直前のブログの続きのような形となりますが、先日は年に数回あるかないかぐらいの確率で
女の息子君が泊まりで出掛けるらしく「どっか行こうオーラ」がビシビシと.........
前々から、神社仏閣仏像、絵画などを観るのが好きという、
この身の邪悪さから敬遠してるわけではないがおおよそ私には理解し難い趣味をもってはる。
出掛ける話になったときには既に、京都のガイドブックを入手して物色済みという拉致監禁モード.......
1000体の観音立像と通し矢で有名な
「蓮華王院・三十三間堂」抹茶パフェで有名な
「都路里」この2つに行きたいと。
電車で京都まで来るような殊勝な事を言っていたが、結局、朝から女の住む大阪の南の端まで迎えに行き
来た道を
半分以上戻って門真から第二京阪で京都へ。
京都は以前勤めていた機械警備の仕事で、1年半ほど京都市内や宇治の方にいたことがあり
夜中に警報が出たら車走らせていた記憶ばかり。
観光地というより、職場に戻ったような気分............
道中、37年という年月を積み重ねた私の、軽快な
アニメトークで退屈させることもなく到着。
これまでも幾度となく、眠気でウトウトしてるのを叩き起こし
ガンダムやJoJoを一方的に語ってきた調教の賜物。
三十三間堂は観光アピールのためなのか、40分ほどなら駐車場が無料というのがありがたい。

ちょうど京都に来る何日か前、懐かしいレベルになるのだろうが、漫画の
「孔雀王」を全巻読んだ後だったため
中に居並ぶ仏像を見ては
「これがアイツか....」みたいに、恐らくはその場の誰とも違う視点で眺める。
とりあえずはその名称通り、柱と柱の間が三十三あるというだけあって長い.........
1000体並ぶ仏像は、所々に
「修復中でおりません」みたいな札が置いてあるものの、かなりの迫力。
地震でドミノ倒しになったらどうするのか?と心配になる。
そして意外とこういう場所に来ると信心深くなる私。
お賽銭を何箇所も入れ、マジックで祈願を書くデカい蝋燭(1本1000円)を2人分買う。
女は私が事故ったこともあって
「交通安全」と書いてはったが
私は
「心願成就」己の欲望に対しては果てしなく純白なこの心.......
きっと、ありとあらゆるお願いを聞いてくれるのであろう。
(この言葉の意味がホントに「願いをきけよ」なのかどうかは知らない)一通り中を見終わって外へ。
建物ぐるりを散歩道にようになっている。

距離にして約120m、色んな種目があったらしいが、一昼夜撃ちっぱなしで競っていたというのは
筋力や精神力を考えるとスゴすぎ.........
三十三間堂を出て、次の目的
「抹茶パフェの都路里」本店はいつも大行列ができているとの事で、京都駅ビル内にある方へ。
この京都駅ビル..........
駐車場の入り口はややこしいわ駐車場内もややこしいわで、初めて車で行く人には優しくない造り......
午後2時。
店に着くと行列が...........
本店じゃなくても並んでるやろがと、ガイドブックに騙される.........
ここでも私の絶妙な
エロトークで、険悪になることもなく
40分待って入店。
色々種類があったが、どうせならと一番デカくて高い抹茶パフェを注文。
さすがに運ばれてきたパフェを前に、歓喜のおっさんが写メるのは不気味すぎるため画像はないが、結構デカい......
たまにパフェというものが食べたくなる時はあれど、抹茶パフェというのは初めて。
抹茶自体、飲んだ事もないが「苦い」印象しかなく、色も近所の溜め池カラーを連想し
病人が仕方なく薬として飲まざるをえないといった固定観念。
..........が、美味しい。
これで不味けりゃ、帰りはどんな
羞恥プレイの刑にしてやろうかと思っていたものの
デカくて甘いためお茶を飲みつつといったところながら、普段、1分たりとて並ぶというのが嫌な私が40分待った価値はあるといったところ。
そして帰路。
休日夕方の京都は相変わらず車が多く「それどこよナンバー」も多々見受けられ
左折レーンから右折していくようなのもいて、挙動が読めずコワい......
特に、第二京阪の京都側はどんどん伸びてるため、新車2年落ちの車に付いてる私のナビでも
近くの入り口が存在しない事になっている。
「訳わからん誘導すんなクソナビ!」と悪態つく事もなく、乳揉んで気を沈める......
途中、晩飯に焼き肉屋へ。
横並びに座る個室へ案内されるが、前面はガラス張りで外の国道から丸見え。
綺麗な景色を眺めながら........ではなく、美しく道に唾吐いて歩くおっさんやらが見える。
チラチラこちらを見られ、動物園の檻の中といったところか。
お互い独り身でもなく様々なものに制限がある中で、こういった何てことないお出掛けの時間というのは貴重。
次また時間の都合がついた時は、どこか一泊でのんびりしたいところ。
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