先日はちょっとソロツーに。
行き先はあれこれ考えたものの、前の14Rで行きたいなと思いながら行けなかった
「三重県 青山高原ウィンドファーム」風力発電のデカい羽根
(正式名称知りません)とバイクの写真撮って、
これで私もインスタ映えの仲間入りしたい。
ただそれだけの理由です。

場所としては、山のあちこちに約90基ほどの風力発電の羽根があるので「ここ!」というポイントはよくわかりませんが
「三角点」と呼ばれる標高800mの展望台を目指せば良さげです。
大阪からのルートは、下道で行くなら門真市辺りの国道163号線をひたすら行く感じで、Googleナビでも
「おすすめ!」とゴリ押してきますが.................
ア ホ か 163号線なんか、陸運局行くか免許証の更新行く時に、トラックの排気ガス浴びながら中央環状線から仕方なく通る道だわ。
(あくまでも個人的な感想です)下道より25kmも遠回りなんやから止めとけよとでも言いたげな、第3候補の近畿道から西名阪自動車道、名阪国道ルートを。
名阪国道の上野東ICで降り、国道422号線を南下、伊賀羽根の交差点から国道165号線に入り、後は青山高原道路の分岐まで。
そんなにややこしくないはず。
というのもこの
青山町。
昔付き合ってた女の子の家が青山町駅の近くにあり、駅まで自分の車で行き、駐車場に停めて電車に乗るというのがその界隈では当たり前。
職場が大阪だったので、付き合う以前も何度か遊んで送って行った事が。
バレリーナでバレエ講師で24歳処女(自分と同い年)というところまでは知っていたので
こんなクソ遠いとこまで来てんねんから、はよヤラしてくれという男の考えは
当然でした。
そんなある日、いつものように駅で降ろして帰る際、道路の脇からネコでもない、タヌキみたいな生き物が飛び出してこようとしてはまた戻るみたいなフェイントをかけるような動きを。
こっちも進もうとしては止まる、進もうとしては止まるみたいになり
「この下等生物がぁ!」と怒りながら帰った事が。
次の日、そのコから
「私がドリカム好きなん知って、ブレーキランプ点滅させてくれたのが嬉しかった」のメールが。
ナニ言ってんだ?コイツ.........ドリカム?ブレーキランプが点滅?ウインカーじゃなくて?
球切れしかけてたんか?
全く意味不明ながら、何かウルウルしてるような文面。
ドリカムは名前は知ってても歌の内容まで知らなかったので、検索かけて
「ああ、この事か」それにしても.........!!!あのヘタな当たり屋みたいな動物との事か!
確かにちょっと距離離れてたし真っ暗やったから、こっちの事情は向こうから見えてなかったんか?
これは棚ぼた。
ナイス小動物。
「ドリカム好きやったら喜んでくれるかなと思って」返信前に検索するまで知らんかった事など欠片も見せず。
翌週、メシ食べて即ホテル行った古き良き思い出。
名阪国道から国道422号線に入って南下、国道165号線に入ってと走りながら
「うーん.........こんなんやったっけ?」基本、夜しか来た事がなく、更に20年ぶり。
川沿いに道路で、この辺が駅やったかな等と懐かしさに浸りながら。
そのコはその何年か後に別れ渡米し、ニューヨークでバレエ教室を開きながら、本人もパフォーマーとして活躍してるとネットの記事を目にした事がありましたが、今はコロナでどうなっている事やら.........................
この話、どっかでしたかもしれませんが、基本、別れたらスイッチ切ったみたいに
「次だ!」になるタイプなので
異性関係の話はA子ちゃんとB子ちゃんがごちゃ混ぜになりがちです。
けど、20年ぶりでも現地へ行くと記憶が蘇り、ハッキリと思い出しました。
「こんな遠くまで、よく来てたよな。若さか...............」今となっては仕事で運転は全く苦にならないのに、嫁から買い物頼まれたら、うちから5分のコンビニですら苦痛...............
まぁ、元気でやっていてほしいものです。
そんなこんなで165号線から青山高原道路へ。
ここ、東向きで来て右折で入る際
「ここでええの?」と一瞬迷ってしまいました。
フツーに直角で右折すれば入れます。
あっ、そうそう。
「はぁーバイクの慣らしっスか、バイクの慣らしと言いながら、どこの女を慣らしてんスか?」最近
「宇崎ちゃんは遊びたい」というアニメにハマり、その口調で責め立ててくる嫁の小言を思い出し
ホントにバイクで遊んでる時ぐらいは写メって送っとこうと停めて休憩。
するとロードスターやローバーミニなんかのオープンカーが何台も上がっていき、どっか途中でミーティングでもやってんのかな?と。
上がっていく。
途中、峠の走り屋みたいなライダーが休憩してたけど、フルフェイスの後頭部のところにデカい尻尾が。
これは驚きました。
自分が16歳の頃、今から28年前には既に大流行してました。
ツナギの上に短ランみたいに短いTシャツ。
フルフェイスにネコ耳と尻尾。
これが走り屋の定番みたいな。
変わらないアングラ文化を見ると、嬉しくなってしまいます。
そして.........上がっていくにつれ霧が.........................
「三角点」に行ける駐車場は道路の左右にありましたが、左側の駐車場が先刻のロードスターなんかのミーティング会場のようで、カスタムされた車輌が並んでいた為
「おおっ!カッコいい!」等とよそ見してるうちに入り口過ぎてしまいました.........................
気を取り直して2番目の駐車場に入ったものの、また霧が。

こりゃダメだと、一応写真は撮るものの、何となく志賀高原ツーリングの景色と被るような、見渡す限りの雲みたいな霧みたいな。




もういつ雨が降り出してもおかしくない雰囲気になってきたので、カフェでランチる事もなく下山。
霧の中、何とか撮れたのがこれ。

帰りはちょっと針テラスに寄ってみようで入ると、結構バイク多い.........................
入ってすぐの通路のところもいっぱいで、1台停められるスペースがあったのでそこへ。

ニュートラルに入れてクラッチ離し.........
ガチャン!???エンスト???
ニュートラルに入ってませんでしたがな.................
緑のランプ点いた気はしたんやけど.................
そして、おばちゃんライダーがめっちゃこっち見てるし.........
降りてる場所からして、乗ってるのはそのハーレーか?
動揺してはいけない。
コケんでよかったぁ!なこのドキドキを悟られてはいけない。
「はぁ、kawasakiのメガスポって停める時こうなっちゃうんよね」と、これが14Rのフツーの止まり方ですよ。
決して焦ってないですよ。
これまでの
「コケたその後」の経験からか、我ながら自然な動作だったと思います。
おばちゃんライダーは不思議そうな顔してましたが.........................
さて、今回は往復で270kmぐらいの距離でしたが、たまにはソロというのも好きな時に休憩したり、好きなように寄り道したりで、マスツーとは違う楽しさがありました。
ただ、景色もクソもない天候だったので、また春にでも行ってみたいと思います。
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