先日は会社の慰安旅行で愛知県の西浦温泉というところへ。
基本的に個人主義な業界に加え、ハンドルでメシ食うというのは生来我が儘な人間が選ぶ仕事柄、仲の良い悪いはガチガチ。
気の合う同僚らと積立てして行こかといったところ。
参加20人。
その殆んどが60歳以上という事で「近場を貸切りバスでマッタリ温泉」といった旅行。
まず最初に寄ったのが、徳川家歴代将軍の位牌が安置されているという
愛知県岡崎市にある「大樹寺」
位牌の大きさは、歴代将軍が亡くなった時の身長と同じ大きさと言われている。
が、位牌のある展示室の入場料が400円という事から、徳川家にはあまり興味の無い私はパス。
次に向かったのが、お吸い物は豚汁以外好きではない私には、とある人に「お土産よろしく!」と言われてその名前を初めて知った「八丁味噌」の工場。
名前の由来は、岡崎城から八丁離れた場所に工場があるかららしく、どうやら高級赤味噌らしい..........
味噌に興味が無いため、写真なし。
ここでは「1すくい800円」で掴み取りのようなものがあり、足りてなくても1.5kgは保証してくれる。
後になって「腰が痛い...」だの「腕が痛い...」だの言うハメになる、欲の皮の突っ張ったおっちゃんらは、デカいしゃもじで懸命にすくってはったが
1袋にそんな大量に入れても保存が大変だろうと、私は500gが2パック入った箱入りを購入。
そんなこんなで旅館到着。
横文字使うと、三河湾に面したオーシャンビューというか、オーシャンフロントな旅館「銀波荘」
着いてすぐ客室から撮った眺望。
(流れが前後するが、年寄りは朝が早いというか、皆4:00に起きだしたため、仕方なく散歩ついでにホテルの外観を)
到着後、温泉。
海を見渡せる露天風呂というのは気持ちいい。
(当然ながら、カメラ持っておっさんの裸体好きなホモと思われても困るため、写真なし)
とりあえず温泉というのは気を遣う.........
気の合う同僚は知っているからいいけれど、デカデカしたものではないとはいえ
上腕に彫り物があるため、他のお客さんに見えないようにするのが面倒くさい...........
特に問題無く入浴。
年寄りが好みそうな魚メインのコース料理を食べ、ウダウダしながら過ごす。
「ちゃんと面倒みたってや」と、半強制的に酒癖悪い人らと同室にされたものの、朝から飲みっぱなしな面々ゆえ
部屋に戻ると即就寝してくれる。
が、翌朝、まだ暗いうちから皆起きだすため、ウトウトもできない........
起きたついでに散歩でもしてみる。
シャッターレリーズはカメラのケースに入れているが、三脚など持って行ってないため、星が綺麗だったものの上手く撮れず........
明るくなり、浜辺までいくと、前日の台風17号の影響なのか、流木やらがあちこち散乱。
「この海の果てには、闘いの修羅しか生まぬ国がある.......」
と、シブくカッコつけながら、裏では電光石火、雷神の如き早業でミュウに種付けをしたファルコな気分。
まぁ、そんな事よりも、私のようなおっさんが、一人海辺で佇む姿は、カッコいいといった正のベクトルではなく
「入水自殺するんじゃね?」的、負の印象しか与えていなであろう...........
そんなこんなで宿をあとに。
帰りに寄ったのが「えびせんの里」という、試食だけで腹一杯になる工場直売店。
色んな種類のえびせんを食べ、無料コーヒーなどもあり、かなりの賑わい。
そして「ガン封じ寺」
が、参加メンバーらは「65歳までにガン発見されたら保険で300万入るから、封じられたら困る」といったような人らが多い..........
坊主の話を聞き、洞窟のようなところを回り、寺をあとに。
またバスに揺られて大阪へ。
今回の慰安旅行は、私は2回目の参加。
前回は、私は最年少の新人という楽チンな立場であったが、今は職位は皆より上の最年少という面倒くさい立場........
私より後に入社した人間も数人来ていたが、これまたその人らの子供の方が私と年齢近いような.......
まぁ、楽しい旅行になったからよかったかなと。