娘への手紙

先日、娘の学校で「1/2成人式」というものをやったようで
要は10歳という節目に何かすることないか?なイベントのようなもの。

そして困ったことに「当日、子供たちへ手紙を渡すので、子供にはナイショで書いて封をして持たせて下さい」
という、完全強制型の指示が.........

そして数日....バタバタしていて、そんな事は記憶から喪失。
「明日提出やけど、ちゃんと書いたげた?」と、一瞬、ヨメから意味不明のメールが届く勤務中の午前0時........

そういえば書くよう頼まれていたような.......

こういうものを「忘れてました、エヘッ」というのはリアル成人式以降も非難喰らいかねない.......
15分ほどで携帯のメモ帳で書き、「鉛筆書きはお願いします」とメール送信。

以下.............


10年後、キミがどんな女性になっているのか、とても楽しみにしている

キミが私の前に現れてからの、この10年

初めてハイハイができた時
初めて自分で立てた時
初めて歩きだした時
初めて言葉を発した時

一度きりしかないその場面に立ち会えた事は何よりも嬉しく
今でも色褪せる事なく、まるで昨日の事のように思い出す

これまでの10年は、守られ導かれてきた10年
けれど、これからの10年は、キミが自分の目で学び、自分の足で立ち、自分で歩いていく10年
親のように兄弟のように友達のように、その姿を見守る役目でありたいと思います

誰かに決められた人生なんてつまらない

その名に込めたよう、羽ばたいてくれることを願っています


という内容にしたものの「子供相手にもうちょい柔らかく書けんもんかね?」の返信が.....

普段書いてるようなブログとは違い、こういうものこそ練りに練って書くべきもののはずが
結局、いつものように即興で.........

が、当日........

ヨメの字で書かれたその手紙を受け取った娘に説明すると
「エーッ!(; ゚ ロ゚) パパが考えたん!?....読んでウルッときて損した Σ(゚Å゚)」

..........父親とは、こんなもんか.........
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COMMENTS

unknown
2012/03/26 (Mon) 11:04

Re

まぁ、娘には真面目な父親の面はあまり見せられてないので仕方ありません........
けど、今だに風呂も入るしで、よくわからないやつです。

ニャンポコー2等兵
2012/03/25 (Sun) 22:11

凄く父親らしい素晴らしい思いの詰まった手紙ですねぇ〜
私も自分の事に置き換えて、親もこんな風に思ってくれたのかなぁ〜と読み下げていくと…
お嬢様…損したって…
思わず笑ってしまいました
お嬢様、口ではそんな事言ってるけど嬉しかったと思いますよぉ

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