さて、単品野良で乗り込んだFF14。
釣ったり

釣ったり

釣ったり

乗ったり

乗ったり
「朕の目覚める時間が朝であり、眠くなるのが夜じゃ」と、まるで自分が地軸にでもなったかのような唯我独尊な状況も手伝い、進行速度はかなり早いです。

夜に出撃しないヴァンパイアのような、朝でも開かぬ朝顔のような..........
MMORPGは、まずこういった条件にある人間にアドバンテージがあります。
「それ、うちのお母さんに自慢してみなさいな」と、嫁から飛ばされる冷ややかな視線話は置いといて
「レベル完ストまではチュートリアル」と言われる意味をひしひしと感じる今日この頃。

RPGなんて、レベル完ストして最強装備にしとけば、エンドボスも楽勝なのが当たり前だったオフラインのRPG以来、浦島太郎状態でまともに始めたオンラインRPG....................

まず、ストレートにストーリーを追いながらレベル完ストした程度では、大体その頃に到達してる地域の雑魚敵にすら手を焼く始末で、
相手が2匹になると死にかけます。
宇宙最強みたいな大風呂敷を広げながら、フリーザにアワアワガチガチだった初期べジータの心境がよくわかります。
というのも、装備によってキャラのステータスが大きく変わるため、完ストした時点の装備ではステータスがかなり低いからです。
装備は武器(片手持ちなら武器と盾)と防具(頭、上着、腕、ズボン、ベルト、クツ、首輪、腕輪、指輪が2つ)ですが、この全てにIL(アイテムレベル)というのがあり、これらの平均値が装備レベルになります。
今の最高値が
240ぐらいのようですが、レベル完スト時は
140ほど。
(現在IL220ですが、同じキャラレベル60でも、IL145の時とではHPだけでも倍以上違います)そこからは完ストしてやっと開放されるクエストばかりになり、更に
「IL170以上、180以上、200以上」でないと開放すらされないものが目白押し。
要はキャラレベルを完ストしてようやくスタートラインというのか、チュートリアルが終わって本編といったところで、ILが低いと裸にティッシュ巻いてるようなものです。
装備品はクエストのクリア報酬で貰えますが、IL200超えになるには
「禁書」や
「伝承」といったクリアした証明書みたいなものを集めて交換という形になってきます。
禁書375で頭装備品、禁書185で指輪みたいな感じですが、禁書というのが8人掛かりのボス戦クリアして10か30。
完ストからようやく参加できる長めのIDクリアして100。
「禁書」以前に
「詩学(戦記)」というものがあり、報酬的に詩学100と禁書10、禁書100と伝承10のように貰え、希少価値的には「伝承:IL230装備」>「禁書:IL200装備」>「詩学(戦記):IL120」となります。
そして、現時点では「伝承」には週制限があり
「1週間に450まで」しか集められず、また「伝承」クラスの装備品は、1週間に1個、現時点でのエンドコンテンツでドロップする形です。
(まだ禁書装備強化段階なので、伝承より上の事はわかりません)
要は、制限掛けて後発組でも先行組に追いつきやすくしたという表の理由と、月額制ゆえの長引かせという裏の理由もあるのかと。
今はフル禁書装備が完了。
更に禁書装備を強化するために必要で、クソ長く割と死人も出る難易度のIDをクリアして1つもらえる「マハ古銭」を各部位分集めて強化を完了、少し伝承装備も混じり始めたところです。
そんな感じで進めている中、参加してる
FC(フリーカンパニー)マスターとサブマスター、その他数人の中核の人らはリアルな友達関係のようにも。
インが重なった人らとPT組んでIDに行ったりもしますが、FCでのPTは何でもありの阿鼻叫喚。
「タンクやってみます!」と誰かが言い出す。
敵のヘイトを取って、他に攻撃させない盾の役割なのがタンク。
けど、初心者タンクはヘイトが散りまくり..........
高レベル帯になればなるほど、万能型より特化型が集まった方がクリアしていきやすいため、私のメインである白魔道士は
MND(回復魔法力)にステ全振り。
物理・魔法共に
攻撃される事を前提としておらず、防御力も紙でHPはご老体。
経験値に関してショートカットができない仕様のFF14では、高レベル帯までくるとタンクもそれなりにやり込んだ人が参加してくるので、よっぽど不慣れでもなければヘイトが散る事もなく安心して自分の役割に専念できますが....................
それに慣れてしまってる中、初心者タンクの練習に付き合うと、敵から思いっきり囲まれ殴られる始末。
タンクにヘイト向けさせようとタンクに近寄ると、タンク逃亡....................
私、即死。
「ごめんなさーい!」と返事のタンク。
他からは
「wwwww」に
「ワロタ」助け求める間もなく、回復役が真っ先に床舐めしてるため、即全滅。
ランダムでメンバー選出されるCF(コンテンツファインダー)なら、恐らく罵声が飛び、無理だと判断して途中で抜けていく人続出であろう状況でも、FCメンバーでの練習ならどうという事もなく。
逆にタンクが初心者なら、ヒーラーのスキルが高くないと立て直せないため、こちらの練習にもなります。
そして
宝探しクエスト。

本来なら高レベルの採掘師が
「古ぼけた宝の地図」というものを掘り当てて、それを元に戦闘職に変えて突入するのですが、まず採掘師のレベルが低いため、個人売買のマーケットで購入。
G1~G8まで、難易度と貰えるレア度が変わりますが、こういうものがあるとは全く知らず。
FCメンバーに
「今ヒマ?これから行ってみない?」で教えてもらう事に。
とりあえずG8の地図を30000ギルほどで買い解読。
それぞれ1つずつ解読した地図を持ち寄り8人パーティーを組む。
FCメンバーだけで足りない時は募集をかけて野良を募る。
皆で地図に示された場所に行き、その地図の持ち主が現地で辺りを見回すと、宝箱が出現、開けると多数の敵出現。

それを8人で倒す。
ハズレだとそこで終了。
当たりを引くと、空間に穴が現れて宝物庫へ。

FF14の場合、ドロップアイテムは欲しい人全員がロット(ランダム数字のルーレット)をして、数字が一番大きい人が貰える仕組みで、運が悪いと何回やっても他の人に持っていかれますが、宝探しは参加ルールで
「自分の地図以外の地図で出たアイテムはオールパス」が主流です。
自分のために他7人が手伝ってくれる代わりに、自分も7人を手伝う感じになります。
宝物庫に突入するとボス出現、倒すとアイテムドロップと次のステージに突入するための門が2つ出現。
パチの確変連チャンみたいなもので、当たりの門を選び続けると最終7層まで行けて、当たり引いた人はアイテムとギル。
手伝いの人もそれぞれ20万ギルほど貰えます。
FCメンバー数人と他FCメンバー数人が、マッチングでパーティー組んで挑みますが、エンドコンテンツ挑戦のようなピリピリ感とは違い、知らない者同士でワイワイとユルい進行も楽しいものです。
このFF14、ネット上のインプレはどちらかというと
「クソゲー」的な見解も多く見かけますが、個人的には棲み分けが確立されて、MMORPGが好きな人なら誰でも楽しめるように思います。
エンドコンテンツと高難易度IDや極蛮神を周回するガチ系から、そこまで極めずとも楽しくこなすエンジョイ系。
戦闘が苦手なら、釣り・園芸・採掘で素材を集め、木工・鍛冶・甲冑・彫金・裁縫・革細工・錬金・調理でアイテムや装備を作成しマーケットで売る。
目利きというのか、市場の動向を読む経済的な楽しみ方もできたり。
ソロでもこなしていけるようになっていながら、やっぱりオンラインゲームならではの、プレイヤー同士の交流があると面白さも段違いに。
たまたま声を掛けてくれたFCのマスターと、そのFCのメンバーにも恵まれたというのか、先行組特有の
「新参者への上から目線」も無く、基本自由。
「FCのハウス建て替えるから、ヒマな人は地下室へどうぞ」
「FCの飛空挺作るから、ヒマな人は地下室へどうぞ」
「討伐行く人~」ぐらいで、こちらから手伝ってと頼まない限り、強引な誘いもありません。

こういったFC単位での制作も、低レベルから高レベルまで、それぞれが作れる材料が設定してあり
「リリちゃん!○○作って!」みたいに、分担して材料集めて作れるようなシステムです。
旧FCハウス



新FCハウス

(個人的に、ゲームのキャラ名はどれも、女なら「リリス」男なら「ラーズ」と付けるので、リリちゃんと呼ばれています)うん、まぁ、
キモいです。
画面の中のキャラは可愛く作っても、画面の前では、はみキン状態のオッサンですから。
とりあえず、ユルいFCには類は友をというのか、同じようなユルいスタイルでプレイするのが好きな人が集まりやすく
「レベリングまだの人いますか?」と打つと「行く行く!」みたいな感じで、終わるとチャットでダベって、またそれぞれ自分のを進行させるような流れです。
他人を不快にさせない、空気読める程度のコミュ力と、少し積極的に輪に入っていく姿勢があれば、楽しくゲームできるかなと思います。
MMORPGをやってみようかなと思う方がいらっしゃれば、FF14はおすすめかと思います。
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