行ってきました、復帰後初のツーリング。
朝5時起床。
ガレージを片付けていたら、L0黒の隼乗ってた時のシングルシートカウルを発見。
多分、同じ色やと思うけど.........という事で、オレンジ/黒の隼に乗ってるかっぴーさんに連絡すると、引き取ってくれると。
梱包してシートバッグの上に載せ、ネット被せて出発。
桂川PA到着。
暫くするとかっぴーさん到着。
白隼さんの墓参りに行ったのが最後で、4年ぶりぐらい。
いきなり
「ちょっとこの壺買わへん?」とか言われる事もなく、変わらない様子でひと安心。
次の合流場所、
栗東ICへ。
料金所出た所に2台。
埼玉の青隼さんとエミリー君。
近付きエミリー君の後ろに停める。
「CB1100RSに乗り換えたみたいやけど、サイドケース付けたんか。
?テールランプこんなんやった?」Ninja H2SX-SE
えええええー!!!ナ ニ ソ レ.........................
パクってきたらあかんやん
レンタルバイク?
色々考えるも
「ビックリさせようと思って、ナイショにしてた」と.........................
あっぶな。
もし14RではなくZ H2にしてたら.................
「センパァーイ、カウル貸しましょっか?」とか言われてたんじゃ.................
そんな上から目線な人間ではないのは知っていますが
「Z H2買おうと思って調べてたら、これはコケへんやろって思ったけど、それ以上の装備やったら、まずコケへん、絶対コケへん」とプレッシャー与えるのは忘れずに。
埼玉の青隼さんは夕方までに戻らないといけないと、これまた墓参りが最後の、4年ぶりぐらいの対面だけで帰路へ。
僅かな時間の為に遠くから来てもらって嬉しかったです。
そして最終合流場所のコンビニへ。
私の高校時代からのなんだかんだの腐れ縁というのか、今だ付き合いのあるツレと合流。
ハーレー スポーツスター 883あれこれイジりすぎたからか、3日前ぐらいにイグニッションのヒューズが飛ぶ症状が出てエンジン掛からず。
多分、どこか引っ張ったりで配線の皮膜が破れショートしてるんじゃ.........ぐらいまではわかっても、これを見つけるとなると、かなりの労力費やすはず。
私も電気系統とか全くわからないので、コワいトラブル。
それを根性で一つ一つ調べ、何とか自分で直して参加できる事に。
自分の聖人時代を知る人間が、吟遊詩人が歌う物語のように、その博愛ぶりをバイク仲間に語るかと思いきや、どうもネガティブな記憶しか残ってないようで、ちょっと脳の検査が必要な様子。
まずはメタセコイア並木へ。
道中、H2SX-SEのメーターをチラチラ見ると.........
ナニソノキレイな画面14R....暗っ!ドット荒っ!初代ファミコンとプレステ以上の差に涙.................
そんなこんなで到着。
連休中は混雑してたらしいと聞いたものの、特に混雑はしておらず。

次に本来の目的である
「ライダーズカフェ222」へ。


Twitterで見たオムライスが美味しそうだったので注文。

今回、バイク降りてまた復帰して、変わらず遊んでくれるのが嬉しかったので、ここはまとめてお支払い。
着いた時は2組だったのが、続々とバイクが入ってきて満席に。
もう食べ終わって話し込んでるだけだったので、席を空けて外へ。
出発しようとバイク動かした時、女子ライダー3人が入ってきて、その場でお喋りを始めたので
「順番だけでも、はよ取っといた方がいいよ」と教えてあげようかと思いましたが
「姫ライダーやからって囲いですか!出会いとか求めてませんから!」みたいに勘違いされても哀しいのでそのままに。
さて目的地。
当初、復帰一発目のリハビリも兼ねたマスツーだったので、メタセコイア並木行ってカフェ寄って、徐々にバイクに慣れてお開きと思っていましたが
「冠山から徳山ダムに行きたい」とエミリー君。
土地勘全く無かったので
「ええよ行こ行こ」これが修羅の道への入り口でした.........................
岐阜県にある冠山。
その山頂に至るまでの冠山峠。
これがもう悪路。
道幅は対面通行なのに絶対離合不可の狭さな上に、離合場所が殆ど無い。
湧き水で至る所びちゃびちゃなのはまぁいいとして、道の中央付近には常時砂利が溜まっている状態で、道はボコボコ。
時々岩石、枝のトラップも用意されており、つづら折りのキツいカーブでガードレール無し。
ガードレールあったかと思ったら
「この道でどうやったらそこまでぐちゃぐちゃにできるん?」と不思議になるほどクシャクシャ。
途中、ブラインドカーブを抜け、道路中央付近の砂利を躱したと思ったラインに砂ぁ!で14Rのトラコン作動のランプが.........................
「センパァーイ、ボク、メーカーオプションのスライダーまで付いてるんスけど、これぐらい電子制御でコケたりしないんスよ!
14Rもトラコンあるし大丈夫っしょ!」そんな声が聞こえてくるかのよう.........................
バイク復帰のリハビリツーリングのはずが、この難易度.................
骨折明け一発目の理学療法で
「まずは軽くこれぐらいから行きましょか」と300kgのバーベルを指さされてる気分。
前を走るかっぴーさんの隼も、砂利踏んでズルっみたいなのをチラホラ見掛けるも、さすがコケない。
砂利、砂、陥没箇所と、ラインは常に3択。
何とか頂上へ。

早朝とかなら雲海が綺麗なのかも

下り。
来た道とは反対側から降りとの事で
「もしかして」の希望を持ちましたが、見事粉砕.........................
ガードレール無しで、底の見えない崖.................
割と真剣に
「落ちたら終わり」を感じながらの走行。
ちゅんちゅん丸の名に恥じぬ羽ばたきはやめてくれと。
この冠山峠、岐阜県では
国道417号線として国道を名乗っているものの、福井県との県境辺りから
あまりの険しさゆえに「国道」の扱いを外され
「林道冠山線」に名前を変えているという珍しい道路。
林道.......オンロードのバイクが来るところじゃないわな...................
奇跡的にコケる事なく徳山ダムに到着。
うーん.........
岐阜県?ちょっとお茶してワイワイ、ほなさいなら!のはずが岐阜県?
床に航空写真が貼り付けてあって
「僕ん家、この辺ですよ」と名古屋のところを指さしてるエミリオ君。
いや、僕ん家、範囲外で遥か遠くに見切れてるんスけど.................冠山はこの辺りにあります

ただ、この徳山ダム、やっぱり巨大建造物の威圧感みたいなものは好きなので、来てよかったです。


帰路へ。
「北陸道まで1時間半ぐらいですかね」長っ!琵琶湖のところで燃料入れてから160kmぐらい走り、航続可能距離は170kmぐらいの表示。
前の14Rで、燃料警告灯が点いた途端に航続可能距離が非表示になるという
「オイ!ここからが知りたいねん」と思わずツッコんだのを思い出し、目盛りの残2つ、これ信用できるんか?と。
6速ホールドにしていると、航続可能距離は220kmぐらいまで増え、なかなかエコな運転だとニコニコしつつ、4速に落としてちょっと開けると130kmぐらいに.................
幅ありすぎやろ.........................
ETC装着車のみ入れる
関ヶ原IC手前で止まり、
神田PAでメシにしようと。
スポーツスターのツレも結構疲れた様子で、先に行っといて。
まだ慣らしなんですとエミリオ君は言ってたので、ゆっくり走っていると、4本出しのネイキッドに思いっきりブチ抜かれる.................
飛ばしてくれるのが前を走ってくれるのはありがたいので、4速10000回転まで引っ張ってみる。
ネイキッドが譲ってくれたと思ってミラー見ると、燦然と輝くLEDヘッドライトと、日没の光に反射した独特のアッパーカウルがすぐ後ろに。
?慣らしは?ひょっとして、慣らしの回転数で結構頑張った14Rと隼にぴったりくっついてるの?
神田PA到着。
「もう慣らしいいかなって思って開けたんですよ」ちょっとホッとする。
「スーパーチャージャーのヒュルヒュル鳴るのって、乗ってて結構聞こえるもんなん?」「いやぁ聞こえないんですよ、ローモードだと回らないんですかね」は?.........
High・Middle・Lowみたいに3段階で出力変えられる中、Low???
14RはFのフルパワー、隼はAモード。
やっぱりスゴいわ。
電卓叩くのが精一杯の昭和社員の中に、ノートPCブラインドタッチな新入社員が入ってきて圧倒されるかのような気分。
ザクだジムだが必死に戦ってるところに、V2アサルトバスターで一掃は反則だろうがと。
米原JCTで別れ、名神を京都方面へ.....入った途端大渋滞。
京都向き30km渋滞の表示。
名神よりマシかと京滋バイパスへ。
この際、近畿道まで抜けて帰ろうと思ったものの、こっちも変わらず大渋滞.........
コロナやのに家にいとけよと、完全に自分の事は棚上げしてウンザリ.........
家に着いたのは21時。
翌朝5時起きで仕事入っていた為、シャワー浴びてバタンキュー。
今回のツーリング、紅葉シーズン前だったからか落ち葉が無かったのが幸いだったものの、悪路度合いでは昔行った八剣山と同レベル。
誰もコケずに無事帰宅できてよかったです。
私もいきなりハードモードにブチ込まれたからか、感覚も戻ったような気がします。
また何処かへ行くのが楽しみな今日この頃です。
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