Webikeで記事的には新しくないものの、初めて知って驚いたニュース。
以下、引用~
スズキがついに中国市場向けに大型2輪車を投入する。
今回投入するのは、同社フラッグシップモデルの「GSX1300Rハヤブサ」と、クルーザータイプの「ブルバードM109R」の2機種で7月1日から販売開始。
日本から完成車で輸出し、現地合弁会社などを通じて、北京と上海の計3店舗で販売を行う。
中国におけるバイク需要は、今までは実用車や日常の足としての小排気量モデルが中心だったが、近年の経済発展による中間層や富裕層の増加に伴い、バイクも趣味やレジャーとしての需要が高まってきている。これらのニーズに対応して欧米市場で販売実績のある大型バイクを投入することで、中国市場の開拓を目指している。
スズキでは今春、中国向けフラッグシップモデルとして、「GW250」を発表したばかりだが、今回、店舗限定とは言え、本物のフラッグシップを投入してきたことになる。
年間販売総数2000万台とも言われる中国の2輪市場は、日本や欧米で販売不振が続く2輪業界にとって、まさに最後に残された巨大マーケットである。それこそ、世界中の2輪メーカーがその需要を期待していると言っていいだろう。
ただ、これまでは中国の政治体制や規制によって、大型スポーツバイクの普及が一気に進まない状況があった。特に上海や北京などの都市部では、環境対策や渋滞緩和を目的にナンバープレートの新規発行が制限されていることもあり、それが中国での電動バイクの爆発的な普及につながった経緯がある。
昨年中国を取材したことがあったが、実際に上海やその近郊の都市で見かけるのは電動バイクばかりで、郊外では125ccや250ccの実用車が比較的多かった。ただ、ごく稀にだが、国産リッタースポーツやBMW、ドゥカティなども走ってはいる。
現地で聞くと、そういったバイクに乗れるのは“特権階級的な人々”という話を聞いたことがある。ちなみに現地価格はハヤブサが300万円、ブルバードが312万円ということで、高級車並みのプライスが付けられているが、価格を見ても現状では庶民の手が届くものではないだろう。スズキとしては実売よりも「まずはブランドイメージの向上が狙い」ということらしい。
先日、カワサキも2013年をめどに中国の二輪大手ロンシンと販売合弁会社を設立すると発表するなど、国産メーカーの中国進出の動きが加速している。ただ、これまでも、国産メーカーがスポーツバイクで中国進出を狙ったことがあったが、成功に至った例はない。また当然、交通事故増加の懸念もある。高性能モデルを安全に操るための安全運転教育も同時に行っていく必要もあるだろう。
今後は中国でも、趣味やレジャーとしてのスポーツバイクへの需要は高まっていることは間違いないだろうが、この機を捉えるためには、法規制を含めた中国側の動きがどうなるかにかかっている部分も大きいだろう。
Webikeニュース編集長/ケニー佐川
以下、個人的感想~
SUZUKIが隼を中国で販売開始というのは、とても嬉しい。
そこで売り上げて開発資金を潤沢にし、ZX-14Rを遥かに凌駕する「GSX2600GT-R ニトロターボHAYABUSA改ロプロス」みたいな、ネーミングだけで勃起してしまいそうな新型を出してくれる事を切望。
ただ、中国の道路事情というのはどうなのか..........
手抜き工事なのか何なのか知らないが、ちょっと雨降っただけで道路崩れて、バスが1000m滑落やらのニュースも見たような..........
正直、この手のバイクに乗る人で、完全法令順守してる人などいたら教えてほしいぐらい。
飛ばすにあたって、日本やヨーロッパ、アメリカ等のハイウェイのように、キッチリ整備されていればいいけど、中国のそういった事情はイマイチよくわからない..........
とんでもない死亡事故のニュースが流れない事を祈りたいばかり..........
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