ようやく
Baby Face製の
エンジンスライダーと
フレームスライダーが揃いました。
フレームスライダーはすぐに届いたものの、エンジンスライダーは受注生産になるようで納期2週間ほど...........
Baby Face社は大阪南部にあり、個人的に週イチぐらいで通う先のすぐ近く。
直接買いに行ったらそこで取り付けも可能なのか問い合わせたものの、在庫が無く現地取り付け不可の旨の返答。
その際、電話応対がすごく丁寧で、モノ自体の出来とは関係無いとはいえ、第一印象で信頼できるメーカーだと感じる。
そしてフレームスライダーは先着。
基本的に
「買ってきたプラモはその日のうちに手をつけたいタイプながら、やるなら一発で済ませたい」タイプ。
「今日は女の子の日だから.......」と、おあずけ食らいそうになろうが
「それがどうしたと申すか?」で惨劇の下半身も何のそのながら、今回は我慢。
発送の連絡後、即ぽこぺん君へ連絡。
ZX-14R関連のブログを物色して得た知識から、フレームスライダーを取り付ける際に必要なスピンナハンドル、ネジロック剤、そして弱トルクでも正確に測れるトルクレンチを持ってる。
それ以上に
「作業困難な状態になっても、何とかしてくれるだろう」なオーラを纏っている。
作業準備。
フレームスライダーはカウル外さず取り付けられそうなのは見た感じからわかるが、エンジンスライダーが微妙。
(恐らく、正式にはロアアンダーカウル外してからベースを取り付けるのだと思います.......)出来ればカウル外さず済ませたい左右ロアアンダーカウルのボルトと連結部だけ抜いて力技で開き、クラッチカバーのボルトを抜けるスペースができるかどうか?といったところ。
準備中、帰宅した隣の奥さんに
「また壊したん?また壊したん?」隼を悉く廃車にしてきたという刷り込みのインパクトは大きい...................
ぽこぺん君到着し作業開始

まずは右側エンジンスライダーから。
ZX-14RのサービスマニュアルはPC保存.....................
締め付けトルクがよくわからないため、現状締め付けてあるトルクを目安にしようと。
.......クラッチカバーのボルト3本とも数値違うだと......................これがKAWSAKIクオリティーか.......
とりあえずスライダーの取説記載の数値で締め付けて装着。
(後でサービスマニュアル見ると、1.0N)ネジロック剤を塗る。

ベースを取り付け.......

完了

続いて左側。
こちらは最も奥まった位置のボルトを抜く際、ロアアンダーカウルに擦れるため養生。
こちらも取説記載の数値に。
(サービスマニュアルでは25N)

エンジンスライダー取り付け完了。
ロアアンダーカウルを外に開けば、左右ともボルト抜けるスペースは確保できたため、サイドカウルごと外さずに取り付けられて一安心。
次にフレームスライダー。

どのブログ読んでも、これを取り付ける際の
エンジンマウントのボルトを抜くのが難関な様子。
8mmの六角レンチで回すボルトながら、ネジロック剤は永久固定タイプが使われてるようで、かなり硬いと。
読んだブログには、予めエンジン脱落しないようジャッキをあてがった方がいいと書いてあったが、残念ながらクラウンアスリートにはスペアタイヤもジャッキも無く、シガーから電源取るエアーコンプレッサーが標準装備となっている..............
「片側ずついけば、まぁ、大丈夫っしょ!」スピンナハンドルを用意しエンジンマウントのボルトを抜きにかかるぽこぺん君の顔色が変わる。
「メチャメチャ硬いです」体勢を整え再度。
脱糞しないか心配になるほど筋肉をプルプルさせて、ようやく抜ける。
(本人の名誉のためモザイクかけていますが、親の仇でも見るかのような形相です)

そして取り付け。
ここは60Nのトルク。
デジタル式のトルクレンチのピッピッのアラーム音に「ウガーっ!」でピーッ!と締め付け完了。
反対側も同じく。
全身震わせながら
「はよピーッと鳴れや!」で締め付け完了。
その硬さはKTCのソケットがこうなるぐらい............
無事、作業終了。


前方から。

実際の防御力はコケてみないとわかりません......................

前に同色の14R乗りさんが転倒した記事を書いたけど、その人もBaby Face製でいうフレームスライダーを付けてはった。
恐らく、何も付けてないよりはマシだったであろうとは思えど、やっぱり本気ゴケしたらサイドカウルもロアアンダーカウルも穴空いてエンジンケース割れるまでいく結果に。
これまでの体験から、本気ゴケしたら、とにかく他人を巻き添えにしないようスライダー折れて最大摩擦を発揮してくれて、立ちゴケやUターンゴケ程度のものだけカウルをガードしてくれればいいかなと。
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