GWが始まり、久々に皆でバイク友達のところへ行ってきました。

訃報から2ヵ月。
日常生活の接点とは違う、趣味の繋がりであったため、ご遺族等の深い事情はわからず、報せの現実をどう受け止めたらいいのか?本当にそれが真実なのか?葛藤する気持ちが常に。
生前、よくツーリングやイベントに付いてきて、優しく穏やかな人柄に「あの人の奥さんになったらよかった」と、よく言っていたうちの嫁。
今回、頼んでもないのに、御供えも用意して仕事も休み取って同行。
以前、小浜ツーリングでお会いした、ハーレー乗りの妹さんと、ゼファー1100乗りの旦那さんに途中まで迎えに来てもらい自宅へ。
ガレージに停められているバイク。
そのカバーを取り、姿が現れた時、多分、雪の中、伊勢に行った時の汚れもそのままで、これまでの事がフラッシュバックして感情が溢れる。
皆も一様に。
遺影に手を合わせ、雑談していたところで雨が。
やっぱり、こうなるのか.....................
帰路、雨に打たれながらバイク走らせているのが懐かしく、一緒に走る時はいつもこんなんだったなと、ヘルメットの中で涙が浮かびながらも笑ってしまう。
いつもと変わらぬ笑顔の遺影を思い出し、その死は私にも皆にも、あまりにも大きすぎる出来事ながら、本人は、皆を悲しませる気なんてサラサラ無かったんだろうなと。
「皆の変態行為は、こっちからマッタリと眺めさせてもらってるんで」
そんな風に、どこかからか見てるんだろう。
私が死んだ時、惜しんでもらえるような生き方をしたいと思うのと、また、この人が好きだった場所へバイクを走らせてみようかなというのが今の気持ち。
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