前回からの続きになりますが..........

ありがたいメンターシステムでしたが、
突然、ビギナーグループから外されてしまいました。

理由は
「新生エオルゼア」の最終、かなり長時間のムービーが続き、その流れで最終クエスト
「希望の灯」をクリアしてしまったからです。

こうなると、強制的に「ビギナー」という分類から外れ、自動的にメンターシステムから外される仕組み....................
一言挨拶してからムービーに入ればよかったなと..........

そして拡張パック
「蒼天のイシュガルド」へ。
またポツーンと孤独ですイシュガルドに入って暫くは、現実世界でいうところの北欧の国といった感じで、曇り空の雪景色に石作りの建物が並び、灰色ばかりの景色が孤独感をブーストさせてくれます。
相棒は変わらず
チョコボですが
「クエーッ!クエーッ!」と鳴くだけで、
意思の疎通もクソもありません。

更に、この辺りから難易度が跳ね上がってきます。

ネタバレになりますが............
FF14では巨漢や小柄、ネコっぽい顔立ちや爬虫類混じりの顔立ちといった種族の違いはありますが、プレイヤーキャラは
「人間」と呼ばれます。
それに敵対するものとして、より怪物的外観の種族を
「蛮族」と呼び、各地で小競り合いをしています。
その蛮族が神と崇め、貢ぎ物をし、具現化された存在=人間の脅威となる存在を
「蛮神」といいます。
この蛮神というのが、これまでFFシリーズで
召喚獣として登場した面々です。
シヴァ、イフリート、タイタン、ラムウ等々..............................
しかしこの蛮神、
メチャクチャ強いです。
最初に登場するのは
イフリート(幻術士でグリダニアからスタートだったので、他のクラススタートの場合は違うかも)。
正直、FFリターン者な私からすれば、イフリートなど初期の召喚獣で、どのシリーズでも中盤以降は
「もう巣に帰れ」と思うほど役に立たない雑魚。
特に、全ての面において完ストしたFF6など、召喚使うとアニメーションが時間掛かるので、スリースターズ装備の「れんぞくま」でアルテマしか使う事がなかった記憶。
それが....................
ノーマルのイフリートが
真イフリートになり
極イフリートといった具合に、ストーリーの経過と共にパワーアップ。
大体このパターンになりますが「真○○」の段階なら、予備知識無しの初見でも、8人パーティーのうち慣れた人が数人いれば何とかクリアできました。
(パーティー組むコンテンツは、好きな時に何度でも討伐できるので周回要素になります)
けれど「極○○」からは予備知識無しでは、
かなり無理ゲー。
即死攻撃が多彩で多数になります。
ストーリーに沿ったレベルと装備で臨むと、こちらのHPが
7000ぐらいしかないのに、一撃
165000とか喰らいます。
ドラゴンボール並みのインフレに、パターンを知っておかないと、即全滅みたいな..............................
そして
極シヴァ..........
シヴァなんて、FFシリーズでは初期の初期から召喚できるような、
ただコスチュームの露出具合が楽しみなだけのキャラなはずが..........
アップデートで拡張し続けるオンラインゲームのFF14では、一時は
エンドボスになってたとか。
8人パーティーで5回全滅した後、誰かがギブアップ投票を募り、ギブアップ。
8人パーティーの場合、タンク2人、ヒーラーが2人、DPS(Damage Per Secondの略で、要は「アタッカー」)が4人の構成で、極まではそれぞれテキトーにやっていても何とかなっていましたが..........
極になると..............
どちらがメインタンクするのか、ヒーラーはどっちを回復させて、蘇生が必要な時はどちらがするのかを打ち合わせておかないと、回復が被ってしまったり、蘇生が被ってるうちに他への回復が遅れたりで、ミスが重なると総崩れに....................
一応、もう1人のヒーラーに
「蘇生はこっちがやりましょうか?」と確認したものの
「what ?」おーまーえー !外人用の海外サーバーあんねんから、日本語わからんのに日本サーバー入んなよと。
そう思いながらもシャイな私は何も言えず..........
パターンやギミック覚えるにも、ランダムのルーレットで選ばれた人らとパーティー組んで突入する必要があり、特に回復キャラが初見だと、まずクリア不可。
他の7人に迷惑かけまくるため、参ったなと。
ここらが野良の限界か....................そんなこんなで、やや頭打ち感を感じながら、とりあえず、他のクラスも底上げしておこうかと。
(システムとして、例えば、呪術士レベル26で習得する
「迅速魔」という、使用後一発目の魔法は詠唱時間不要、次回使用可能まで1分なアディショナルアクションは、習得してしまえば、他の魔法クラスでも使えるようになり、難易度上がるほど必須となります)
呪術士、巴術士をある程度までレベル上げて、白魔導士でも他職のスキルを使えるようにして..........
マクロを書き換えて..........
FF14は、メーカーがマクロ推奨で、専用の作成画面まであります。
そんなに多数のオンラインゲームをやったわけではありませんが、大体、マクロというのはチート扱いになるものと思っていただけに、これには驚きでした。
マウスとキーボード操作が神速で完璧なら手動の方が速いとは思いますが、操作速度よりも、8人パーティーで混戦になると、誰がどこにいるのかわからなくなって探す事になってしまいます。
それを
「パーティー欄○番目の味方が攻撃してる敵にバイオ、1秒後エアロラ、後即エアロ、2秒後ストンラ」みたいにマクロ組んでしまって、キー1つ叩けば済むようにした方が楽です。
マクロの縛りとしては、作成画面で15行以内で書く必要があり、魔法も技も
「発動するまでの溜めの時間と、発動してから次に発動可能までの充電時間」みたいな概念があるため、時間や効果や順序を考えて、書式制限の中で試して調整してというのも楽しいです。
(ただし、実際は発動から発動までは2.49秒みたいな数値ですが、マクロの仕組み上、小数点以下は切り捨てられるので3秒と書くしかなく、この0.49秒がもどかしい時も)コンマ以下の時間はマクロ設定できませんが、誰に対して発動させるのかを選択するのに時間掛かるぐらいなら
「攻撃されてる味方に○○」
「ヘイト飛ばされたら○○」みたいに、予めマクロで書いてた方が、初心者にはミスが少なくなって助かります。
..............と、盛大に話が逸れましたが、次の段階を模索中、突然直接チャットが。
「FC(フリーカンパニー)のメンバー募ってるんですが、興味ありますでしょうか?」と。
~~~~~~
FF14では、プレイヤーは
「冒険者」という立場で3つの国を渡り歩き、依頼を受け功績を上げ、それぞれの国の偉いさんに認められ、各国の軍隊であるグランドカンパニーからスカウトされる流れになります。
そのグランドカンパニー独自の討伐や調達をこなす事で、ヒラ隊員から大将まで階級が上がっていくのが、設定として決められたシステムといった流れです。
(ストーリーが進むにつれ、軍隊内の階級も上がっていき..........
ましてや.....3つの国のある大陸がエオルゼア、その大陸のある星がハイデリン。
プレイヤーはハイデリンから
「光の戦士」として、星の命運を託された存在。
にも関わらず
「ゴミ拾い」や
「害虫駆除」等のナメた依頼をかけてくる、神経図太い村人なんかが多数いますが..........)
まぁ、それを言うと物語が成立しないので置いといて....................
FC(フリーカンパニー)というのは、簡単に言うとクランやチームみたいなもの。
マスター含め4人から結成でき、協力してやっていこうといったものです。
ただ、所属するだけでも特典が多く、戦闘職でも製作職でも経験値割り増しがあったり、唯一の相方であるチョコボの戦闘訓練ができたり。
皆でギル(ゲーム内通貨)を出し合い、拠点とする土地を購入し、製作職で屋根や外壁から庭、内装に至るまでかなり細かくデザインできる家を建てる事ができます。
家は共用のアイテム倉庫があったり、チョコボの厩舎やチョコボのエサを植える畑があったりで、誘ってもらったFCは割と規模が大きく、地下1階地上2階建でした。

(この厩舎でしかできない「チョコボの色変え」で、それまでは黄色だったチョコボをワインレッド系に)


さてさて、このFCというシステム。
どのジャンルのゲームもそうですが
「協力できる」という便利さが、逆に足枷になったりもします。
ガチ系とでもいうのか
「○曜日の△時にログインして練習」みたいなものですら億劫なのに、いくら時間あっても足りないFF14なら
「じゃあ、まず仕事辞めて、家族関係断ち切って下さい」みたいな漫画のネタレベルもありえるんじゃないかと。
好きな時に好きなようにゲームしたい身としては、息が詰まる気がして、BF4でもクランの勧誘は断っていました。
(というか海外クランから誘われても、英語できないためハナから意思疎通とれません)今回、お試しみたいな感じで、このFCに参加したのは
「仕事の都合上、インできる時間がランダムで、ご迷惑おかけするかと思うので」と返信したら
「インした時にたまたまインしてるメンバーがいれば、一緒にやろうというノリですから」と。
ユルそうなのが一番の理由といったところです。
メンバーは40人ほど。
同時にインが重なるのは多い時で15人ほど。
年齢的なものはわかりませんが、チャットのログ見てると学生が多い感じの中、夫婦で参加してる人も。
マスター及び立ち上げの主要メンバーは、ステータス見ただけで廃人。
ただ、皆、ノリは柔らかく温和。
中の人の実像は知りませんが、自分の得意分野に初心者が現れれば、教えたくなるのは人の性。
けれど、これも、手取り足取りすぎるとまたメンドクサい感というのか
「好きにさせて」と思うワガママな私ですが、こちらから訊かない限りは濃い絡みもなく、良い距離感です。
初対面で、明らかに娘に年齢近いような小僧に
「なぁ、これなんてバイクなん?」等と訊かれれば、フルフェイスで頭突き食らわせたくもなりますが、基本的にどの分野の趣味でも、年齢的なプライドは捨てたもん勝ちだと思っています。
さて、レベル完スト60なところ、今で白魔導師レベル59。
「極蛮神」までは、白魔導師のみのスキルで何とかなっていましたが「迅速魔」習得するために、他クラスのレベルも上げる必要が..........
まず黒魔導師にチェンジ。
レベルは
1から。
何をどうすればいいのかわからないまま、とりあえずパーティーが組める16まで密やかに上げておき.........
そしてマスターから、パーティー編成のお誘い。
上から目線で、あれこれ言われたら鬱陶しいなと思いながら参加すると....................
皆、優しいggrksみたいなチャット飛んでくるのかと思いきや、操作やスキルの組み合わせを
「戦闘しながら」細かく教えてくれてクリア。
「またいつでもお手伝いするので、インが被ったらID行きましょうね」いや、もう、何というか.............
誕生日ケーキに、嫁からは
鼻くそみたいな小粒のチーズケーキ3つ(前日の残り物)を渡された身としては、人の温かさに過剰反応してしまいます。
結局、その後も何だかんだ手伝ってもらい、呪術士レベル26で習得できる「迅速魔」を習得。
「メンバーの人の要望があれば、装備作って渡せるようにクラフト職は完ストさせてるので、いつでも言って下さいね」..........キリストのような人だなと
良い人らが多いので、気付いた時には、私がチョコボ厩舎の掃除や畑の水やりをしたり。
その後は、新規で私よりももっと初心者な人らも参加してるようで、進め方がわからない内容のチャットもチラホラ。
古参のメンバーには記憶が古すぎるのと、アップデートで修正が入り、難易度その他細かい仕様が、当時と変わっていたりするため、どちらかといえば最近やったばかりの私が教えてあげたりも。
「メッチャ下手な初心者なんですが、一緒に行ってもらえませんか?」と誘われ、一緒にIDに参加すると、
難易度別次元になるほどホントに初心者で
「ごめんなさーい!」のチャットが飛び交う阿鼻叫喚さも面白いものです。
バイクもそうでしたが、隼に乗り始めた頃はボッチ。
そこからイベントやブログを通じて、見ず知らずの人らと知り合いワイワイと。
ゲームも、ストイックにソロでやるのもいいのですが、見ず知らずの人らとワイワイできるのは楽しみ方の幅が広がるなと。
そんな感じでタラタラとやっています。
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