バイクを降りて暫く。
今でも、車種限らず
「これからバイク買おうという人」や
「現在乗ってる人」からのアクセスがあるのは、とてもありがたく。
これまでを読んで頂いた中でもわかるように、基本的に
「カエルのションベンよりゲス」な人間性なため、良い人ぶろうとも思いませんが
何かの縁あってここを見て頂いた方々に対しては、事故で死んでほしくないなというのがホンネです。
そんな事から、怪我三昧な現在に至るまでの経験を踏まえ、
プロテクション物の選び方を垂れてみようと。
あくまで
公道での
「黄金聖衣でも装着しとかな何着けてようが即死だろうが」というものは除いた転倒についてであり、
サーキットでの転倒についてではありません。
今回初体験だったのが、
スライダー付きのグローブ。
装着してたのは手首に近い手の平のところにスライダーが付いたタイプ。
これ、意外と手の平にダメージ食らう結果に..........ハイサイド状態で発射された後、体勢的には顔面から路面に着地する形になっていたところを何とか体ひねって右肩から着地。
私が聖闘士であれば、
ギャラクシアンエクスプロージョン食らって
30mほど顔面でコンクリートえぐりながらながら
「燃え上がれ俺の小宇宙よ!」と毎度おなじみパターンで何事も無かったかのように立ち上がるところながら、現実はそうもいかず........
上腕骨頚部(骨の先端の丸くなってるところ)がスイカ割りのように真っ二つになってるところから考えると、顔面から着地してたら
エクソシストになってたとは思うが........
そしてその後は手はどんな風になったのかわからないが、グローブのスライダー部分の内側の手の平が、
通常自分比1.5倍ぐらいに打撲傷で腫れ上がり、手首の関節も損傷..........
結果論でしかなく、プラスチック製のスライダーが無ければ手の平も骨折してたかもしれないが、このプラスチック製という素材、耐摩擦にはいいかもしれないが、衝撃に対しては、その内側にしっかりした緩衝材が入っていないと、数㎝四方のプラスチックの塊に手をついたのと同じ。
どうせ一度盛大にコケればお役御免のグローブ。
咄嗟の時は無意識に手をつく事考えると、手の平部分はスライダーよりもレザーで補強されたものや衝撃緩衝ゲルのような素材の方がいいように思う。
と同時に思い出したのが、
ヒジのプロテクター。
今回、娘が緊急手術となったため私も慌てていた事もあり、パジャマにフツーのジャンパーみたいな格好で家を飛び出したため、グローブとブーツ以外はほぼ生身。
結果、右ヒジのちょい手の平寄り辺りは皮膚ができるまで1ヵ月以上かかる抉れ具合、左ヒザも直径4㎝ほどに削げる挫滅傷。
人間、手抜きした時に限って何かあるものである.........
やっぱり、ちょっと乗るにせよ何かしら装備は必要だなと、痛い目遭って馬鹿さ加減に気付いた次第......
少し話を戻して、
プロテクター。
最近のものはジャケットに予め装着されているものが多いが、
サイズ選びが重要かと。
というのも、前回飛んだ時はプロテクター付きSIMPSONのジャケットを着てたものの、腕の部分にややゆとりがあったのと裏地が薄い事が重なり、ヒジを撃ち付けた時、ちょうどプロテクターの先端が刃物のようにとでもいうか、プロテクター自体でヒジを「かんな掛け」したようにスパッと..........
ジャケットの内側に差し込むタイプより、こっち系のインナープロテクターにフツーのレザージャケットの方が予想外の怪我をしないで済む気がする。
特に、プロテクター入りのジャケットは、乗ってる時はいいが、バイクから降りた時にアメフト選手のようなシルエットになるのが微妙と思うが、インナープロテクターなら降りて脱いで置いておけば
それほど街中の通行人からも浮いた存在にならないように思う。
よほどオッサンの脂汁染み込んだものが好きという変態でもない限り、パクりもしないだろうと........
そんな次第にございます。
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