歳と共に失いしもの

先日、mixiを退会。

何というか、こんないい歳したおっさんが、リアルな同級生や知り合いを前に、しょーもない日々の戯れ言を垂れるのは、いかがなものか?といったところ。

しかも、半ば強制的に色んなものを見せられ、まるで愛想笑いのように一言残す事が異様なストレスに。

バ〇アが「お菓子作っちゃいました!」みたいな文字を踊らせ
成功なのか失敗なのか、極めて微妙で判断に困るような画像上げ
それを訝しげに見ながらスルー。
.............してみると「どうやった?」とわざわざ訊いてくる。

「それはペットのエサ?」と素直すぎる感想述べるのも
その場を酷寒の凍嵐にしてしまう事ぐらい、年齢的に成長した私にも理解できる。

なまじリアルに知る間柄というのは、社交辞令が面倒くさい...........

やっぱり私の性格上、SNSに代表される「相互干渉型」の人付き合いというのは億劫。
「あれこれ言うつもりはないから、私は静かに暮らしたい」といったスタンスなため、よっぽど興味惹かれるものでない限り、あまり物事に関心がない。

そんな流れで今ちょっと流行ってるらしい「LINE」というスマホのアプリ。
「やってみ」と教えてもらい登録したものの.............

携帯のアドレス帳を同期させる仕様が何とも.......................

普段から知ってる間柄ならいいが、携帯を機種変する時にアドレス帳をそのままデータ引継ぎ
何年も掛ける事も掛かってくる事もない、もはや音信不通の行方不明な人まで「ともだち」みたいな項目に入ってくる。

「旦那からの暴力と勝手に作ってくる借金で私は鬱病なんです。だから不幸な自分は自己チューでも許されて当然です。何か気を引きたい時は死ぬ死ぬ言います」
みたいなメンヘラおばさんが、散々周りに迷惑かけながら、舌の根も乾かぬうちに「(元旦那と)結婚しました。幸せですアピール」してはり、その必死さも含めて、周りの人間全て「どっちもどこにも相手してもらえないから妥協の妥協なんですね」と、例外無く完全失笑な事に気付きもしない痛々しさがあったり.........

無残にハゲ散らかした定年間際なオッサンが「よろぴく(゚∇^*)」とか言ってたり...................

(あえて「ぴく」という単語を、自虐的に本人のカッパ頭に浮き出てる血管と掛けているとしたら、その心意気は土下座で謝罪すべきレベルではあるが)
何だかなぁ..........

私個人的な感覚で、そういう人らとは上手く付き合えない。
実験動物でも観察するかのように、ナマ温かく見るのは面白くても、直接関わるのがキモいと感じてしまう。

ネット上で外部との接点というのは、一方的に発信できて、その発信に対して興味をもってもらえてコメント残して頂けるような形になるブログだけでいいやと。

年齢を重ねるたびに、面倒くさいものへの耐久性がかつての黄金聖闘士からプラスチック聖闘士にまで堕ちており

mixi、LINEとやめた今、気楽な日常といったところがいい。
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