先日は、うちの奥さんの誕生日&結婚記念日。
.......というのは当日昼間に思い出した。
その前日に遡り.....................
女に年1回あるか程度の確率で
「子供が泊まりで遊びに行く」と。
ちょうど私も勤務シフトの切り替わりで3連休、晩メシでも食べに行こうかと焼肉屋へ。
メシ食べてからは毎度お馴染みかの如く吸われるも、日付の変わる頃には
「秘孔・新血愁を突いた。おまえの命は後3日」とラオウに言われたレイのように、
ガクガクブシャーッ!と、3日間足腰立たないよう、股間へ奥義を尽くした。
(誇張しております。実際は翌日の晩には復活しはりました)と、外道街道まっしぐらな結婚記念日の幕開け。
精根尽き果て、当然起床は昼。
「誕生日と入籍日を同じにしてたら忘れんやろう」と言った若かりし日.....................
そして14年の時が流れた............................
14年も経てば脳細胞も劣化するわけで、白痴の健忘症など認識済み。
会話に
「これ・それ・あれ・どれ」の、こそあど言葉な指示代名詞の頻度が高くなってきている昨今。
が、
「昨夜は帰りが遅かったようなので、今朝は起こさず出勤しました」と、妙に丁寧なメールが。
「!!!!!」うちの奥さんが丁寧な態度に出る時は何かある。
その
「何か」は、ほぼ私には負の要素。
思い出した。
あくまでも冷静に。
あくまでも自然体で。
「当然、覚えてる」を体現しなければならない。
翌日は娘の部活も、うちの奥さんの仕事も休み。
「バタバタする事なく、ゆっくり出掛けられる日を選んだのですよ」と、もっともらしい理由をねじ込んで。
「メシ行こか?」個人的には不二家レストランで
「〇〇ちゃん、38歳のお誕生日、おめでとうございまーす!」と場内アナウンスに派手な音楽鳴らしてもらい、周囲からの見てはいけないものを見てるような困惑の視線プレイなんてのがよかったものの.....................
「神戸にトニーローマができてんねんて」.......徒歩5分のすき家じゃあかんのか
さて、そのトニーローマ。
うちの奥さんがハワイに住んでいた頃、リブとオニオンローフがお気に入りでよく行っていたとか。
旅行の際に連れてってもらったが、何というか
「想像通りのアメリカンなレストラン」といった印象。
普段、オニオン.......玉ねぎなど「辛いんか甘いんかよくわからん物体など、人間様の食べる物ではないわ!」とばかりに、カイワレとゴーヤに並ぶほど、私が嫌いな食べ物。
「イカリングやと騙された思って食べてみ」と、大体、騙す目的でしか使わないうちの奥さんに、半ば強引に食べさせられたが.......珍しく美味しかった。
関西地区には、以前から京都にあったものの、何となく京都というのは旅に出掛けるような大袈裟さがあってなかなか行こうとしないが、同じような距離にある神戸は気軽な感覚。
古の結界都市京都の霊圧に、人間になれた妖怪人間な私は抵抗があるのだろうか.....................
神戸へ。
.......大渋滞。
出掛けて険悪になる原因ぶっちぎりの第1位。
「こんなん行ってられへん、帰る」など多々。
が、今後1年の己の自由奔放への前払いだと我慢。
トニーローマのあるモザイクには何度か来た事がある。
駐車場入り口、駐車場内のどこにエスカレーターがあるか、どんな店があるか..............
案内板見る事もなく、スタスタ歩いていると
「慣れた様子みたいやけど、私は来たの初めてやわ~」!?
「あの映画おもろかったよな」
「あの店、美味しかったよな」こういうのは、いつ誰と行ったのか定かでない時は、絶対に黙っておくのが身のため。

私はお酒は飲まないため、1人3000円ぐらいで「もう食べれません」といった量。
ちょっとお高めなファミレスと変わらない。
基本的に、物を貰うより何処かへ出掛けたいというタイプなため、これでうちの奥さんが満足して、暫くの間は如何なる出来事にも寛大になってくれるであろう事を思えば安いもの。

一時は閉鎖されるような話も聞いたが、連休中という事もあってか結構な賑わいだったモザイクをブラブラと。
娘は
「太鼓の達人」をやっていたが結構上手く、如何にゲーセンで金遣ってきたのかがわかる..................

男というのは
「これはこれ、それはそれ」といった生き物なのだろう.....................
とりあえずこの勢いに便乗して、冬用ジャケットを買ってしまいたいところである。
- 関連記事
-