機械沼 ~前編~

前回、少し触れた「レーザーカッター」
レーザー加工機というもので、光をレンズで集束させ、熱で対象を焼き
彫刻・切断・マーキングをする工作機械です。
虫めがねで黒い紙を焼くような...ガンダムのソーラレイみたいな感じです。

大雑把に、部品点数が少なく安価な代わりに出力の弱い半導体レーザーと
冷却必須で大型、大電力のハイパワーな炭酸ガス(Co2)レーザー
金属加工用にファイバーレーザーやYAGレーザーがあります。

3Dプリンターが特許の期限切れかなんかで価格が下がり
KICKSTARTERのようなクラウドファンディングで開発が進んだ事もあって、家庭用のインクジェットプリンターと変わらない価格のものも。

ここ何ヵ月かで見てきた中、728,000円という、個人レベルで購入できる3Dプリンターの中ではこれが最高峰じゃないかと。
ダヴィンチ Color
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これまでの単色や複数色ではなく、色まで完コピしてくれます。

3Dプリンターの敷居が低くなり、次いでレーザーカッターも。
何年か前までは数千万円が当たり前だったのが、数千円のものまで。

さてそのレーザーカッター。
様々なタイプのものが出ていますが、基本は縦横のX軸とY軸移動で、対象は平面になります。
(回転軸を装着すれば曲面加工も可能です)

レーザーカッターと似たようなものにCNCフライス旋盤というものがありますが
こちらはドリルで物理的に加工するもので、縦横のX軸Y軸と深さのZ軸で平面加工。
5軸や7軸のものは立体的な切削が可能です。
どちらかというと、糸状のフィラメントを積層して、無いところから造形するのが3Dプリンターで
木材等、有るものを切削して造形するのがフライス旋盤といった感じです。

といったところで、何故レーザーカッターかというと..................
3DプリンターもCNCフライス旋盤も、立体的なCADの知識がないと何も作れません
3Dスキャナーでスキャンしたもののコピーはできますが..................

平面に対しての加工なら、CorelDRAWやInkscape等、少し触った事があるので、取っ付きやすいかなといったところです。

そんなこんなで、レーザーカッター・CNC彫刻機・3Dプリンターが一体となった複合機を発見。
海外製のBoXZY~450,000円
BoXZYより安いDOBOT MOOZ
こちらは楽天で購入可能です。ダヴィンチ Color
DOBOT MOOZorder="0" cellpadding="0" cellspacing="0">
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45万円とかさすがに手が出ないし、10万円台の複合機は魅力的ですが
加工エリアが13cm×13cmと、ちょっと狭い気が。
それと、器用貧乏というのか、どれも「そこそこに齧る」より、一点特化でやってみて
それで更に興味が出たら専用のものを選択した方が、自分の性格的に合ってるような。

そしてまた深みに.....................
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