BF4 ~はじめてのフレンド

先日、ようやく私にBF4(バトルフィールド4)を奨めた元同僚がゲーミングPCを購入。
本人はPS3版をやっており、PC、PS3、PS4、Xboxがある中、違うハード間でのオンラインプレイはできないため「PS3版買え買え」と.....................

うーん.....................

PS3版.......
無双シリーズですら処理落ちしてしまうスペックは体験済み。
ワラワラと敵が湧いてくる時などに、グラフィック性能が追い付いてこないのか、敵が透明化してしまう。

あちこちのレビューを読む限り、BF4に関しては、PS3のスペック限界を超えてるような印象で、元同僚は熱暴走しないよう、本体にアイスノン敷いているとか。
他にも、セーブデータが消えたりフリーズしたりの不具合もあるとか。

「はよパソコン買え」

「カネが..............」

その元同僚、私より3つ歳上なため子供にもお金が掛かり、パソコン購入にはなかなか踏み切れない様子。
私もかつては勤めていた会社の同僚だけに、おおよその財布事情もわかる。

こういう時は第三者からの「煽り」が大切。
予算15万円との事で、それで本体からモニター、入力デバイスまで揃う組み合わせを調べて、次々にLINEで送る。
更に「旦那の趣味が理解できへん嫁しか選べなかった器」
「買う買う詐欺」

さて、私の本心は、一緒に分隊出撃云々よりもまず「PC版の苦労を知れ」

BF4が初めてのFPSであり、キーボード&マウスでアクション物すらした事がない身。
特に左手小指でキー押しっぱなしなんて普段の操作からはありえず、指が吊る事もしばしば。

これまで他のFPSをやりこんでBF4に移っても「ランク100まではチュートリアル」と言われる敷居の高さゆえ、よくわからないままランク100になるまでに400時間ほど掛かり(プレイ時間は秒単位で残ります)、現在600時間を超えてようやく咄嗟の時の操作ができる程度になった気が。

元同僚はPS3版で1年ほどやりこんだ身。
得意な兵科は遠距離から狙撃する偵察兵
偵察兵の持つスナイパーライフルは、800m以上とかにならない限り、ヘッドショットなら一発即死。
胴体に当てても瀕死のダメージを与えられる代わりに、一発撃つたびに弾をリロードする必要があり、また高倍率スコープは近距離でかなり使いにくい。

そんな事から「一発撃ってダメージ与えたら、ハンドガンに持ち変えて仕上げるんや。キーボードなら操作速いやろ?」と語っていた。

が、キーボード操作もおぼつかないのに、そんな器用な真似できるはずもなく.....................

私は私で、ボタン数の違いはあれど、ファミコン時代から慣れ親しんだ両手持ちのコントローラーなんて、操作は簡単だろうと。
しかもPS版には、敵に対して照準が自動で追い掛けてくれる「エイムアシスト」なる機能があるとか。

敵見つけると緊張して、アル中のようなマウス操作で照準合わない私からすると「ナニソノ補助輪」

お互い、体験してないものに対しては「そっちの方がアドバンテージある」といったところ。

そしてとうとう煽りに耐えかねたのか、ある日突然「買ってきた」

.......これで「もう飽きたからやめた」と言ったらどんな顔するんやろか?と思ってみたり。

そんなこんなで、Skype設定できてなかったので携帯繋いで出撃。
リアルに知ってる人間と、オンラインプレイは初めて。
遠く離れた人間と通話しながら、そのキャラが目の前の画面の中にいるというのが違和感というか.......

大学生の頃にWindows95が出たばかりで、ネットというのが一般に普及し始めたのを思い出す。
当時、オヤジが最新型のパソコン買ってきて(HDD容量6.4GB!と、今にしてみればハナクソ以下のスペックで25万円以上してた)、テレホーダイだったかの時間になるのを見計らって56Kbpsでダイヤルアップ接続。
1枚のエロ画像をダウンロードするのにも結構な時間が掛かったが、その時の「スゲー!」感に似たような感覚。

私は1976年生まれ。
今の若いコらのように、いきなり美麗グラフィックのPS4からスタートし、パソコン立ち上げたら自動的に快速インターネットでスマホは当たり前のような環境は羨ましくもある。
が、ゲームでいうとゲームウォッチからファミコン、スーファミ、PCエンジン、セガ・サターン、プレステ。
ポケベル、弁当箱みたいな携帯、スマホといったように、革新的進化の過程を体験できたのはよかったなと。

(ただ、BF4のような反射神経や動体視力が必要なものは、もっと若い時に出たほしかったけど)

さて話を戻して.....................

キーボード操作もおぼつかない元同僚。
とりあえず歩兵戦をと「Operation Locker」のマップへ。
1回目は同じ分隊だったため、その挙動不審な動きがよく目立ち「〇〇ってどのキーやった?」と言ってる。
が、私のように0キル20デスみたいなスタートとは違い、2キル17デス取ってたあたりは、さすが経験者。
2回目は敵方に。
敵方のプレイヤーは数mの近距離まで近付かないと、それが誰なのか名前まではわからず、数mの距離ならスコープ覗く事もなく、とにかく相手に向けて腰撃ちというパニック状態になるため、名前など見てる余裕もないが..............

「この辺りにいるかな?」と、XM25 Airburstを撃ち込んでみる。

このXM25 Airburstという武器、2010年にアフガニスタンでアメリカ軍が実戦テストに使ったグレネードランチャー。
XM25_July_2009.jpg

特徴は照準を合わせた対象物までの距離を計測し弾に入力、その距離からプラス3mの位置で炸裂させる事ができる。
(ゲーム内ではプラス3m設定しかできませんが、実物はプラスマイナス3m以内で設定できるようです)

これのスゴいところは、敵が塀や土嚢のような遮蔽物の裏に隠れていたりする場合、遮蔽物に照準合わせ、その少し上や横に向けて撃つと、遮蔽物を越えた位置で炸裂するため、身を潜めている敵を倒す事が可能なところ。
使い方を変えると、屋上から地面に向けて狙撃してくる敵に対して、直線で飛ぶ銃弾では角度的に当たらない位置からでも反撃可能。

実際、アフガニスタンでも「パニッシャー(罰する者)」というあだ名がつけられるほど恐れられたとか。


すると.......2人ほどまとめて倒した際、元同僚も巻き込まれていた。

こ れ は 嬉しい

XM25 airburstは「それ使うのは卑怯、それでしかキル取れないのは雑魚」と言われる傾向にあるらしいが、生きるか死ぬかの戦場で卑怯もクソもない。
「このunknown、勝てばよかろうなのだよ」なカーズタイプであり、決してワムウではありません。
元々初心者なため、雑魚の響きも「仰る通りにございます」と思う程度。

実際なら1発1000ドルするらしいエアバースト弾を、弾の自給自足ができる援護兵をいいことにバカスカ撃ちまくれる。

そして練習との事で、サーバー管理者がサーバー開放で放置状態で、且つ誰もいないところへin。
最低4人からゲームスタートになるため、2人で入ると成績に反映されるゲームは開始されないだけで対戦は可能。

1対1で戦ってみる。
元同僚はスナイパーライフル持ちの偵察兵。
私は索敵しやすいサーマルスコープと、発砲してもマップに位置表示されないサプレッサー付きのライトマシンガン持ち援護兵。

マップはZABOD 311という、密林の中にある戦車工場みたいなところ。

これ、意外と緊張する。
64人対戦であれば、自分が索敵しきれなかった敵も味方が見つけてくれるのでいいけど、タイマン勝負となると、先に見つけないと圧倒的不利。
まして、遠距離からの狙撃ができるスナイパーライフル持ちとなると、反撃すらできない。

と考えていたのに、いきなり攻撃ヘリを飛ばしてはる.....................
BF4は、乗り物に対して銃は効かない設定ながら、ヘリはパイロットをヘッドショットで撃ち抜けるとか。
ただ、ライトマシンガンでは射程圏外。

自走対空砲のところまでコソコソ隠れながら行き、反撃開始。
30mm機関銃とアクティブレーダーミサイルを駆使し墜落させる。
その後、戦車の主砲で吹き飛ばし、踏み潰し、歩兵同士になっても撃ち勝つ展開に。

さぞかし悔しい事であろう。
労災休職中という、給料補償された上で、毎日が日曜日な人間を侮るなと。

さて、怪我も癒えた事で仕事に復帰した今日この頃。
BF4はチマチマやる程度で、現実世界へ戻りたいと思います。
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