その口は、欲求を吐き出す事しか知らないのだろうか…
先日、娘から『習字を習いたい』と…
どうも通知表の『字をていねいに書く』の項目がダメだったようで、
綺麗な字を書けるようになりたいらしい
作文なども読ませてくれるが、脈絡の無いサイケデリック的散文詩のような内容で、
小学生にありきたりな文章ではないところは個性的ながら、
文字は読むというより、暗号解読に近い……
字は綺麗に越した事はない。
可愛い子でも………
・とろけるように不気味に歪んだ口元な泳ぎ顔
・操り人形のような、目を背けたくなるいびつな走り方
これらを見かけた時と同じくらい、
字が汚いのも、夢見心地が現実に引き戻されてしまう
他人に厳しく言いながら、自分は字が綺麗ではありません
というより、たまにカタカナの【ヨ】を書く時など、
【E】と書いて、『何かおかしくないか…』と、しばし考える事度々。
綺麗云々ではなく、向きがわからない時がある
そんなこんなで、しっかり習字セットを買わされ、
機嫌よく通っているのかと思いきや………
『名前が筆で書かれへん何でこんな字にしたん
平仮名で【こいちゃん】がよかった』と半狂乱
我が子ながら、そのグータラ発想力はなかなかと思いつつ………
娘の名前は【麗羽(うるは)】
遅かれ早かれ、いつかは訪れるクレームだとは思っていた…
【麗】の字を書きたくて、自分で練習したらしいが、
筆で書くと真っ黒のカタマリにしかならないらしい
ハッキリ言って、名付けた俺でも、
筆ペンで書いてグチャグチャになり封印。
【羽】という字も、ビミョーにバランスが難しい…
怒りはごもっともながら、
身の程知らずにいきなり難易度の高い事に挑戦したがるコザルは、
まず前向きな無謀さを見つめ直してほしいところ。
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