日御碕灯台駐車場は、バイクはそれほど多くなかったものの観光客でごった返し。
「何か食べよう」と、駐車場から灯台へ続く道の途中にズラリと並んだ店の中から、テラス席でたばこも吸えそうと、ちょっと洒落た感じの店へ。

ここで皆、ある事に気付く...........
「このメンツ絡みでツーリング行って、マトモにご当地のメシ食べるなんて初めてじゃないか?」と..........
(基本的に皆、グルメには関心ないので、毎度腹に入ればいい程度)
私と赤ブサ君は海鮮丼、黒ブサさんは何故か山掛け蕎麦.......はいいとして....
「カツカレー」の白ブサさん。
辺りに漂う干物と潮の香りが途端にエスニックに。
テラス席なのはいいが、ガラス張りの店内は外が見えるテラス向き。
テラスからは灯台へ向かう遊歩道を見下ろす感じになっているが
「あっ!あのコ可愛い」ばかり.......
気候的な絡みで油断したのか、薄い黄色のトップスの女の子の乳首が浮いてるのを私が発見。
「あのコ、乳首浮いてる」と言うと
「えっ!」と、椅子から腰を浮かせてまで見ようとする他3名.........
そんな姿を店内から眺める客には、さぞかし動物園に見えたであろう..........
会計の後
「あのレジのコ、可愛かった」さて、今回の目的である日御碕灯台。
高さ日本一、石積みの灯台としての高さは東洋一を誇るだけあってデカい。

柱の裏から海将軍(ジェネラル)・シーホースのバイアンでも出てきそうな聖闘士星矢っぽい灯台

灯台の展望台は人が満員で、観光地として島根県が力を入れてるのがよくわかる。
....が、この4人にとっては、
展望台を超望遠レンズでどの角度から狙えばパンチラ撮れるだろうか?を真剣に考察する始末.........
SAなどで「このバイクカッコいい!」とか「隼や!」と、目を輝かせていた少年たちよ~
バイクはカッコいいけど、乗ってるのはテンプレにできるほどの、ただのスケベなオッサンばかりなのだよ~船越英一郎がいそうな岸壁もあって、なかなかの絶景。
灯台に灯りがともる時間帯なら、車で女の子連れてデートするにはかなりいいと思う。
(「車で」というのは、この付近にホテルが見当たらなかった事。
オチるかどうかギリギリの相手と出掛けた際、行為に至る場所までが恐らく遠く、移動の間に気が変わられて、先汁と涙滲ませるだけの結果になりかねない。
こういうのは神速が全て。
誰とは言いませんが、タンデムで出掛け、良い展開に運びながら場所が無く、公衆便所で済ませてしまうと、それから数年経っても事あるごとにケモノ扱いされるのでご注意下さい)灯台入り口にて、
隼とアドレスV125Gに乗りながらこのふざけたファッションな赤ブサ君と、真面目な黒ブサさん。
(この写真撮る時、できるだけ下からのアングルで2人と灯台が入るようにしていたところ、通り掛かった左側の女の子4人組が全員スカートだったため、危うく通報ものでした.......)
ひとしきり灯台を堪能して駐車場へ。
駐車場横に、何となく気になる看板が...........

帰りについて考える........
行きしな、100km以上は渋滞の中トロトロヒラヒラで来たため、かなり疲れてる..........
皆、翌日も仕事は休み..........
「どっか泊まって宴会しよっか」と、当日宿泊可能なホテルを検索するが、全く無い...........
あっても広島や山口のような、方角が違うとこばかりな上に、1泊3万近いようなものばかり.........
諦めて帰路へ。
出発し、灯台のあった山から降りるとすぐ渋滞.........
給油後、暫くはそのままハマッていたが、手が疲れるわとトロトロヒラヒラモードに。
最後尾の私........
前を行く隼3台がミラーたたんで、ギリギリ観光バスの側方を通過したが、14Rは無理、おいてけぼりに.......
ツーリングは
「無理せず・事故らず・捕まらず」がモットーなため、足元フラついたらミラー接触しかねないスペースには飛び込まない。
このメンツでは、はぐれても高速入り口や出口、SAやPA、右左折する交差点で待っとけばいいとだけ決めてるため、急ぐ事なくタラタラ走って合流、山陰道へ。
ここからがマゾツーの本領発揮山陰道全線渋滞。
トロトロヒラヒラで先頭行く赤ブサ君。
宍道湖SAに入るかと思ったが、そのままスルー。
恐らく、止まるとヘタリ込んでしまうであろうからというのがよくわかる。
接触や路面の凹凸に対して、常に神経張り巡らせたままずっと走るというのは、かなり疲労する.........
山陰道から米子道に入っても渋滞は変わらず.........
日御碕灯台から90kmちょいのところとなる大山PAまで行って休憩。
PM 04:30ぐらいに日御碕を出発したのに完全に日が暮れている........
皆、疲労困憊な上に、中国自動車道
「宝塚西トンネルを先頭に吉川まで渋滞25km」という事がわかり、さて、どうしたものかと。
正直、GWの渋滞がここまで酷いとは思ってなかった。
鳥取県や島根県の高速も、いつも空いてる印象しかなかった。
白ブサさんは中国自動車道の山崎ICまで耐えれば家に着く。
私と赤ブサ君は渋滞回避しても何処も同じで、且つ赤ブサ君は日没までには帰れるだろうと思っていたため、ヘルメットのクリアシールドを持っておらず、昼間のようには走れないと。
一番遠い京都南部の黒ブサさんは、大山PAがスマート何たらいう上り線から下り線、その逆に乗り換え可能なPAだった事もあり、中国自動車道で宝塚抜けて名神高速入るより、大山付近から9号線走って帰った方が楽そうと。
ここで解散、後は各自、事故らず無事帰宅しようと。
大山PAから自宅まで約240km。
覚悟を決め出発。
白ブサさん、赤ブサ君がちゃっちゃと行く後をついて行くが、トラックに阻まれ私は脱落........
1車線区間から2車線区間になって、少し流れだしたもののあまり変わらない。
中国自動車道に入ってすぐに赤ブサ君発見。
シールドの事を忘れていた私は待っててくれたのかと、赤ブサ君を追い越すも、ついてくる気配無し。
そして、昼間に普段食べ慣れない高級なもの食べたからか腹が痛く........
長い距離は、ある程度の速度出して走らないと距離に時間を食われるというか、いつまで経っても縮まらない感覚になる。
となると、逆算した燃費はアテにならず、片道330kmちょいはガス欠するか微妙なところ。
勝央SAにピットイン。
出すモノ出してたばこだけ吸い、給油してすぐ出発。
吉川辺りまで割と空いていたためワープモード。
普段は裸眼で両目視力1.2ながら、左目だけ乱視入っていて光が滲む程度なため、メガネもかけないが、隼とツーリングに行く時だけは
「マッタリと~」等と、どの口が言うかぁ!みたいな人ばかり..........
一応、メガネかけている。
見える!私にも敵が見えるぞ!みたいに暗い中国自動車道を進んできたが、やっぱり宝塚に近づくにつれ流れが悪くなり
「渋滞17km」表示。
表示見たと思ったらすぐ渋滞開始.........
最後の気力を振り絞り突入。
PM 11:00、何とか無事に帰宅。
とにかく肩というのか背中が痛いのと、股が固まったかのような感じで、シートバッグ跨いで降りるのに一苦労。
シャワーばかりで湯船に浸かる事など殆んどないが、さすがに足伸ばして浸かりたい気分に。
風呂上がると黒ブサさんからLINEが。
結局、疲れがピークに達し、危ないと判断した事から、マンガ喫茶に泊まると.........
白ブサさんはPM 10:00頃に帰宅したと。
赤ブサ君は宝塚ICで降りてメシ食べて帰ると。
何とか皆、無事終えたようで一安心。
~今回のツーリング、完全にGWをナメておりました.........
ツアラーさん達が言う
「300km圏内は日帰りどころか散歩気分」という域には、自分は全く達していないのがよくわかりました。
教習所の一本橋状態では、片道分も行けないぐらいでヘトヘト.................
歴代トップの
マゾツーとなりました。
とりあえず誰も接触事故が無かったのが幸い。
かなり疲れましたが、無事帰宅すればまた話のネタの一つになるので、これはこれでよかったと。
基本的に、結果よければそれでよし、楽しかったらそれでいいやんといった感じでまとめと。
次回はGSR750が見られるのも楽しみなところ。
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