前々回、大阪直撃だった台風のブログを書き、公開したはずが下書きになっていて
次の台風が過ぎてから気づき、今更公開とかやめとこうと思いつつ..................
やや心折れながらもコピペします~先日の大阪直撃の台風。
「大阪に台風なんて、毎度騒ぐ割には大した事ない」と、オオカミ少年目線の完全舐めプ。
14時前ぐらいだったか、部屋の照明がチカチカしだし停電。
私は出勤日に台風来るのはわかっていた為、強引に欠勤。
前年、出勤率8割未満で有給休暇無し状態なので、その前の出勤日に体調不良で早退というお膳立てをして
直撃日に
「やっぱりまだ.........」(会社というのは病欠等で年間の出勤率が8割切ると、翌年は一律9日の有給休暇しか発生しなくなるのがフツーだと思っているので、なんてブラックさだ!と思いつつ、欠勤で8割切ってもクビにならないのはホワイトなのかと。
ゼブラ企業といった印象です)娘は休校。
嫁はこういう時ほど忙しくなるホテル業の為、噛みつかんばかりの視線を私に飛ばし出勤。
さて停電。
どうせ1時間ぐらいだろうと、蓄電池の電気回してるキッチンでスマホの充電しながらスマホゲー。
蓄電池は冷蔵庫の電源優先にしてる為、エアコンはつかず、娘は扇風機持ち込み
「暑いー」と言いながらスマホゲー。
ゲームがしたいというよりも、何かに夢中になって時間が早く過ぎてほしいというのが正直なところ。
ピーク時、これまで生きてきた中で経験した事がないような暴風雨。
気圧が下がったからか耳がパキッと鳴る感じが。
家の軋みと揺れ、窓から外を見ると、空に舞うトタン造りの倉庫や木。
停電前にHDDをフォーマットしとけばよかったと悔いるほど
「これはヤベぇ」冷蔵庫を長持ちさせるため、娘に扇風機消すよう言い、怯えるウサギ状態で待機。
(うちのウサギはポリポリワサワサとエサに牧草を食べながら平常運転。ネコの方が怯えてソファの下に隠れて出てこなかったです)スマホは大容量のモバイルバッテリーがあった為、情報収集。
こういう時はTwitterがリアルタイムでわかりやすい。
我がユートピア、大都会豊中市を検索してみると.........
酷い.........
停電は市内全域、見慣れた場所が見慣れない光景になってる写真が続々と。
日没。
幸い、うちの車は無事で燃料も満タン入れてた為、娘と車に移動。
テレビでニュースを観ると、関空の連絡橋に船がめり込んでいる場面が。
そして市役所の公式ページに.........
「断水でお困りの方は、公園の水道をご利用下さい」??????給水車は?
うーん、出てない模様。
なんだそれ。
給水車を巡回させてるけど、間に合わず急ぎの場合、公園の水道は利用できるといった内容ではなさげ。
うちは戸建てなので断水にはならなかったものの、集合住宅のようなポンプで水を送ってるところは停電で断水。
集合住宅で停電なら当然エレベーターも止まってるはず。
汲んだ水持って階段上がるとか、若者ならいざ知らず、年寄りにはキツくないか?と。
やっぱり同じ事を思った人は少なくなかったようで、Twitterは祭りに。
夜、隣の家族がマクドに行くから、何か買ってこようか?と。
「ビッグマックのLセットお願い」娘の分と2セット頼み、また車でテレビ観ていると.........
2軒隣のコら(女子大生、女子高生、男子高生)が、停電でヒマだと、小雨パラつく中、なぜか花火を始める。
自分も小さい頃は台風の時は妙にテンション上がってたのを思い出し、娘も混ざって4人でワイワイ花火してるのを眺める。

暫くしてビッグマック到着。
値段わからないため、とりあえず2000円渡すと
「この前もらってるから、いらんて」どうやら、うちの弟の結婚式で東京に行ってる間、鍵渡してウサギの世話してもらったお礼に、うちの実家から持って帰ってきた中元のビールセットも箱ごと渡したのを申し訳なく思ったらしい。
酒など、飲まない人間からすれば、あっても仕方ないからあげただけなものの、逆に気を遣わせてしまったようで..................
夜も更けた頃、家の中で一番眺めのいい娘の部屋の窓から外を見ると、見事に真っ暗。
遠くでサイレンの音だけは止まないものの、見てる間は車も通らず、ホントに人いてんの?状態。
Twitter見ると、市内殆んどが停電したまま。
蒸し暑さの中「起きたら復旧してるでしょ」と、ポジティブ思考で就寝。
翌朝
全く変化無し。
Twitterでは、市内でちょくちょく復旧していってる町もあるものの
「道挟んだ反対側は電気ついてるのにー!」といったものも多く、〇丁目単位で明暗分かれているような感じ。
さて、戸建ての停電で困るのが
「風呂」水は出るものの、給湯器が電気無いと動かない。
私は気合いで真水シャワーを浴び、娘に
「最初だけ耐えたら大丈夫」と説明してやったのに
「そんなんできるか」と、同じ市内でも復旧した嫁の実家に行ってしまう軟弱ぶり。
結局、チャリで20分ほどの嫁実家から戻ってきた時には汗だく。
なにやってんだかコイツは..................
また日没。
これ何日続くんだ?とウンザリ。
けど、知った場所がめちゃめちゃになってるのをテレビで観た後では、建物に被害ないだけ恵まれてるわと。
そんな事を思いながら..................
チカチカっと。
復旧!
暑いからどこも窓開けてたら、外から一斉に歓喜の声が。
周りの家、こんなに人がいたのかと。
文明の利器のありがたさがわかった2日間でした。
その後、北海道地震やまた台風など、平成最後の年は天災が酷い気がします。
そして先日、Twitterで少し絡みもあった隼乗りさんが亡くなりました。
まだ14Rに乗ってた頃にフォローされ、TL見てるとあちこち出掛ける頻度がかなり高く
時間もお金もあって、人生楽しんでそうで羨ましいなと思いながら..................
北海道ツーリングに行くとの事で、その道中にアップされた写真なんかを見ても、ひたすら楽しそうで。
それが「ここが旅の終点、みなさんさようなら」
なんか変な言い回しだなと思っていると
まとめニュースで、そのつぶやきを最後に自死されたと。
数年前、バイク友達を同じ形で失った者として、今だに感じるのは無力感。
そんな素振りを僅かも感じる事ができなかったのが悲しい。
人間誰しも自分にしかわからない悩みがあったり、抱えていたりは当然で
心の中の境界線を越えた時、自ら幕引きを選択する気持ちはわかるから
「頑張って生きて」とか口が裂けても言えないけど、命あっての物種だと自分ではやっていきたいところです。
- 関連記事
-