再び

本格的なバイク始動を前に、まずやっておきたかった事がようやく叶いました。

もう5年ほど前になるのか、突然亡くなった白隼さんの墓参り。

当時、皆で白隼さんの家へ一緒に線香上げに行った際、帰りの道案内をしてくれたR1乗りさんもその後事故で亡くなり
会った事はなかったものの「今度、どっか行きましょう」等、TwitterのDMでやり取りのあった隼乗りさんも北海道一周した後、最終地点で自ら命を絶ち.................

短期間に続いたので、結構ヘコんでいました.........................

白隼さんとはバイクの事だけでなく、家庭や仕事、生い立ちなんかも話す仲だっただけに
本人にしかわからないものがあるのは理解しているし、私がどうこうできる問題じゃないのもわかりますが
自殺という形で生涯を終えてしまった事へ「なんで気づいてあげられなかったのか?」の無力感...........................
事故なら悲しさはあっても、まだ納得はできました。
バイクなど危険な乗り物というのはじゅうぶん承知の上。
私自身が何度もケガをしながらも、僅かな運の良さで生きているだけだと思っていますから。
けど、自ら命を絶つというのは、遺された者にとって時間は癒しにはならず、その時のまま立ち止まってしまっているような感覚です。

個タクの申請条件をクリアする為に、一旦バイクを降りようと決め、復帰した時は最初にここに来ようと思いながら
開業や娘の進学、コロナで、時間的にも金銭的にも予定は大幅に崩れ、数年掛かるかとも思いましたが何とか戻ってこれました。

ここ何年か、自分の中でどこか曇っていたものが晴れた気がします。

山の中の静かな墓地に私一人だけだったので、色んな事を思い出し、歳取ると涙腺も緩く.................
まだ立ち止まったままながらも、本人が目の前にいるように、いつもの調子で話し掛ける事はできたような気がします。

社会人になって利害関係抜きの「友達」と呼べる相手を見つけるのは、彼女作るより難しいと思っている中、趣味を通じてこの人と知り合えたのは幸せでした。

また会いに行きたいと思います。
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COMMENTS

unknown
unknown
2020/09/14 (Mon) 00:05

Re: 兵庫のファンさん

兵庫のファンさんも同じような境遇だったんですね。

東の方へ出掛けたら、いつも僕は帰りは名神吹田で降りて、白隼さんは中国道から山陽道で帰っていたんですが、向かう途中から「ここを走って帰ってたんやなぁ」なんて思いながら、やっぱり、まだ引きずってるなと感じました。

ただ、関わった人達が自分のせいで暗くなってしまったら、きっと申し訳なく思うような人だったので、遺された側は楽しく過ごした時間を大切な思い出にして、前向きにいこうと思っています。

更新頻度はホントこれはもうマチマチな上に、ジャンルもバラバラ「そんな話は必要ないねん」な内容ですが、また気分に任せて書いていきますので、よろしくお願いします。

兵庫のファン
2020/09/13 (Sun) 23:32

5年、、

14R の乗り出し順調のようで何よりです。
白隼さんもう5年になるんですね
早いものです。
私も高校3年間同じクラスだった親友が、自ら絶ってから4年になります、今でも街で似た人を見かけると、彼では?と思ってしまいます。葬式にも行けず、お参りにも行けず、墓地も無いので、未だに時が止まったままです。お別れの式やお墓、そういった形も大切かなと。
ちゅんちゅん丸さんの白隼さんへの思いは、いつもラップします。
守るべき人たちのために、頑張りたいと思います。
ブログ更新の頻度が上がり嬉しく思っています。ありがとうございます。
残暑、ご自愛下さいませ。

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