中国四国淡路島・大環状トラブル隼ツーリング
高知県の天狗高原という話になっていたものの、前日からの天気予報はビミョー。
日頃、「吸え」と言われれば泣く泣く吸い、「イジれ」と言われれば指が吊るほどのご奉仕活動に身を粉にしているのに、おかしい..........
結局、白ブサNATIVEさんと「その場のノリで決めましょう」という、ユルくアバウトな段取りに。
待ち合わせ場所の西宮名塩SA。
毎度、時間に追われて事故ったりしないよう、待ち合わせ時間は「〇時」とはせず「大体〇時頃」
今回は06:30~07:00としていたが、遠足前日の子供のように、なかなか寝付けないくせに04:00起床。
ちゃっちゃと用意して05:30出発。
06:00前には西宮名塩SA到着。
こういうところは、おのぼりさんだと自覚している。
が、今回、白ブサNATIVEさんのmixi繋がりで、大阪の南の方より参加される方は既に到着済み..........
元々はオフロードのレースをされていたらしく、モタードがメインながらアメリカンからSSまで、色んなバイクに乗られてきたとの事。
今回はレンタルバイクで前モデルの隼を借りてきたと。
(24時間2万円、+5000円で免責5万円の車輌保険もつけられるとか)
初対面ながら、あーだこーだと特に違和感無く打ち解けながら話す事暫く。
毎度の赤ブサさん到着。
赤ブサさんは、海よりも深く山よりも大きな神の一声により、どうしても淡路島でやってるバーベキューに参加せざるをえなくなり、途中まで一緒に走るという事に。
そして三重組。
待てども来ない...........
携帯も繋がらず................
西宮名塩SAから先にある竜野西SAで待つ白ブサNATIVEさんへ連絡し、竜野西SAで合流して待とうと。
30分ちょいで竜野西SA到着。
白ブサNATIVEさんと、これもmixi繋がりらしく、私は初対面な11'白ブサさんが。
私の携帯見ると、伊賀ブサさんから「私的なトラブルで行けそうにありません」とメールが........
文面から、深刻な状況がひしひしと伝わるため、特に詮索もせず、了解と。
とりあえず隼5台で何処行こう?かと。


候補はいくつかあったものの、赤ブサさんが瀬戸大橋→高松自動車道→淡路島というルートで向かうとの事で、同じように行って、淡路島で何か食べようかという事に。
「じゃあ、瀬戸大橋手前の鴻ノ池SAで給油と休憩という事で」
と、既にマスツーという概念が頭から消え失せてる白ブサNATIVEさん............
出発。
白ブサNATIVEさんに続き私が並ぶも、ここでまた伊豆ツーリングでの新東名での出来事が甦る..........
殆んどフルスロットルで追い掛けてるにも関わらず、ミラー見ると、11'白ブサさんがアッパーカウルから上しか見えないほど接近..........
「定年までもう少し」と言ってはった、落ち着きのある年輩の風格を醸し出していながら、走りだすとコレ...................
通常、高速道路でこの加速、この速度の中、すぐ後ろに何かがいる事に違和感ありあり.............
「自分には、これ以上は危ない」
と、脳内危険信号が出たため、道を譲る。
「隼も高回転もたつくな~」と言ってはったのがよくわかるほど、後でとんでもない事になるほどの飛ばし方..........
鴻ノ池SA到着。

が、ここ、SAとは名ばかりでガソリンスタンドが無い..........

私と家が近い赤ブサさんは、燃料計の赤いゾーンに差し掛かっている。
次に給油できそうなのは、津田の松原SA。
結構距離があるも、Cモード6速キープで走れば、そこから100kmは走れるのは静岡ツーリングの時に知った事。
まぁ、ゆっくり行こうと話していると「無い!無い!」と11'白ブサさん。
リュックサック背負って爆走した際、風圧でチャックが開き、財布やら保険証やら身分証やら、全部何処かへ飛んでしまったらしい..........
「急に引っ張られる感じがあった.......」と、恐らくチャックが開いて、パラシュート状態になったのであろう事は想像に易い。
途中、前を走る赤ブサさんが変な動きをしたから「!?」と思ったら、落下物を避けたようで、避けた風圧で長方形の黒っぽいものがこっちへ飛んできて、慌てて避けた覚えが..........
それだったのだろうか...............
道路公団に電話したりで待機。
連絡が無いため、とりあえず出発する事に。
走りだして暫くすると、燃料警告灯が点灯。
マスツー状態の低燃費走行で斜め前を走る赤ブサさんも点灯。
津田の松原SAで給油だけして淡路島まで渡る事に。
それまでチンタラ走っていたストレスからか、皆カッ飛ばす。
淡路島南PA到着。
何げに自分のバイクのタイヤを見ると。
幅2cm縦10cmぐらいの長方形状にタイヤのゴムが剥離して、ワイヤーが丸見え..........
「最近、真ん中減って、2、3ヵ月もつかな?」とは思っていたが、すり減ってワイヤー見えるのではなく、剥離って...........
「これまでタンデムで乗せた人らからタイヤ代を徴収したんねん」
と、悪意溢れる妄想は置いといて、まだ自宅まで120kmぐらいある。
「バースト→転倒→トラックにプチっと」という黄金のコンボばかりが頭に浮かぶ..........
淡路島でウロウロしても寿命削るだけの私は、ここで離脱。
さて、ここからがコワい............
車やバイクというのは、何をどうイジろうが、最終的に地面と接地してるのはタイヤ。
そこへいつバーストするかわからない爆弾抱えるのは「多分、それぐらいの距離ならゆっくり走ればもつだろう」とは思えど不安すぎ。
法定速度遵守、加えて「アイツ、アホちゃうか?」と思われないよう、周りに車がいなくなると、直線にも関わらず、無理矢理リーンアウトの姿勢でタイヤのセンター温存。
高速を降り、下道で信号待ちをしていると、バイクに乗った人が怪訝な表情で私のバイクのリアタイヤを見てるのが、ミラー越しにわかる............
もう、何というか...........
四つん這いでケツの穴見られてるかのような恥ずかしさ..........
(正直、バックの体位ほど恥辱な事はないと思っている。それを平然どころか、尻振って見せつける女という生き物を不可解にさえ思うほど)
というのはいいとして、無事に帰宅。

タイヤ代貯めるまで、暫くバイクは夏眠に入ってもらおう.............
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