国産の家庭用レーザーカッターとしては...............
FABOOL Laser Mini ~59,800円
Podea-01 ~89,800円

この辺りが現実的かと。
予算的なものでヤフオク等を見ていると、中華製のレーザー彫刻機が多数出ています。
ミリングマシーンとレーザーカッターが合体したフライス旋盤も。

これなどは半導体タイプの
15Wクラスで、まず危険性が高いので、このような剥き出し型で国産メーカーが出す事はない
彼の国だからこそできる一品。
付属のゴーグルで失明しないかドキドキしそうです。

これらはヤフオクで手に入りますが、殆どが在庫を持たず注文が入ったら中国へ発送依頼といった流れのようです。
納期が10日以上だったりする場合は、まず間違いないかと。
正直、中国から直送なので検品がどうなっているのか......
ヤフオクで割高のもの買うのは仲介手数料と考えても、うーん.......といった気がします。
それなら直接、こちらで買い付けたらいいだろうと。
AliExpress(アリエクスプレス)ここは中国のアリババの関連会社で、
アリババが業者への問屋的存在に対して
アリエクスプレスはヤフーショッピングや楽天等のショッピングモール的存在で、一般向けになっています。
(業者向けか一般向けかの違いは、アリババは
「1ロット〇〇個なら□□円でどう?」みたいな交渉で金額を決め
アリエクスプレスは提示されてる値段のまま購入するだけです)
さすがに数十万円の機械をいきなり買うのはコワいので、試しに
カピバラのフィギュアを購入してみましたが.........
アリエクスプレスはPCでもアプリでも日本語版があります。
(かなり変な直訳ですが、雰囲気は伝わります)そこに日本円で商品単価が表示してあり、その下に送料も出ています。
購入はクレジットカードかPayPal決済で。
(他にも決済方法は載っていますが、全く意味がわかりませんでした)流れとしては、購入者と個々のショップの間にアリエクスプレスが入り、
「注文が入ったから発送して」とショップに伝え
「発送されたからちょっと待っててね」と購入者に伝えてくれます。
そして
「到着して商品を確認して、問題なければ承認をクリック、問題があればOpen dispute(紛争提起/オープン紛争)をクリックしてね」と。
これは、不良品や商品違いがあった場合に購入者保護を優先させるため
商品代金は一旦アリエクスプレスがプールし、購入者がOKを出さないとショップへ入金されないシステムになっています。
ヤフオクやメルカリみたいなシステムです。
関税に関しては.........
・商品の量が多い
・1つの梱包内の商品合計が1万円を超えるこのどちらか、またはどちらの条件も満たす場合、
10~20%の関税が掛かるようです。
(量の多さに関しては税関の係員次第といったところかと)とりあえず今回購入したものに関しては10日ほどで到着。
EMSだったので、自宅最寄りの郵便局に到着した時点でアリエクスプレスから通知が届き
商品自体も個数も問題ありませんでした。


まぁ、レビュー読むと、
たまたま当たりだったといった印象ですが
正直、日本で買えば5倍~10倍するぞという
「安さ」はかなり魅力的。
50WクラスのCo2レーザーカッターが7万円台という安さに魅かれ、ポチりそうになったところで................
「やめなさい」と嫁。
「爆発で火事とかだけは勘弁して」と。
更に、英語なら翻訳したるけど、中国語で書かれたマニュアルやソフトは私にもわからんと。
車やバイクみたいに、不具合あっても、おおよそ何が悪いか見当つくような慣れたもんでもないのに
トラブルあったら何を直していいかもわからんのちゃう?と。
買い切りじゃないんやから、最初のもんぐらい国産でアフターフォローもしてくれるとこがいいんちゃうかと。
となると.............
先に挙げた
「FABOOL Laser Mini」は自分で組み立てから。
レーザーから目を守るゴーグルは付属してるものの、本体は剥き出し。
本体を覆う箱や、加工面の底部に敷くハニカムテーブル等はオプション扱い。
フルオプションなら、結局、オールインワンの
「Podea」と大差無し。
それならPodeaの方がいいんじゃないかと、ちょっと沼から這い上がった気分な今日この頃です。
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