ユーザー車検当日までの流れを書いておきます。
まずここにアクセスし、日時の予約を取ります。
「
国土交通省 自動車検査インターネット予約システム」
(予約の取り方は、ページ見ればわかるので割愛)
予約が完了すると下のような予約番号が表示されるので、それをメモっておきます。

私の場合は寝屋川市の大阪運輸支局で予約を取りましたが、午前2ラウンド、午後2ラウンドの4つの時間帯に分かれ、2週間前から予約可能でした。
検査日に必要なものは..........
・車検証
・自賠責保険の書類
・納税証明書
・認め印これらは必須ですが、個人的に「あれば便利」と思ったものは..........
・鉛筆とボールペン(書類に記入する場所にも置いてありますが、混んでいると順番待ちしないといけないため)・マグネット(レーン内では数枚の書類を持ってバイクを動かす必要があり、片手塞がって不便だったので、カウルに差し込める場所が無いなら、マグネットでタンクに貼り付けた方がスムーズにいくかと)ここから大阪運輸支局での流れを書いていきます。

最初に
「C」の陸運協会へ行きます。

陸運協会入り口に一番近いカウンターで
「用紙・検査代(1750円)」を払い、書類一式を貰います。
最初のカウンターのおネエさんから
「順番わかりますか?」と訊かれ
「わかりません」と応えると、手順の書かれた紙を渡され、これは鉛筆、これはボールペン、次は何番窓口で~みたいに丁寧に教えてくれました。
次は隣のカウンターが
「自動車重量税(3800円)」その隣が
「自賠責保険(13640円)」この2つは空いてる方から回ればいいようです。
お金が必要なのは以上で、合計
19190円。
払い終わると
「A」の運輸支局庁舎に行きます。

そこで「C」で貰った書類を記入していきます。
が、ここで失敗。
「点検整備記録簿」の書き方がわからん..........
(ネットで拾ったもので、場所によって若干書式が違うようです)この点検整備記録簿は、ユーザー車検に限り
「後日受けます」でパスできると聞いてた事も忘れ、頭真っ白。
数枚ある他の書類も名前と住所書いたぐらいで提出してしまうほどの動揺っぷり...........しかし、ユーザー車検専用受付のおっちゃんは
「ここ抜けてるねー」と言いながら、記入すべき項目全てにチェックを入れて
「しるしをつけたとこを書いてきて下さいね」親切すぎる..............
チェックしてもらったとこを記入して、再度提出して合格。
「次はレーンになりますが、お気をつけて。レーンは10番ですよ」
公務員なんて、窓口で目も合わせない冷徹機械人間ばかりかと思っていましたが、正直言って、何の予備知識も持たずに行ってもスムーズに手続き完了できるほど、丁寧に教えてくれました。
その予想外の優しさへの感動は、机にスマホを置き忘れたままだったほど。
全ての検査終えてから「あれ?スマホないやん」と気付き、置き忘れた机まで子カール君ターボぐらいで走りました。
(幸い、元の場所にそのままあったから良かったものの、スマホはEdy登録もしてるし、スマホケースにはクレジットカード2枚に免許証に保険証が入っているため、嫌な汗が出ました)そしてレーンへ。

2輪車は向かって一番右端の10番レーン。
1番レーンからどのレーンもズラッと並んでいたものの、最後尾には誘導係の人がいて
「10番レーンは並んでないから、新規なら外回りで前まで進んで下さーい」と。
結局、レーン先頭まで進み、待つ事なく検査開始。
(途中、隣のレーンで並んでるバイクも数台見掛けたけど、新規?と確認しているところを見ると、再検査のバイクなのか?)検査官は若いお兄さん。
まずは排ガス検査。
マフラーに針金のようなものを突っ込まれる。
こちらとしては、最も懸念していたのが音量。
レーン内、結構いい音でアイドリングなためドキドキ。
排ガス測定中にウインカーやホーンのチェック。
ハンドル幅計りながら
「走行距離いくらぐらいですか?改造とかなさそうですね」「はい!8800kmしか走ってなくて、買ってそのままですわ」と、愛想よく。
そんなやり取りをしていると
「排ガスOK」の表示が。
マフラー、大丈夫やったやんと、ホッと一息。
少し進んで溝にタイヤを落とし、ブレーキの検査。
(この時、思ってた以上に測定開始で溝が下がり、車体が左右にブルブルっとなり、片手で書類持ってた事もあって立ちゴケしそうになりました)次にスピードメーター。
「40km/hになったら、足のスイッチで合図して下さい」これもOK。
最後に
光軸検査。
マフラーの音量で再検査だろうと思っていたため、それをすんなり合格してしまうと、ここが山場。
光軸で不合格になったら、
ぽこぺん君に怨嗟の電話してやると。
14Rはhighが2灯なため、片側にカバーかけてチェック。
デカい虫眼鏡みたいな機械が無機質にウィーンウィーンと。
正面に合否の表示板があるものの、機械が止まってもなかなか表示されない..........
「やっぱりアカンか..........」と思った瞬間、合格表示。
嬉しいというよりも
「なに、値打ちこいて溜めとんねん!」な心境。
「はーい!OKでーす!隣の機械に書類通して7番カウンターに行って下さーい」と、次の検査のために入り口に行ってしまった検査官。
どの書類通したらええの?とポツーンとなっていると、隣のレーンでトラックの検査してた検査官が来てくれる。
カウンターで書類一式貰い、車検終了。
今回、12年ぶりにバイクのユーザー車検を受けたのと、大阪運輸支局の綺麗に建て変わった変貌ぶりに、かなり挙動不審な動きをしてしまいました。
けど、バイクさえ車検に通る仕様であれば、職員の人が丁寧に教えてくれるのでスムーズにいくかと。
到着してからどうしていいのかわからず立ち尽くしたりしながらも、帰るまで1時間掛からなかった感じです。
ただ、優等生な発言をするつもりはありませんが、バイク屋に出して、プロの手で整備されたという安心感と時間を買うというのは間違いではないと思っています。
特に大型バイクなど、剥き身で簡単に300km/h出る乗り物。
「買える安全は買っとけ」が正しいと思います。
私の場合は、近くに14R乗ってる人もいたり、ぽこぺん整備工場も頼れるので、走行距離の少なさもあってユーザー車検を選択しています。
(嫁の強要90%含みますが..............)どちらも一長一短だとは思いますが、思っている以上に敷居は低いというのが実感だったため、もし、どちらにしようか考えてはる人がいらっしゃれば、一度ユーザー車検を経験してみるのもありかなと。
そんなところで締めたいかと思います。
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