今日は暇人同士の思いつきで、美山殺伐広場(美山ふれあい広場)へ。
付き添い人は、その絡みの頻度から
「あんた、女相手の浮気に、私ゃ文句言うたりせえへんけど、男相手は勘弁してや」
と、うちの奥さんから、掘って掘られて関係だと思われている赤ブサさん。
たまたま知り合い
「どの辺に住んではるんですか?」
「○○中学ですか?」
「何歳ですか?」
「あっ!僕2コ下で隣の中学だったんです」
「○○君とか知ってます?」
といった具合に、私の先輩や後輩に当たる人物らを知っていたりで、何だかんだ絡む機会も多くなったといったところ。
そしてツーリング。
基本的に、隔日勤務で睡眠時間さえ削れば自分の時間は多い私と、繁忙期に一気に稼ぐタイプな仕事ゆえ、ヒマな時は思いっきりヒマといった赤ブサさんなため、割と平日でもウロウロする事がある。
そのウワサの真偽のほどを確かめたく、また、たまには下道山道クネクネなツーリングも行ってみたくて、美山殺伐広場をチョイス。
ルートは赤ブサさん任せの、国道423号線→国道9号線→国道477号線→国道162号線といった感じで。
AM:05:00
天気予報が微妙だったため、当日朝の様子で行くかどうか決めようとしていたが、自宅を出ると雨がパラパラ.......
赤ブサさんに電話すると、私の家より北にある赤ブサ邸は降っていないと。
まぁ、ダイジョーブでしょうと決行。
お互い二度寝する事なく、待ち合わせのコンビニで合流。
大阪府池田市から国道423号線で妙見山方面に向かい国道9号線まで出る。
この辺りは高校生の頃から
「ワインディング楽しむならココ」
「ドリフト練習するならココ」
「ホンキの不幸が訪れるレベルの心霊スポット巡りがしたいならココ」
といった感じで行く機会は多く、走り慣れた道。
そして9号線から国道477号線へ。
「初めて走る時、300番台以上の「国道」という響きは決して信用してはならない」
これは山間地域に行く時に気をつけなければいけない事。
国道477号線
入るといきなりセンターライン無し、車でのすれ違いができる箇所は僅かといった感じの道幅。
注意の看板なども無く、よく知らずに入ると一方通行なんだと勘違いしてしまいそうな道。
狭く鬱蒼とした道の途中の分岐点で少しスペースがあったため撮影
もし........
「オイ!ちょっと待て!その木の間から見ているやつはナニ?...((((;゜Д゜)))」
といったモノが写っていたら、どうかそっとしておいて下さい.........
以前、彼女から「ツーリング行ったらあかん!」と言われ、腹いせにソロツーで美山殺伐広場方面に行ったらUターンゴケしたため、青からこの色に全塗装
「お前のせいでこんな事に!」と、やや理不尽な喧嘩になったとかなってないとか..........
引き続き、岩石や木が落ちてたり、ブラインドコーナーのライン上だけ水溜りになっていたりといった、罰ゲームのような国道477号線を走り、国道162号線へ。
入るとすぐ、原付スクーター3台、125ccが1台といったグループが走っていたが、まるで視界に入ってないかのように抜き去る赤ブサさん。
一応「追い越してゴメンね」と左手上げて前に出る、紳士な私。
(注:この、バイクや車を追い越した際に、「すんません」的に左手上げる挨拶は、速度を考えて行う方がいい。
以前、高速道路をハーレー軍団が長い隊列でマッタリ走っていたため、先頭走る白ブサさんがフル加速で30台ほどを追い越し、一番ケツ走ってた私も続くが、「私で最後です。すんません」の意味で左手上げると、風圧で半身になって転倒しかけた事が...........)
162号線に入ってからはセンターラインもあって道幅にもゆとりがあり、飛ばす赤ブサさん。
そんなこんなで美山殺伐広場(美山ふれあい広場)到着
平日の早い時間だったためか、殺伐どころかポツーン状態.........
個人的には、大豪院邪鬼みたいな主がいて「新参者よ、名を聞こうか」みたいな雰囲気かと思っていたが、そこに在るのは夜中見たらバイオハザードと見間違えてチビりそうなカカシ達......
そして、謎の化学実験及び人体実験でもしてそうな、昭和レトロの雰囲気を醸し出す建物
ウダウダしていると、先ほど抜いた原付の人らが到着。
ヘルメット取ると、皆、高校生になったばかりで初めての夏休みツーリングといった感じ。
その楽しさはよくわかる。
私が初めて原付免許を取った時「こんな便利な乗り物があれば、日本のどこでも行ける!」と思ったもの。
それも今となっては薄汚れてしまったオッサン2人............
あまりにも眩しすぎる光景だった..........
暫くすると、前後に車載カメラ設置した隼やZX-12Rなどがパラパラやってきたが、特に会話する事もなく次の目的地、日吉ダムに向けて出発。
北側が道の駅のようになっていて、温泉施設のようなものもあったが、海よりも深い事情で公衆浴場には入りにくい我々は駐車場でマッタリと
この季節だからか、道中もここでもスズメバチに襲撃される事が多く、その度に無邪気に逃げ惑うオッサン2人の姿は、さぞかし不気味であっただろう...........
水門の反対側へ。
水は澄んだ緑色で、綺麗なのか汚れているのかよくわからない.......
水門
こういった巨大建造物を見るとテンションが上がると共に「あのコンクリも、フリーザなら一撃で粉々やろな......」といった無意味な推測が頭をよぎる..........
天気も良くなってきたが、こうなると暑い.........
真夏のツーリングは、湿度が低い曇天模様がベストだと思う
チリチリ暑いため、インナーキャップを目だし帽タイプに換えて帰路へ
ここからの帰路、結局はダムを囲むように走るだけで、また477号線に合流していくが、こちらからの方が走りやすい。
「ヒザ出せば擦れる」ぐらいにまで倒し込んでカッ飛ぶ赤ブサさん。
途中の下りの右コーナー、左側が何かの入り口になっているのか一部分だけ幅が広くなったところで、赤ブサさんオーバーラン.........
フルブレーキから車体よじらせ立て直す赤ブサさん。
とりあえず、またライン上に戻ってくるであろう赤ブサ号に突っ込まないよう、外へ回避し、内々で追突という最悪な結果にならずで一安心。
そんな事もありながら、無事地元に到着。
グルメツーリングにはあまり興味がないため、メシは回転寿司チェーン店で。
総走行距離、約220km。
新品タイヤも、端1cm弱まで慣らす事もできたが、とにかく股が痛い..........
オフ車乗りは三角木馬好きなマゾだと思っていたが、久しぶりに下道だけを乗ると、隼も大概ではないか.......
とりあえず「コケて廃車になったため、このブログは閉鎖とさせて頂きます」のお知らせにならなくてよかったと。