前に書いた娘の小学校でのイジメに関するその後。
娘は、馬鹿なのかヘタれない強靭な精神力があるのかわからないが、翌日からもフツーに登校し、フツーに学校生活を送っている様子。
学校側は引き続き色んな生徒から聞き取りをしているらしいが
相手のコが娘に謝って以来、クラスのコらにも混ざってフツーに遊んでるようで、気にかけてクラス全体の様子を見てくれてる担任の先生も拍子抜けしてるとか。
私が小学校の頃のクラスの女の子というのは..........
カースト制度のようなグループ分けがあり、その中でも下剋上的な制度もあった。
下に見てたグループのコが上のグループのコにブチギレたりして個人の力を示せば、上のグループ所属のコが最下層グループに転落.......
が、それまで下っ端扱いされていた最下層グループからもイジメられ、居場所がなくなるような感じ。
何というか、女というのは、同じグループで仲良くしてても助ける事もなく
突然の手の平返しをするコワい生き物と、その頃思っていた。
娘を見ていると、特定グループに属さず男女関わらず学年関係なく付き合うタイプといったところで、良くも悪くも平和主義。
娘もそのコも公立中学に進学するなら私の後輩となるため
娘には
「中学入ってもそいつと何かあったら、パパが先輩として、そいつに毎朝、裸でお馬さんになって送り迎えさせたげるわ」と言っても
「もう仲直りしてんから、そんなんやめて」と。
そう言った時の様子も、言わされてる感はなく、素直にそう言っている。
(実際は卒業して20年以上も経ってるオッサンが「おう!後輩ども!」なんて、懲役レベルのキ〇ガイすぎ。
私なら、指差して笑ってしまうほどみっともないからするはずもなく、娘に「何かあっても、どうにでもしたるから、とにかく親は味方やで」がわかってもらいたいだけ)うちの奥さんには
「母娘お互い見てる前で、まとめてズタズタに犯して、一生残るトラウマにしてやる」と言ったが
「う~ん.....ムーミン母娘で発情できるような獣姦趣味でもない限り、難しいと思うよ」...........この人、結構冷たいと思う
そんなこんなで過ごす中、ある日、娘の帰りが少し遅かったため、何処に行ってたのか訊くと
「パパ、怒らないでね。伊丹のイオン行ってた」距離にすると、うちから5kmほど。
訊けば友達と
「遠くまで自転車で行ってみよっか」となり
私から
「校区外に出る時は、先に言ってから行きなさい」と言われていたのも覚えていながら
「どうしても自分で自転車こいで行きたかった!」と号泣........
「あのな、もし、一緒に行ったコでもおまえでも、コケて怪我したり、車に轢かれたりしたらどうしたらいいかわかってる?
自転車が故障した時、直すお金は持ってる?」~「わからへんし、お金も持ってない」「パパもバイクでツーリング行くってなったら、トラブルになっても大丈夫なように、ちゃんと計画立てて行くねん。」(大嘘:毎度「じゃあブラっと行きましょう」で、日帰り片道500km圏内なら無計画発進)「おまえが、これをやりたいって言うた事をダメって言うた事ないやろ?
行くって言うてくれたら、こんな時はこうしたらいいって教えるし、お金も持たせるねんから」~「ごめんなさい~」と。
勝手に遠出して危なっかしいとはいえ、私としては娘の気持ちもよくわかり、常に親がいないと何もできず、行動に表す事ができないコではないのもわかり、一安心といったところ。
私自身も、それまでのお子様自転車から、6段変速の自転車を買ってもらった時
「どこまででも行けるんじゃね」とドキドキして、とうとう5年生の時に
「線路に沿って走れば、ばあちゃんとこの近くまで行けるはず」とスタート。
必ず線路沿いに道があるわけもなく、迷子になるわカネも無いから電話もできないわで散々な目に......
バスと電車なら1時間で着くところが、昼に出たのに、着いた時にはもう夕方........
じいちゃんばあちゃんは驚いてたものの、怒るでもなくメシ食わせてくれて
じいちゃんには
「車に自転車積んで送ったる」と言われたが、道だけ教えてもらい、帰りも自転車で。
オカンにはひっぱたかれ、10kmもない距離ながら、自分の中では達成感というのか冒険を終えたような感覚。
それからは自分で地図見て、近道を考えながら、チェーン外れたりパンクしたりもあり、現金も持ってないといけないし、自転車屋がどこにあるのか知っておかなければいけないなど、子供なりに頭使うのが楽しかった。
それが原因なのかはわからないが、今だに地図を眺めるのが好きで
国内旅行となると、電車バス飛行機よりも、まず
「自分で運転して行く」というのを真っ先に考える。
うちの奥さんは、中学生になるぐらいの頃に、ある日突然、小学生の弟連れて外国で2人で生活しなければならなくなった経緯から
「早く自分で何でもできるようになってほしい」というのが私より強い。
言葉もわからない学校に通いながら、家事や料理全般も自力で勉強。
苦労してきた分、教えられるものは早い段階から教えてはる。
娘がもっと小さい頃は、つまずいてコケても、自分で立ち上がるまで手を貸したりせず
頑張って自力で立ち上がると褒めて抱き上げるような感じ。
今回の事に関しても
「気持ちはわかるわ~」と。
うちの奥さんも
「自転車でどこまで行けるやろ?」と、遠出した経験があるらしい。
親としては、成長として捉え嬉しいと思う。
が、体の方はまだお子様な様子...........
毎年、保育所時代から子供同士も仲の良いお母ちゃんグループ5、6人ほどが毎年集まり
その中の1人が住むマンションの施設でバーベキューをしてはる。
そのグループ.......
うちの奥さん以外は
皆バツイチ。
皆
「もう男なんてこりごり」といったところらしく、うちの奥さんが、これまでの私の所業を話して以来
毎回
「パパも来なさい」と言われるが、説教垂れられるのが目に見えてるため回避.........
ママ友達関係には珍しく、それぞれ自立してるからか妬みっぽい雰囲気もないらしい。
バーベキューが終わると、そのマンションの部屋で親は酒盛りするらしいが、子供らは全員で風呂。
今回は男の子は中学受験するため塾通いで来てなかったらしいが、5年生の終わりに来た時は、皆一緒に風呂入ってたとか。
何というご褒美.....私が女5人と風呂入ろうと思ったら、なんぼかかる事か.........
そして娘。
「この前お風呂入ったらな、うちと〇〇ちゃん以外は毛が生えてた」と、リアクションに困る暴露.........
これは微妙........
「世の中にはツルツルが好きな男もおるから安心しなさい」とも言えず。
「爆毛爆濡れは、男にとっては上手く鼻呼吸せなあかんから大変や」とも言えず。
「まぁまぁとりあえず、これ貼り付けとき」と、チ〇毛数本むしって娘に渡そうとすると、これまで見た事がない俊敏さで逃亡.......
こういったところを見ると、まだまだお子様なんだなと思う今日この頃。
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