上信越自動車道の信州中野ICへ。
ここで埼玉の青隼さんとエミリオ君と分かれる事に。
正直、今回の段取りや天候を考えると
「もう帰る」と言われててもおかしくない。
が、最後まで一緒に走って頂けて、すごくありがたかった。
来年、再度、信州チャレンジしようと皆言ってるため、これで懲りずにまたその際、お会いできれば幸いかと。

さて、ここからが長い............................
北陸道ルートだと、信州中野ICから550kmほど。
草津温泉出発後に燃料満タン入れて60kmほど走っている。
GSR750、隼、14R共に300kmぐらいで給油を目安としている。
後2回給油が必要だろうと、給油ポイントのSAを決める。
小矢部川SA信州中野ICから210kmちょい。
小矢部川SAから自宅までは320kmほど。
名神高速に入ると混みそうで、小矢部川SAと北陸道のどこかで給油すればいける計算。
不安定な天候ながら、距離を縮めるために休憩回数減らし、ある程度飛ばす。
もう見えなくなってるNativeさん...............................
1車線区間が長かったりで、2番目にいた私と後続も離れてしまった。
土地勘も無いこの身.................
「新潟???」あれ?西に向かって帰ってるんちゃうの?どっかで分岐あったか?自分だけ間違えたんちゃうの?内心ドキドキ..............................
暫く走っていると、
大きな水辺が目に入る。
「なーんや、もう琵琶湖やん」が、行けども行けども知ってる地名が出てこない.......................
おかしい。
自分はどこにいるんだ?と半ばパニック......................
そして大雨。
カッパは下だけしか履いておらず、とにかくジャケットに当たる雨粒が痛い。
呉羽PAに避難。
暫く雨宿りしていると、かっぴーさんが入ってくる。
結構飛ばしていたため、小矢部川SAは通り過ぎてしまっていたのか、途方に暮れているところに
「神・降臨」といった気分。
聞けば、私が琵琶湖だと思ったのは
日本海....................
まだ能登半島に来てるかどうからしい....................
そして私もかっぴーさんも、燃料が少ない.......................
そこから小矢部川SAまでは20kmほど。
それならガス欠にはならないだろうと、先を急ぐ。
小矢部川SA到着。
給油すると隼が14L、14Rが17L。
草津温泉で満タンにしてから同じルート走ってこの結果......................
やはり隼は燃費が良い。
先着していたタロ吉さんとNativeさん。
ここで
「もうだーいじょうぶですって!」と、私だけカッパの上着だけ脱ぐ。
出発.............して暫く.........................
これまでに無いほど強烈な雨が.........................高速道路が川のようになり、ヘルメットのベンチレーションから入ってくる雨で顔面放尿プレイ状態.............
少し雨もマシになり、また広い水辺が。
「今度こそ琵琶湖か.......ん?テトラポット???また日本海かぁ!」と、またぬか喜びした自身にヘコむ....................
豪雨エリアを抜けたところでNativeさんは、私の濡れっぷりを見たかったとかで
南条SAで休憩に。
前日とは逆の立場..........................
南条SAで晩メシにしようと。
帰省客でごった返す店内で、自分達4人、特に私は歩けば水滴でマーキングしてしまうほどのボトボトぶり............
SAの案内板で京都辺りから渋滞になってるとか......................
もう、ここで燃料入れて解散として、渋滞をどう切り抜けるかは自己責任でと。
雨も降ったり止んだりだったものの、もはや私は
「ションベン漏らしてもわからんわ」レベルの濡れっぷりなため、どうでもいい。
とにかく早く家帰って風呂入りたいと、飛ばして帰る。
途中、高速道路の継ぎ目の鉄板でリアが思いっきり滑ったものの、コケる事なく進む。
日頃の行いなのか、嵐を呼ぶ男タロ吉さんと分かれたからか、草津JCT辺りが若干混んでいたぐらいで、スムーズに帰宅。
今回のツーリング...................
終始、雨と霧に翻弄された形となりました。
まぁ、全員、事故も検挙も無かったため、これはこれでまた一つネタが増えて楽しかったのと、泊まりのツーリングで必要な物、不要な物もよくわかった気がします。
来年、皆が言うように、私自身ももう一度行ってみたいなと思っているので、その時に参加して頂ける方がいらっしゃれば嬉しいところです。
なんだかんだ言っても、それぞれバイクから離れれば社会的な立場も家庭環境も違えど、バイクというものだけで繋がってバカ騒ぎできる関係というのは、いいものだと思いました。
........というところで、無理矢理キレイに締めとしたいと思います。
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