靡く髪の毛で発情したのか、Nativeさんのシートの股間部分に白いモノが。
鳥のフンでも落ちたとは思うが
「夢精した、夢精」とご本人。
真相は闇に.......................
一応
「ツーリング来ました」という事で、この
廃墟のレストランをバックに記念撮影。
こういうチョイスで嬉々とするところに、この3人組みの変わり者っぷりがわかる気がする。

窓は割られていないものの、中は荒れ放題。
薄暗くなってから撮影したら、あの世のものが写り込みそうな雰囲気満々...................
(「既に写ってますやん」という霊感ビンビンな方の指摘はご遠慮願います)
そして出発。
......してからすぐ、明らかに
「ここが寒霞渓ですよ」な、車やバイクでごった返す場所に遭遇。
さっきのが寒霞渓って言ったじゃないですかぁ!!!!ありきたりな観光名所に行ってもおもろくないと判断したのか、そのまま素通りするNativeさん。
こういうところは、さすがである。

ここから港まで、③のかなり勾配もありヘアピンが連続する道を下る。
この道、山の北側だからか常に路面は濡れており、落ち葉も大量。
船しか交通手段のない出先で、走行不能となるような転倒は避けたい.....................
が、ガンガンに飛ばすNativeさん。
続くぽこぺん君。
ぽこぺん君がコーナリング中に変な挙動したなと思った瞬間、14Rのフロントがズルッと。
ぽこぺん君が避けた濡れ落ち葉溜まりを思いっきり踏んでしまった...................
幸い転倒しなかったものの、心は怯えたウサギ状態。
見晴らしの良いつづら折れのコーナーで、遠くに見えたNativeさんが足を着いて停まってる。
こちらも転倒こそしなかったものの、濡れ落ち葉のトラップで滑った様子。
その後も、コーナーのクリッピングに鉄板敷かれている箇所がいくつかあり、急勾配の下りで乗り方が下手なのであろう、両手首がかなり痺れてクタクタ.............................
出航2時間前ぐらいに港に到着。
予約の名前を伝え、誘導されるままに駐車場へ。
車もかなり並んでいたが、この時点で
「最終便も満員で、ここまでの車しか乗れませーん!」みたいに係員が説明してる.................
バイクも親子タンデムの1台が
「もう満員で乗れません」と言われ、どこかへ行ってしまった。
小豆島の北側は、日生行きと姫路行きの港があり、南側に四国へ渡るフェリーが出る港がある。
予約してなかった車輌は、他の港へ行くか島に泊まるしかない状態。
私が個人で船持ってたら、思いっきり足下みて
「明日仕事の人は大丈夫ですかぁ?高い金額出してくれた上位○台は乗せてあげますよー」な、天罰下る商売してるかも...................
が、これ、考えると結構コワい。
島の道中、民宿は何件か見掛けたが、オープンしてるのかどうかがわからない。
ホテルは1件見掛けたが、飛び込みで泊まれる保証は無い。
漫画喫茶的なものは見掛けなかった。
この寒空の下、野宿確定となったら.......................
等と、同じ駐車場に停めていたキャンプツーリンググループの人らと話していると
「うちら、野宿可能ですから」もし、私らが野宿となったら山賊となって追い剥ぎしていただろう。
そうこうしてるうちに、後から9台組みのツーリンググループが到着。
先程、タンデムの1台が満員と言われていたからどうするのかと思ったが、このグループはしっかり計画を立てていたようですんなり乗船。
無事に日生に到着。
中国道、宝塚トンネルの西、渋滞14kmの案内に更に疲労が募る............................
距離無制限レッカーの契約していれば、テキトーにヒューズでも抜いて、涙目で
「動かないんです」と連れて帰ってもらいたくなる心境。
龍野西でNativeさんと分かれ、いざ渋滞へ。
「自分がそこへ到達する頃には渋滞も解消されてるだろう」と、毎度のように淡い期待をするが、毎度のように打ち砕かれる。
本日2度目の覚醒モードで、スルスルと走り帰宅。
今回、陸続きでない場所へ行く時は、必ず予約というものが大事だとよくわかった。
そして小豆島..........................
港で貰った観光案内のパンフレットには距離が記載されていなかったが、小さな島のようで大きな島のようにも感じる不思議な場所。
海沿いの道はバイクで走るには気持ち良く、しっかり計画立てて行けば、恐らく半日で島全体を見て回れるかと。
ただ、寒霞渓の北側の峠道は不意の転倒の可能性が高いような気もして、ソロで行くより数台で行く方が安全のような。
とりあえず誰も事故らずだったのが何より。
また機会があれば行ってみたい場所の一つとなりました。
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