かねてより行く行く言っていた
「デルタ祭り」に行ってきました。
このデルタ祭り、教官?指導員?によるパレードが目玉で、何気なく演技してるように見えて、その実、少しでもバイクに乗った事のある人間なら
「これはできねぇ.......」というものばかり。
それは、全くバイクに乗った事のないうちの奥さんが
「また観たい!」と言うほど。
さて当日。
こういうイベントものは、皆でワイワイ行くのが楽しいだろうと、いつものメンバーに声を掛けてみる。
「最近、飛ばすのがコワくて.......」と言いつつ、すぐに視界にすら入らなくなる、赤ブサのぽこぺん君。
温和な雰囲気でニコニコしながら、そのぽこぺん君についていくオレンジ14Rのきたむぅさん。
更に、その2台を抜こうとするオレンジ/黒の隼のかっぴーさん。
「下道で行きますわ」と連絡があり
「現在地:兵庫県三木市」とLINEが送られてきてから
40分ほどで京都の伏見に到着するGSR750のNativeさん。
「あの人は実は警〇官で、ワイルドスピードみたいに内偵してるのかも」と、後ろめたい事山盛りなぽこぺん君が言っていたものの、訊けばフツーの事務職.......前日、体調不良だった奥さんとのタンデム姿は純粋に仲の良さが伺い知れ、コールタールのような腹の底といったうちとは大違いな銀/青の隼のGot&Aさん夫婦。
朝の4時半頃に
「今、山梨出たとこなんでトラックで行きますわ」と言いつつ、しっかりバイクで間に合う黒ブサのタロ吉さん。
そして、以前、うちの奥さんの会社関係の葬式で一緒に車で送って行った女の子。
それが、これまでうちの奥さんの友達と紹介された中でもかなりの可愛さ。
そのコもお姉さんと電車で行くとか。
その話をうちの奥さんから聞いた時、思わず舌打ち。
「私が行かへんかったら、〇〇ちゃん乗せて行けたのにとか思ってんちゃうんか?あーん?」そんな策謀渦巻く中、かっぴーさんの弟さんも合流し、皆顔合わせした後、パレード開始。
とりあえず、4年前だったかに来た時よりも人が多い。

私は2回目だったものの、皆、初めて。
「スゴいわ.......」やら
「金払ってでも見る価値あるわ」やら、目の前の演技を食い入るように凝視。


今回は16台での演技で、それが一つの生き物みたいに動く光景は感動的ですらあるが、恐らく、自分勝手な私ら7台がやれば、開始3秒で玉突き巻き込み大惨事を披露するのであろう..............


パレード終了後は各々自由行動。
「白バイ隊員への質問コーナー」で
「どうやったら白バイ隊員になれるんですか?」みたいな可愛らしい質問をする幼子らに紛れて
「取締りノルマってあるんスか?」と、ひねくれた質問をしてるぽこぺん君.....................
(一応、「ありません」との回答だったが.......)
そしてトライアルの演技が開始。
女子トライアルのエリカ選手とメーテル選手。
まず、ビジュアル的に可愛い。
車越えも見事にこなし技術も高く、最後は観覧者にハイタッチしながらバイクを走らせる。

ハイタッチすると見せかけてオッパイ触りたかったが、すぐ隣には子供向けに白バイとパトカーの展示もしており、しっかりお迎え準備万端。
後部座席を指定席に、そのまま連行されそうなので我慢する。
ここで本日のメインイベント
「一本橋タイム計測」参加条件は二輪免許持ちで、内容読まなかったが誓約書にサインすればOK。
うちの奥さんとその友達姉妹(可愛い)が
「やって!やって!」と言うのに乗せられるがまま参加。
ぽこぺん君・Nativeさん・タロ吉さん・かっぴーさんも参加する事に。
やるからには勝たねばならん。
ヘルメットや軍手は貸し出しがあったものの、皆、自分のバイクまで戻り、マイヘルメットとグローブ装備。
まずは私から。
先の人らのを見てると、半分くらいは橋から落ちてる..............
そういえば、教習所以外で一本橋渡るようなシチュエーションなど記憶に無い。
うちの奥さんやその友達姉妹(可愛い)が注目する中、
落下→転倒→骨折などした日にゃ.....................等々、ネガティブが頭をよぎる。
そして教習車である
CB400に跨がると..............
「低っ!」「小さっ!」「ハンドル軽っ!」中型車で一本橋など、もう20年以上前の話..............
教習車という事でクラッチが滑り気味なのか、半クラの範囲が広く、更に意識的にアクセル開けないと進まない。
まず発進でもたつく.....................
「えーっと、股を絞めて視線は遠く、上半身は柔らかく.......」等とブツくさ言いながら、停止線で止まるのも忘れてスタート。
極低速でフロントブレーキ使うとバランス崩れるのはわかるが、半クラのポイントがわからないのはイタい。
多分、教習所では使ったらダメだったような、リアブレーキ使ってバランス取りながら何とか通過。
タイムは
13秒。
うちの奥さんの友達姉妹(可愛い)も
「フラフラせずに真っ直ぐでしたよ!スゴーい!」と。
確実に替えのパンツがいるぐらい股を濡らした事であろう。
さて結果は..............
タロ吉さん→9秒
Nativeさん→半分くらいで落下
ぽこぺん君→8割くらいで落下
かっぴーさん→1割くらいで落下現状、何に乗っていようが、教習課程をやるとこんなものである。
「クラッチがぁ!」
「排気音が聞こえねぇ!」と、私も含め、まず物のせい。
しかし、先刻、見事なパレードを披露した教官達が乗っていたのをそのまま乗っての事.....................
まさに
「弘法筆を選ばず」それぞれテキトーな事を言いながら帰路へ。
やっぱり「基本」というのはだなと。
また来年も開催してもらえたら行きたいところ。
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