力が、あやしさを通り越し、もはやコントだと観ていた.........
が、義母が
「これ買ってんけど邪魔で」と、実物持ってきた........
くれるというなら貰っておこうと、以前乗ってた
RF400RVに使ってみた時のこと。
仕組みとしてはラジエーターのようなものかと。
タンク内で沸騰させて、ノズルから蒸気を噴射するような。
このRF、中古で買って決してキレイとは言えない状態。スチームクリーナーに水を入れ、暫し待つ。
説明書など全て英文、当然読むわけもない。.......なかなか沸騰しない。「おかしいな?」とノズルを振ったりしていると、
いきなり蒸気が噴射.......ちょっと火傷する.....
ノズルにスイッチがあるわけでもなく、単なるホースみたいなもので、タンクが空になるまで垂れ流し。
使い勝手が悪すぎんぞコレ........というのが第一印象。
そして、
当時で15年落ちだったRFのフロントフォークから洗ってみる。
が、もう劣化していたのか、汚れどころかフロントフォーク表面の金属がボロボロ剥がれる.......
そしてスチームクリーナーの水もすぐ無くなる.......
その使えなさにイライライライラ..........
水を足そうと給水口のふたを開け、水を入れた瞬間、噴水のように熱湯が吹き出し、また火傷。本体をよく見ると
「冷めてから開けなさい」みたいな事を
英語で書いてある。
「(#`-_ゝ-)......日本語で書かんかい!ゴルァ!」と、コンクリートのブロックに投げつけ、スチームクリーナー死亡。
暫くして、また義母は似たようなスチームクリーナーを買って、また「やっぱり置き場所が....」と、うちに持ってくる。
(プチアルツなんじゃ......)と思いながらも、またもや貰えるものは貰う。
今度は初代のダメさ加減にクレーム出まくったのか、
タンク容量がデカくなり、ノズルにレバーが付き
握ったら噴射という仕様に。
チェーンルブが飛んでドロドロになりがちな、リアの下回りを洗ってやろうかと。
外気温が低く、普段より濃くなる蒸気まみれになりながら洗った結果..........
汚れは殆んど落ちず、電気水道、自分の時間を浪費しただけの見事な結果に.......PC内にいる二次元の彼女達と戯れていればよかったと、虚しくなった一日のはじまりでした.....
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