米国、オートバイで時速482kmを出して死亡

「米国、オートバイで時速482kmを出して死亡」
http://japanese.ruvr.ru/2013_07_15/o-tobai-beikoku/

この記事..........

カリッカリにイジッた隼で記録に挑んだ果ての事であろうというのは
バイクや車に少しでも知識や関心があればわかるのであろうが.........

これを読んでる時に部屋に入ってきた娘が
「隼って458km/hも出るん!?」と...........

申し訳なさそうに「改造した」と一言入っているとはいえ、全く知識の無い人からすれば
マフラー交換してうるさいだけのものでも、ボアアップにターボ化のようなカリカリ系でも
等しく「改造」であろう.........

最近、探査機の「はやぶさ」や、新幹線、NTT西日本の「フレッツ 光ネクスト隼」といったように
「隼」という言葉の響きが世間にも聞かれる機会が増え
更にデアゴスティーニの1/4スケール「隼」がCMでも流されている。

日本人の言葉の感覚として、トラクターに「隼」なんて名前をつけたら変だと思うように
その単語が「速いもの」を表す意味だと何となくわかる。

バイクに対して関心の無い人が、記事内容をチラ見した読み方すれば
「隼ってバイクは458km/hも出るんか、しかも制御不能で死亡って、メーカーはそんなの売っていいんかいな?」
といった印象だけを瞬間的に持ち、そこから掘り下げる事もなく忘却の彼方へ。
そして何かの機会に、バイクの隼を街中で見かけた時、負の印象のままだった記憶が蘇り
「あれが隼かぁ.....」といった感じになるのではないかと思う。

何というか、ミスリード狙いのようで「隼=悪」みたいな印象操作なのかと思ってしまうほど.......

「隼をベースに、最高速記録のために各所改造したバイクで.......」
と書いてあるならわかるが、隼が危険な欠陥車輌みたいな印象のような気がする。

これは......KAWASAKIの刺客なのか............

「パパもこんなにスピード出してたんやろ?だから2台も壊してケガするんやわ。次もまた隼買うの?」
と訝しそうに訊く娘に対し

「隼はスピード出すぎて危ないねん。
だから次はNinjaのZX-14Rっていう、名前からしてシャカシャカ走るだけで速くなくて安全そうなバイクにすんねん。
映画とかでもR15ってあるやろ?15歳未満はダメってやつ。
14Rってのもあれと一緒やけど、順番書き間違えただけで14歳以上なら楽々乗れますよって意味やから」

小娘をだまくらかすにはこれでじゅうぶんかと思いきや

「パパがそんなペラペラ喋る時は、だいたいウソついてる時」

そのジトッ~と湿った視線に、なかなか鋭いと思いながら、ネーミングや印象は大切なんだと思った今日この頃。
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