六甲ガーデンテラス

先日は、とある方と神戸から六甲山へドライブに。

もう6年ほどになるのか、私が原因で離婚からシングルマザーとなり、職業訓練学校を経て地元のベンチャー企業へ就職。
最初は小さな会社のメルマガ担当から始まり、会社も順調に大きくなり、メディアへの露出も増え、今は肩書きも付いて広報部。

勤めてからの月日と共に、当然、私生活も同じ時間が経つもので、私と違い、1対1で子供と向き合わなければならない中、そろそろ多感な時期に入ってくる頃かと、これまでと少し付き合い方も変えた方がいいんじゃないかと。
家に行ってウダウダするよりも、多忙な中でも有給休暇が取れそうなら、その時にどこかウロウロするのがいいかなと。

そして、子供が泊まりの学校行事があるとかで、有給休暇取って美術館に行くと。

そんなこんなで神戸。
兵庫県立美術館で、そそられるようなものが展示してあるらしく、私は仕事明けだった事もあり、見終わるのを見越した夕方、現地に迎えに行く段取りで。
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「建物の西側の道に車停めてる」と連絡すると
「カエルのとこ?右?左?」
..........いつも思うけど、位置を伝えるのに右とか左とか「おたくの向いてる方角がわからんがな」...............

なんとか合流しカワサキワールドにでもと思ったものの、最終入場の16時半まであまり時間もなく
「お腹空いた」との事でモザイクへ。
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平日という事もあり、空いてるものの「ここは日本か?」と思うほど、聞こえてくるのは外国語ばかりで観光客の比率が高い。
負けじと、ジャパニーズ流アメリカンな振る舞いで、おもむろにケツを鷲掴みにすると
「中年同士が何やってんやと、周りがザワつくからやめなさい」
と一蹴....................

そして六甲山へ。

毎度毎度、神戸側からの入り口となる、所謂「表六甲」への道がわかりにくい。
というか43号線や2号線は「左折専用レーントラップ」が至るところで発動し
「そのうち左折するし」で左車線キープが通用しない。
その度ごとに「すいません、すいません」と低姿勢で直進レーンに入れてもらう。

ただ、これは極めて個人的な職業運転手から見た感想ながら、神戸の運転マナーはすごく良く思える。

「とにかく鼻っ面ねじ込んで合流する大阪市」
「ねじ込む隙さえ見当たらない京都市」
「はい、どうぞどうぞ神戸市」


海に近いほど大型トラックが増えてくるけど、基本的に大型の貨物トラックは優しい。

と、表六甲の山道に。
まだ登り始めの辺りは交通量も多いものの、さすが地元の住人達なのかペースが速い。
中腹辺りで前方がクリアになったのか、前を走るハイエースが横転しそうな勢いで爆走。

助手席に座る人物の股ぐらに手を突っ込んで「ええんか?ここがええんか?」と、昭和のVHSエロビデみたいな事をしようとすると、すぐに見えなくなるハイエース。
というか、豪快に車線割って走ってるけど、まだ日も暮れておらず、対向車の位置がライトでわかる訳もなくて恐くないのかと....................
クラウンで車線割らずにタイヤ鳴くぐらいで追いつく状態。

「ちょっとチビッちゃった」と若いコが言うなら、天使飛び交うユートピアなものの、年齢的にそんな事が起これば、もはや事案
そんな悲劇を回避するため、低レベルな頭文字Dは終了し展望台到着。
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まだ日没までには少し時間があるため、店をウロウロ。
超絶高級ピアス2セット5000円を買ってあげ、向こう数十年は安泰。

テラス状の展望台で、中国人か台湾人か若いカップルにカメラを渡されるも、決して「シェイシェイ」とポケットに入れて猛ダッシュしたり、谷底に向かってポーイと投げたりする事もなく、ちゃんと空気を読み撮ってあげる。
(但し、指定されたポジションが悪く、逆光で顔真っ暗)

そして以前から完成してたのは知ってたけど、何かよくわからなかったドーム状のこれ。
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「六甲枝垂れ(ろっこうしだれ)」という名前らしく、入場料300円払って行ってみる。
建物自体は檜でできた「氷室(天然の冷蔵庫)」になっていて、良い匂いと冷んやり....というか外気温16度で寒い。
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夕焼けを残しながらも街は灯りをともし始め、夜へ。
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恐らく「関西の夜景を見ながらディナーでも」みたいなツアーであろう、観光バスが数台入ってきて人が多くなってきたので下山。

「渡したいものがあるから家寄って」と。
神戸から大阪の南の端まで。
持って来るにはちょい重いとか....................

そして渡されたというか、置いてあったのがこれ。
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うーん....................確かに持ち歩けるようなものではない。

41歳の誕生日プレゼントらしい。

41歳というとバカボンのパパと同い年..........
「こんなオッサンにはなりたくないな」と思っていた幼少期。

が、同い年になって、やってる事はそんなに変わり無いような気もして、ややヘコみがちな今日この頃です。

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