搭乗者傷害保険で知ったこと

前回.....というか昨日、閉鎖を述べたにも関わらず............
この死に損ないのブログを読んで頂いてる方が意外に多いため
舌の根も乾かないうちに、結局、更新している次第にございます。

今後とも、不定期気まぐれでタラタラ書いていこうと思いますので、改めてよろしくお願い致します。

とりあえずバイクの方は、じっくり見てみるとフロントフォークとスイングアーム、フロントホイールにもガッツリ打撃痕があり、フロントフォークはオイル滲みも........
例え修理したとしても、フルパワーで最高速など信用して出せるものではないため、事故車買い取り業者に引き渡し。

クランクケース割れてオイル漏れしたからか、スクリーン砕けるほど横転したからか、メーターも「CHECK」の表示しかせず走行距離が不明。

少し話は逸れて、今回の事故で初めて知った事が1つあるので参考までに。

コケれば怪我をするのが2輪。
大方の人は任意保険に入ってるとは思いますが、そこにある「搭乗者傷害」という項目。

これは乗ってる人間が運転中に怪我すれば支払われるもので、等級には影響しない、いわば見舞金みたいなもの。
私が加入しているものは打撲なら5万、骨折なら35万といった感じで、怪我の度合いによって金額が決まっているタイプ。

通勤災害でもなく被害者でもない単独事故......
バイク保険とは別に、いくつか傷害保険には入っているものの、それが支払われるのは完治した後......
診断書通りいくと、3ヵ月近く無給確定はかなりイタいため、まず搭乗者傷害を申請するため保険会社に連絡。

すると「警察へ事故届けはお済みでしょうか?」

「?????」

道路は抉ってしまったが、相手もいない単独事故。
警察など呼んでいない。

そして「搭乗者傷害を使われる場合、人身事故の届けが必要なんです」と。

事故から4日経って警察へ問い合わせてみる。

私も仕事上、運行管理者の立場であり、一次対応者として事故現場では責任者として処置をする。
(これは説教食らうだろうな......)と思いながら事情を説明。

....やはり「単独でも事故なら届けてもらわないと」

そして次の言葉に驚いた。
「ちょっとおかしいと思われるかもしれませんけど」と前置きして

「単独でコケて怪我した場合、法律的に加害者と被害者が同一人物という事になります。
骨折されてるんでしたら、道路交通法的には免停処分で罰金となります」


要は、自分で自分を傷つけたから障害罪ですよみたいなもの。
厳密に言えば「轢き逃げ」と同じ。
思わず「んなアホな」と言葉が出てしまった。

「それが法律なんで仕方ないんですが、一度保険会社さんに物損で処理できるか確認した方がいいですよ」と。

保険会社に連絡すると「一応、原則なので理由書添付してもらえば処理できますよ」と。

後々考えると、転倒で周りの物を何も壊さない単独事故の場合
警察に事故届けしておかないと、第三者的立場で、怪我がその転倒によるものという証拠が何も無い。

そりゃ事故届けするのは当たり前だわと。

そして警察から
「事故届けに必要なのは、本人さんとバイクです」

これがまた困った...........

バイクはセルすら回らないズタボロ状態で、レッカーで自宅に運んでしまっている。

知り合いづてで軽トラぐらいは何とかなりそうだったが、オイルで汚すのも申し訳ない。

そして事故車買い取り業者に、警察に一度運んでほしいというのを前提に引き渡す事に。
しめて21万円。

何とか当面の生活費は補えそうで一安心。
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