本格的なバイク始動を前に、まずやっておきたかった事がようやく叶いました。
もう5年ほど前になるのか、突然亡くなった白隼さんの墓参り。
当時、皆で白隼さんの家へ一緒に線香上げに行った際、帰りの道案内をしてくれたR1乗りさんもその後事故で亡くなり
会った事はなかったものの「今度、どっか行きましょう」等、TwitterのDMでやり取りのあった隼乗りさんも北海道一周した後、最終地点で自ら命を絶ち.................
短期間に続いたので、結構ヘコんでいました.........................
白隼さんとはバイクの事だけでなく、家庭や仕事、生い立ちなんかも話す仲だっただけに
本人にしかわからないものがあるのは理解しているし、私がどうこうできる問題じゃないのもわかりますが
自殺という形で生涯を終えてしまった事へ「なんで気づいてあげられなかったのか?」の無力感...........................
事故なら悲しさはあっても、まだ納得はできました。
バイクなど危険な乗り物というのはじゅうぶん承知の上。
私自身が何度もケガをしながらも、僅かな運の良さで生きているだけだと思っていますから。
けど、自ら命を絶つというのは、遺された者にとって時間は癒しにはならず、その時のまま立ち止まってしまっているような感覚です。
個タクの申請条件をクリアする為に、一旦バイクを降りようと決め、復帰した時は最初にここに来ようと思いながら
開業や娘の進学、コロナで、時間的にも金銭的にも予定は大幅に崩れ、数年掛かるかとも思いましたが何とか戻ってこれました。
ここ何年か、自分の中でどこか曇っていたものが晴れた気がします。
山の中の静かな墓地に私一人だけだったので、色んな事を思い出し、歳取ると涙腺も緩く.................
まだ立ち止まったままながらも、本人が目の前にいるように、いつもの調子で話し掛ける事はできたような気がします。
社会人になって利害関係抜きの「友達」と呼べる相手を見つけるのは、彼女作るより難しいと思っている中、趣味を通じてこの人と知り合えたのは幸せでした。
また会いに行きたいと思います。
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