去年の12月から始めた
「仮想通貨」マーケティング用語でいうところのイノベーターは数百億稼ぎ、アーリーアダプターの時期も過ぎ、せめてアーリーマジョリティに入って小銭が入ればと。
■イノベーター■
冒険好きで新しいものを早速取り入れるタイプ
■アーリーアダプター■
流行に敏感で情報収集を行い判断するタイプ
■アーリーマジョリティ■
比較的慎重で平均より早く取り入れるタイプ
■レイトマジョリティ■
比較的懐疑的で周囲の大多数を見てから同じ選択をするタイプ
■ラガード■
保守的で世の中の事に関心がなく、イノベーターが伝統になるまで取り入れない
とりあえず
「投資」というのは初体験だった為、恐る恐るの開始。
開始時は
「よくわからんからホールドして上がるの待ってりゃいいや」と、株のように歴史のあるわけでもない仮想通貨は早い者勝ちとの認識で
何もしなくても勝手にコインの値段が吊り上がり、1週間ほどで15万円が25万円になってニッコリ。
が、クリスマス前ぐらいに大暴落が....................この時の暴落ぶりはリーマンショックを超える下げ幅だったとか。
ただ、どのコインも盛大に下がったものの、開始後即大暴騰してくれた為、まだ含み益はプラスの状態で事なきを。
これはコワい。
自分より数日遅れて始めた知り合いは
「早く買わないと損する」の強迫観念からか
私が1ビットコイン130万円の時に10万円分買ったのに対して、1ビットコイン150万円ほどの時に他のコインも合わせて65万円分
210万円ほどの時に35万円分買ったと。
その後は1ビットコイン170万円を上下しているので、後に買った分は赤字....................
最初に買った分と相殺して、僅かな含み益という状態だとか。
その知り合いの場合、クレジットカードで65万円ほど買ったところでカード上限。
別のクレジットカードで35万円買ったらしいが...........................
支払いは
「親の年金ブチ込んだらいい」といった富裕層な人。
他人がどこからどうカネを引っ張ろうが関係ありませんが
私自身は、家族が病気でどうしても治療費足りない等となれば、身内に頭下げてカネ借りるとは思えど
こんなマネーゲームみたいなものに、年金暮らしの親のカネが思い付く時点で価値観の違いを感じました。
そして女。
「メシ行ったつもりで1万円だけでも買っといたら?」で、1ビットコイン190万円の時に1万円分と、もう一つオススメしていた
リップルというコインを1リップル100円ぐらいの時に5000円分買ったと。
その後のビットコインのダダ下がりぶりに
「下がっとるがなぁ!」と文句垂れてたものの、リップルが4倍近くに跳ね上がってプラスになりニッコリ。
私は1リップル30円切るぐらいの時に1万円分買っていたため、13倍ほどに。
「あの時100万円買っとけば..........」と、血の涙気分ながら、まぁプラスならいいやと。
そして暴落を目の当たりにして考えました。
仮想通貨の場合、2009年にビットコインが初めて世に出た時、1ビットコインが0.2円。
それが去年12月に1ビットコイン220万円ぐらいに。
倍率でいうと1000万倍。
10円分持っていれば1億超える状態。
取引所のチャットを見ていると、今200円ぐらいのコインが化けるのを期待して
「長期ホールド」と
株のようにトレードで差益を得る2つの方法がメインといった感じです。
先に挙げた知り合いの場合、目標は4億円ながらその手段はレバレッジ(信用取引)掛けて25倍とかで取引するのでもなく
「仮想通貨は暫くは上がるのみやから、自然に上がるのを待つ」と。
けどこれ、コインの数は上限がある以上、誰かが得すりゃ誰かが損してるゼロサムゲームで
これまでブログ読んで頂いてる方ならおわかりかと思いますが、何でもまず疑ってかかる自分には希望的観測は持てません。
まだ過渡期で法的な規制も緩いけど、今後どうなるかわからない。
ビットコインはコイン総数の70%を1000人ほどの「クジラ」というグループが持っているため、価格操作が簡単に行える。
現在は基軸通貨としてビットコインが使われていて、他のコインはビットコイン建てで買えるため、ビットコインの値動きにかなり影響されている。
物として存在しないものへ価格を付けて取引といった謎すぎる仕組みの、壮大なねずみ講みたいなものちゃうの?
基本的にネガティブ思考な上に、生活費とは別とはいえ自分のカネ..........
稼げるうちに稼いで、さっと手を引いた方がいいんやないかと。
ホールドしておくものは別にし、宝くじよりも遥かに高い確率で夢見れる草コイン(発行されて間がなく、1コイン0.04ドルみたいなコイン)を海外取引所を使い、動かしやすいものはチャート見ながら国内の取引所でトレード開始。
「安く買って高く売る」の繰り返し。
ゲームのために3面にしていたモニターが、こんなところで役に立ちます。

結果、収支としては、ホールドしてる分は含み益で、特に海外取引所で買った草コインが前日比150%とかでガンガン上がったりするので変動幅が大きいのですが、大体+20万円。
利確して日本円にしたものが+20万円ほど。
基本的にヘタレなので
「あー!もうちょい持っとば......」な事は多々ありますが、少額を確実に手に入れればいいやと。
とりあえず始めようかどうしようかと思案中の方へ、1ヵ月程使った取引所の正直な感想を書いておきます。
「coincheck」
国内では取り扱いコインが最も多く13種類。
スマホのアプリが使いやすい。
現時点で取引板はテイカー(買う側)もメイカー(売る側)も手数料無料。
板買いがビットコインのみで、他の12種類のコインはcoincheckの販売所から購入。
販売所での売買は取引板と違って、売買それぞれに3%ほどの手数料が取られます。
ここでは、他で入手できないコインを仕方なく販売所で買ってホールド
ビットコインを板でやり取りする使い方をしています。

「bitFryer」
取り扱いコインは6種類。
coincheckでは扱っていない「モナコイン」という、国産の2ちゃんねる発祥のコインが買えるので登録しました。
しかし、暴落からの横這いで、7000円が5000円ほどになって、板取引もできないので放置中です。
ビットコインの送金手数料が、coincheckは0.02BTC掛かるのに対して0.015BTCと安いので
海外取引所などにビットコインを頻繁に送金するのなら、coincheckより手数料面で勝るかと。

「バイナンス」
世界最大の取引量らしい中国の取引所。
扱うコインは約50種類。
ビットコインのような有名コインから、1コイン$0.04のような草コインまで多々あり。
「名前がカッコいい」みたいな理由だけで買って、宝くじ感覚でホールドしています。
海外取引所なので日本円では取引できず、USドル建てかビットコインやイーサリアム等を送金して、仮想通貨建てで取引します。
個人的に一つ引っ掛かるのは、中国政府が規制を入れた時にどうなるか?という点です。
最悪、全て没収みたいな可能性もゼロではないと思っているので、大量に預けておくのはどうかと。

あまりブログでカネカネカネというのは好きではなく、Twitterなんかでもよく見掛けるネットワーク系ビジネスに対しても
そんなに楽して儲かる言うなら、毎度「まぁなんとかやっていけてる」と言う弟を見て.............
車はせめて3億以上、家賃1000万円以上の生活で、初めて楽に儲かると言えよと思っているので興味もありません。
ただ
「何となく気にはなるけど、よくわからんし」といった人がいたら、人柱感覚でやってみた結果を書いておこうといったところです。
胡散臭いところはまだありますが「安く仕入れて高く売る」といった商売の基本と同じかなと。
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