このところ殆んどバイクにも乗れず、女に乗ったと思いきや、連日徹夜のバトルフィールド4で体力足りず、舌打ちされる始末。
会社のビンゴ大会で当たったディズニーランドとシーに行ってくると言いながら
「これ、メッチャあんたにソックリ」と渡された土産がこれ。

40手前のオッサンがミッキーグッズ貰ったところで
「ご近所の不審者通報メール」を小学校から配信されるのがオチなのを考えると、まだマシとはいえ、こういう素材として使うものなのか、イマイチ遊び方がわからない。
ネコのミカサからも攻撃される始末............................
話は本題へ。
先日、家の壁掛け時計が壊れた。
壊れたといっても、ムーブメントだけ。
そんなに高い物でもないし、買い換えればいいかとも思ったけど、何となく愛着があるというか。
家を買った当初、掛け時計・ソファー・照明は拘りたくてあちこち見て回り、似たようなデザインのものは多々あったものの、ピンときて選んだもの。
この時計から家の中のものは赤か、その対照色の緑が多くなっていったところもあって、直したいなと。

そしてこれが意外とめんどくさい事に。
掛け時計のムーブメントなんて、100均で見た事もあって、簡単に交換できるものだと思っていた。
が、ムーブメントのメーカーを見ると
「SKP」とだけ記してあり、44803Nと彫られた型番でググると、文字化けしたページなのかと見慣れない中国語?

.....................わからん
更にググっていく。
まず、時計のムーブメントには1秒ごとに秒針が止まる
「ステップ」というのと、秒針が止まらない
「スイープ」があるとか。
そしてSKPというのは主にSEIKOの時計に使われている台湾製だと。
更に、その型番のものはタイの工場で作られた物らしいが、何年か前の洪水以降は生産していないと。
いつもなら
「ハイ、お手上げ、もう無理」となるところが、他で代用できないものかと考える。
感覚的にはチタンのフルエキでズシャーっとコケて、サイレンサーだけ汎用品で何とかならんかといった感じ。
ネットというのは便利なもので、やっぱりムーブメント交換を説明してくれているところがある。
まず、ムーブメントは盤面の裏から通し、表側に飛び出る部分の長さに種類があると。
そして飛び出してる部分の太さと長さ、それを表側から留めるリングの大きさだとか。

わかりやすくオッパイに例えると.....................
割れ乳首状態の乳輪半径、乳首の太さと長さ、乳頭の形状、陥没しすぎず勃ちすぎずの案配を合わせる必要があると。
特に、細くて短いという、男にとっては泣きたくなるものを選んでしまうと加工が大変そう。
乳輪部分に短針、乳首に長針を嵌め込むため、針側の穴が狭い分には拡張すればいいが、スカスカを埋めるのは手間。

長さに関しても、長い分には(数ミリ範囲内で)、ガラスで盤面覆うタイプの時計なら、ガラスに当たらないよう裏側にワッシャー噛ませば何とかなりそうなものの、短いと盤面自体を裏側から削る必要が。
盤面の厚みがこうで.....................
形状は.....................
うーん.....................
壊れて取り外したムーブメントのサイズを測ればいいんじゃね?
それに気付くのに3日掛かったが、型番で調べた漢字ばかりのページには、長さ14mm(ムーブメントの裏面から秒針を付ける先端まで)となっていたが、実際測るとどう測り直しても12mmしかない。
更に、現在生産されているSKPのスイープタイプのムーブメントには、12mmはあっても14mmというものは無く、12mmの次は16mmとなっている。
センチとインチみたいに台湾独特の標記なのか.............
更に型番が不明な上に、ショップによって「長さ」というのがムーブメント自体を含めている表記と、乳首部分だけの長さの表記だったりで迷うハメに.....................
キッチリと
「ムーブメント本体の長さを含めています」と表記のあったショップで注文。
届くまで、やや緊張したものの、壊れたムーブメントとは金具の色やパッキン、引っ掛け金具の形状が若干マイナーチェンジしている以外、同じ長さと太さで一安心。

組み付け。
ムーブメントに引っ掛け金具を装着してパッキンを被せ、時計の盤面の裏から通す。
(最初、いきなりムーブメントを裏から通し、ボルト?留めしてから引っ掛け金具を付け忘れていたのに気付きやりなおし)
このボルト?みたいなのが結構固く、多分、専用工具を使って回すような..............
ミスると盤面に傷がつくので、マイナスドライバーで慎重に。

針はこんな感じ

短針→長身→秒針の順に嵌めていき完成。
組み立てが完了すれば、まず
12:00:00に針を揃えてから時間を合わせるようにしないと、変な時刻を指すらしい。

今回、初めて掛け時計のムーブメント交換をしてみたが、こうなってたのかと新たな発見をしたような感覚。
東急ハンズなんかに置いてあるクラフト系のムーブメントメイカーものもあり、これはそのメーカーのムーブメントにすると、針も専用設計で簡単に修理できるのは知っていた。
愛着があったのも大きいが、時計の針というのは
「黒」の種類はたくさんあったけど
「白」というのは少なかった印象。
多分、時計の盤面が白いものが多いからだろうとは想像できるが、白の針でピンとくるものがなかったため、面倒くさい事になった..............................
ただ、修理を依頼すると時計本体買えるぐらいの金額になるそうなので、型番ですぐ検索に引っ掛かるものなら、ラジオペンチとマイナスドライバーぐらいあれば自分で交換する方が安上がりだと。
また暫くの間は元気に動いてほしいものである。
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