ウサギの飼い方 1 ~動物病院とケージ

前々から書こう書こうとは思いつつ放置プレイだった、うちのネザーランドドワーフラビットのチョコの環境を書いてみようと思います。

「これからウサギ飼いたい......」
「何が必要かわからん...........」
「費用はいくら掛かるかわからん.........」


こういった方々の参考になるかどうかは微妙なところですが、ケージ選びからオヤツに容器一つまで「せっかく買ったのにイマイチ....」を繰り返し...買い直しては試行錯誤で今に至ります。
プロのラビッターからすれば「わかってねぇなぁ....」と映るかもしれませんが、もし、悪徳ショップのようなところで「この客、詳しくないなら、これも買わせとけ」みたいなムダな買い物させられるのは馬鹿馬鹿しいので、書いていきます。

まずウサギに関わらず、動物飼うのであれば近くの動物病院の評判は調べておいた方がいいと思います。
特にウサギというのはイヌやネコと違い、診れない動物病院があり、また、飼育されてる絶対数の違いから、イヌやネコのレベルにまで医療技術が発達してないようです。
避妊手術・去勢手術のような全身麻酔が必要な場合、気管が脆いらしく、技術の無い獣医が挿管すると気管を破ってしまう事があるそうです。

うちのチョコもかかりましたが、ウサギによくある病気として.........
(かかったというよりは、母親の胎内にいる時に感染するタイプだったため、先天性になるのかも)
1.細菌感染(パスツレラ菌等)による内耳の異常などからくる末梢性のもの
2.微胞子原虫の一種(エンセファリトゾーン・カニキュリ)の寄生による小脳の炎症による中枢性のもの


を原因とする斜頚・眼震・平衡障害(ローリング等)等の前庭障害があります。

妙に首をかしげた姿勢のままだったり、やたら転んだりすると感じた時は、すぐ病院に連れていった方がいいです。

まずケージ選び

ケージは大きさの都合もあるかとは思いますが、私自身は今のもので3つ目になります。
買い換えていった理由を考えて、理想のタイプを挙げるなら.....

・ケージの柵となる網の部分は無塗装なものがいい。
これは、結構柵をかじるので、塗料が体内に入っては健康に良くなさそうな印象だったため。

・床面は木製や金属製のすのこではなく、プラスチック製がいい。
これは賛否あるかと思いますが、トイレを完全に覚えたウサギなら木製でもいいと思います。
(但し、木の角が丸く削ってあるタイプ。直角状態の角材並べただけのすのこだと、角で足を怪我します)
あちこちでオシッコするウサギだと、オシッコが石灰化して染み込み、酢を使ってかなりゴシゴシ洗わないとキレイになりません。
金属製の網状のものは爪を引っ掛けたりして爪が折れたり、足を骨折したりします。

・ケージ下部はキャスター付き
ウサギはよく牧草を食い散らかします。
ケージ周りに落ちた牧草なんかの掃除で、ケージ自体を動かす事がよくあるのでキャスターが付いてると便利です。

うちの場合は180cm×90cmぐらいのサークルの中にケージを置いて、常時ケージは開放していますが、広くなったからなのか、以前ケージのみで飼っていた時は覚えていたトイレを忘れてしまい、ケージ全体がトイレだと思ってはる感じです.....

となると.........

・床下は引き出しタイプが掃除がしやすいです。
ちょっと汚いんですが、新聞紙敷いた上にイヌやネコ用の大きめのペットシーツを敷く感じ。
ウサギは体のサイズの割には「オシッコ出すぎてね?」と思うぐらい頻繁にするので、マメに交換するのがいいと思います。
IMG_8059.jpg

サークルはジョイント式で、パーツの組み合わせで広さを変えられるものを使っていますが、うちはネコもいるので天井部分はホームセンターで材料集めて作成、片側だけタイラップ固定してドアのように開くようにし、側面はネコが手を突っ込むので、100均でアクリルっぽい板を買ってきて目隠し兼突っ込み防護壁のようにしています。
IMG_8073.jpg 

こんな感じで、ケージに関してはウサギが怪我をしにくいような造りで、且つ掃除がしやすいものがいいと思います。





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