とりあえず、集合場所に音信不通のまま現れない人がいなければ、ほぼそれで成功と言える。
ツーリング当日。
待ち合わせ場所で初顔合わせ。
ここでの注意点として...........
「待っていたぞケンシロウ」のように腕組みし、やってきた参加者の方々のタイヤを眺め、どれほど端まで使えているか?を確認し
「フッ」と鼻で笑ったりすると感じ悪い。
前述VFR800さんのように、通路のド真ん中にバイク停め、器用にもシートの上で釈迦の寝そべりポーズで待つのも、ある意味ただ者ではないオーラを放てるが、これも感じ悪い。
単気筒やアメリカン系のバイク乗ってる女性ライダーに
「振動でマ〇汁垂れたりせえへんの?」等の質問も避けた方が無難。
(親しい間柄の女性であっても、「女ってチャリ乗っててサドルがマ〇コに当たって気持ちええの?」と真顔で訊くと、「その想像力がキモい」と言われます)フツーに「〇〇です、よろしく」程度が、相手に不快感与えないと思う。
そしていざ出発。
という事で走行方法。
【市街地】まず、右左折や車が列へ割る事、車線変更等で、列が分断された時にどうするか?を先に決めておく。
「右折か左折、分岐点の手前で待つから、前車を見つけるまではとにかく直進」といったのが一番スムーズだった。
そして、二輪は同一車線内で並走するのは違反なため、必然的にジクザグに列を組む。
順番は先に述べた通り。
恐らく先頭は、後続全体をミラーで見渡せるよう車線内の真ん中から少し左寄りぐらいを走るかと。
後は2番目は右、3番目は左といった感じになる。
この時、前車との車間距離と位置は道路事情にもよるが、斜め前のバイクのミラーに自分が映るぐらいがいいかと。
というのも、ミラーの死角に入られるというのは、カーブ等で追突されるんじゃないか?と、神経使って疲れ、リズムが狂って事故に繋がりかねない。
そして
「右左折伴う信号の見切り」右左折時は、列が分断されないように、極力車間距離を詰める事になる。
左折時、歩車分離信号ではない場合、歩行者用信号が点滅し出したら、先頭は手前から減速して車輌用信号が黄色→赤になるのに合わせるか、突っ切るかの判断が必要。
(場所によっては、歩行者用信号が赤になっても、車輌用信号がなかなか黄色にならない所もある.....)道路交通法的には知らないが、左折時は1列になって左寄せして曲がるなんてした事はなく、ジグザグの列のまま左折している。
右折時、矢印信号がある場合でも交差点内で待つ場合でも、基本的に2台横並びで待ち、曲がり切ったところから、またジグザグの列になるような感じ。
ここでちょっとコワいのが、不慣れな人は緊張感からか
「クラッチ繋ぎミス→エンスト(最悪、立ちゴケ)」というのが起こる時がある。
後続は追突しないよう回避できるゆとりを持っていた方がいいかと。
次に
「渋滞」渋滞時にすり抜けするかしないか?は、基本的に「しない方が無難」
物理的に車種混在では、車幅やハンドル幅が違うため、自車はスルーできても他ができない事もある。
何より、不慣れな人に余計な神経使わせる事になり、焦りから接触事故になりかねない。
とにかく、列が分断された時に慌てないようにすればいいと思う。
【峠道】市街地と違い、ジグザグの列ではなく、1列になって走る方が安全。
技量や車体性能が違うと、どうしてもカーブでのライン取りが変わったり、膨らむ可能性があるため。
どこかのマスツーで、カーブで膨らんで横と激突、死亡事故というのも聞いた.........
「こりゃ、ついていけねぇ」と思ったら、手で合図するなりして、後続車を前に行かせる事が大切。
ブラインドになっている箇所などは、出来る限り数台前のバイクの挙動を見て、その先がどうなっているのか予測を立てておくのが無難。
(昔、車で峠カッ飛ばしている時、ブラインドコーナー立ち上がりに、落石でデカい岩が落ちてたり、デカい鹿の死体が転がってたりで、事故るかと思った事がある.........)【高速道路】 これは市街地走行と同じで、ジグザグの列になる。
が、速度が上がる分、車間距離は長く取る必要があるが、ここでよくあるのが.........
SAやPAの入り口、高速道路出口や分岐点付近で、車が車線変更をしてくる。
ツーリングするのは大概が休日。
休日というのはサンデードライバーというのか、普段は車の運転をしない人も、出掛けるにあたり高速道路に上がってくる。
当然、SAやPA、出口などに詳しいはずもなく、「急」のつく操作をしがち。
列が長く伸びたところに、早く車線変更したい車が強引に割って入る事が多いが、こればかりは仕方ない。
ブチギレて、ドアに蹴り入れたりしない穏やかな心が大切。
そして、高速道路につきものの
「料金所」ETCが付いてない場合や、有料道路などの現金払いオンリーの所では、先頭がまとめて払うとスムーズ。
(但し、これはちゃんと先頭に付いて列ができている時。
昔、うちの奥さんと車乗っていて後続に義弟夫婦というパターンで出掛けた際、料金所でカッコつけて「後ろの分もこれで」とカードで精算していると、隣のブースから義弟の車が出ていった事が..........
スモーク濃すぎて後ろがよく見えないまま、見ず知らずのおっさんの通行料まで支払ってしまい、うちの奥さんには「ダサすぎ....」と、10年以上経った今でも言われるハメに......後続車の確認は大事です)個別で払うならカードが便利で、現金しか持ち合わせていないなら、全てお札で払ってしまった方がスムーズ。
グローブしたまま小銭まさぐり、ぶちまけ、それを拾い集めているところを後続車からクラクション鳴らされては、あまりにも寒い.......
と、これまでグダグダとテキトーな事ばかり垂れてきましたが
色んな人が混ざって走るマスツーは、何かと色んな事が起こります。
それでも、「またご一緒したい」と自分が感じれば、参加してよかった。
言いだしっぺにとっても
「俺様の計画のおかげだな」と、背骨ヘシ折れるほどふんぞり返ってもいい事だと。
そして..................
よく知る人達とのマスツーというのは................
ハッキリ言って、これまで書いたものは発進2秒で消え失せてしまいます。基本的に「自己責任」が前提であり、追尾されたらその場で解散、後は本人のウデ次第。
分岐がややこしい場所など以外はオールフリー。
アミダかましてすり抜けしようがしまいが、それは個人の勝手。
「じゃあ、100km先の〇〇SAで休憩という事で」.....途中で疲れたらマッタリ走ったり、スポーツカーとバトルする人はしたりで、自由気ままな個々が、ただ目的地を同じくしているといった感じです。
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