前回のツーリングで右肩辺りが見るも無惨に裂けたVANSONのジャケット。

レザークラフト道具はあるので、裂けた箇所に穴を並べて革紐で補修したらカッコいいかなとも思いましたが
基本
「雨が降っても防水だから」のチョイスだったので昇天という事に。
サイズ的には分厚いインナーを付けた状態でピッタリ。
インナー外すとバタつくとは思っていましたが、一応は名の通ったメーカーなので、まさか裂けるとは.................
次どうするか?
冬物は他に持ってないぞと。
これは己に課した呪縛に近い線引きですが.................
「ジャケットは袖より丈が長いの着る時は、自分をオッサンと認めた時」コートではなく、あくまでもジャンバーでいたい。
これは
「ポマードつけたらオッサン」「仁丹舐めだしたらオッサン」という感じで
信念とでもいうぐらい全力で抵抗しながら自分の中で揺るぎません。
ぽこぺん君がよく着てる
hitairのエアバッグジャケットもいいなと思い、自分が事故ってケガした箇所なんかを見比べると、防御面では断トツの性能だとは思いつつ、残念ながら冬物は丈の長いタイプのみ.........................
レザーか.........................
近所にhyodの実店舗があるのでhyodもいいなと思い、ネットでラインナップを見てみると.................
ジャケットは
「ブタに着せるものはねぇよ」なサイズで、オッサン体型は完全に除外してるかのよう.........
以前、パンツはレザーとメッシュタイプの2本持っていましたが、上着に関しては表記されてるサイズ的に、一番大きいものでもよくてパツパツ、悪けりゃ肩幅すら合わない感じ。
店舗に行けば、入店前に
「おたくに合うサイズはありません」と、イギリスの高級店のように門前払いされそうなのでやめておきました。
そしてもう一つのチョイス。
昔から憧れだった
カドヤ。
これは高校生の頃に、漫画のカメレオンで松岡がハンマーグローブしてるのを見て
「なにあれ?なにあれ?」で調べて知ったメーカーで、自分の中では
「いつかは着てみたい」と思っていました。
ジャケットは種類も豊富ですが、カタログ見て
「あっ!これ」と思ったのが
「BRAWLER」というモデル。
これはカッコいいぞと思っていました。
ネットで見てみると、サイズ的に3Lまであってタイト過ぎる数字でもないし.........うーん.................
東大阪に実店舗があるので
「とりあえず行ってみよう」サイズさえ合えば買う気満々なので車で。
というかバイクで行こうにも、ジャケットを買いに行くジャケットがない状態。
店内はちょうどノーゲスト。
綺麗なお姉さんが棚を整理してるだけ。
ざっと見て、BRAWLERを発見。
しまむらで勝手に試着するのとは訳が違うので、お姉さんに確認してから試着。
?サイズピッタリ。
???ん?LL?
着丈も袖も肩幅も、肘のプロテクターの位置もLLでピッタリ。
レザーは風を通さないけどレザー自体が冷たくなるから、インナーは冷たさが伝わらない程度の厚みのあるものを着るのがおすすめとお姉さんから教えてもらい、それを考えたとして.................
「これにします」そして考える.................
これ着て、この前買ったタイチの
ナイロンパンツで合うのか?
否!.........
「パンツも試着いいですか?」と訊くと
「BRAWLERのパンツもありますよ」パンツもこのモデルあるのかと。
見るとちょっと有機的でカッコいい。
3Lを試着。
ウエスト余って全体的に緩いけど、こんなもんか?
うーん.................
「LLも履いてみますか?」3Lとは違い、ももにゆとりはありつつピッタリ。
インナーも履けそう。
ジャケットもパンツも、バイクに跨った姿勢でしっくりくる作りになってるとか。
何回かライディングポジションのような空気イスみたいなマヌケな姿勢を取って確認。
「これもお願いします」上下レザーで揃えて、ブーツは
5000円の中華製でいいのか?
いや、パンツは値段見てねぇぞ.........
パンツ10万円だったらどうすんの?手持ち無いしカード使えるか知らんぞ.........
けど、ジャケットと同じモデルでそんな高額なはずはない。
「これも下さい」と言いながら、お姉さんの前で値札確認した上でカード使えずコンビニダッシュはダサいぞ。
初デートで、支払い時に財布から紙クーポン出した時のような顔されるんじゃね?
「カード使えますか?」「大丈夫ですよ」グローブは乗ってる時だけ着けるし、今使ってるラフ&ロードの有機的なデザインにカーボンプロテクター付いたやつは気に入ってるし.................
やっぱり目に止まったのは
ハンマーブーツ。
昔、写真で見た時は
「やりすぎ」と思っていましたが、実物見たら、カッコいい。
試着してみると、普段履いてる革靴等とサイズ感は同じ。
パンツは裾のジッパーが任意の位置で開き具合を固定できる為、ブーツインでもブーツアウトでも可能。
(完全に閉めた状態でもブーツアウトで履けます)
ブーツインは元々の短足が更に短く見えるので避けていましたが、短足アピールのブーツインしてもいいかと思えるカッコよさ。
「これも下さい」お姉さんにはVANSONのジャケットが破れた話をして、頑丈なレザーのものが欲しくて来たと伝え、14Rに乗ってる話もしてたので
「これで14R乗ったら、めちゃくちゃカッコいいですよ!」社交辞令とセールストークは十分承知も、えへへとオッサンは喜びますが.................
「today(オカンの原チャ)乗ってるんスよ!カスタムは前カゴっス!」と言ってたら、どんな反応だったのか気になります。
支払いも、現金はジャケット買うぐらいは持っていましたが、3点となると持ち合わせがなくカードで。
会員登録すると5%オフになるとの事で登録。
単価の高いジャケットとパンツで一旦精算してくれて、そこで付いたポイントをブーツの精算で使ってくれて。
スゴく好印象でした。
なので、もう揃えてしまえと、後日ハンマーグローブを問い合わせたところ、今は在庫が無く、入荷が年明けぐらいになると。
暫くすると折り返しの連絡が来て
「先行分が〇曜日には入るので、全サイズ試着可能です」「入ったら連絡頂けますか?また寄らせてもらいますので」冷やかし程度か本気で購入するのかを汲んでくれて、わざわざ連絡まで。
更に好感度は上がり、これからはカドラーになりたいと思います。
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