とりあえず出発乗船前から事故に遭うという、これまでありそうで無かったニュー被害パターンを食らい
一時はどうしたものかと思ったものの、バンパーとハッチバックはガムテープ留めで近くの高速入り口に向かい
湾岸MIDNIGHTモードでブッ飛ばす。
阪神高速湾岸線の南港辺りはカーブが多く、プリウスが純正で履いているシャバいエコタイヤはギシギシと。
トーションビーム式の安っぽい足回りをバタつかせながら走る走る。
フェリーターミナルの駐車場
(6泊1500円の見通しが悪く砂利敷きという、高級車はまず停めたくなくなるような駐車場)も空車があり
「パパ、間に合わんでしょ」と、早々に私は脱落だと見捨てた娘らは既に乗船済み.......
駐車場で待っていてくれた義弟と合流して、時間ギリギリで乗船。

個人的には、乗り物の中で事故で死ぬ時に最もイヤなのが船。
飛行機は上空で
「こりゃダメだ」となってから墜落するまでの恐怖の時間はあれど
墜落すればほぼ一瞬で即死できる可能性が高い。
けど船は..........
溺死という苦しい時間があり、運よく助かったとしても何がいるかわからない海の上をプカプカ.......
救助されるまでがコワすぎる.........
そんなネガティブ妄想ばかりが浮かびながら、船内をウロウロ。
部屋は2等客室のアップグレード版のような部屋。
1部屋に40人分ぐらいの二段ベッドが並び、他人と同室になるもののベッド内のプライバシーは守れるといったところ。
雑魚寝の部屋も、私が最後にフェリーに乗った25年前ぐらいに比べると遥かに小奇麗になっていて
当時のような密航船のタコ部屋といった印象とはずいぶん違った印象。
瀬戸内海という事もあってか、特に揺れもせず快適に熟睡し翌朝、福岡県の
「門司港」到着。



が、フェリーターミナルに駅が直結してるわけでもなく
門司駅までの無料送迎バスがポツンと停まっているだけの、ややもの寂しい雰囲気.........
15分ほどバスに乗り門司駅へ。
門司駅は住宅地というか空き地みたいなのばかりで、観光とは程遠い感じだったため
そこで荷物をロッカーに預け、1つ離れた
「門司港駅」へ。



鉄道マニアではないが、ここは見てみたかった施設

世代的に、汽車=「銀河鉄道999」が真っ先に来て、メーテルみたいなコはおらんのかと辺りを見渡すが
見渡す時間が経てば経つほど、現実に引き戻される..........


建物の中はレトロな感じで、明治・大正・昭和初期頃のモダンというかノスタルジックな雰囲気が好きな私は、見ていて飽きない。



自室もこんな感じにしたいけど、どうしてもフィギュアやミニカーが並ぶイカ臭い部屋にしかならない........
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