ユウキ君の手により、ようやく14Rにフレームスライダーとエンジンスライダーが装着されました。
ここ最近、ユウキ君から
「KTCの工具いいですよー」とよく言われていましたが
そうは問屋が卸しません「工具揃えても呼ぶから」で、ユウキ君の
「整備は自分でやりましょう」の目論みは崩しておきました。
というか、極めて簡単なものは自分でやりますが、コツや技術が必要なものは、対価を払ってでもできる人に任せるのが近道だと思っています。
特に今回は、フレームスライダーを取付ける際、フレームにエンジンを固定しているボルトを抜いてスライダーを差し込む必要があり、当然、重要なボルトな為、最強硬度の赤のネジロック剤が塗られています。
通常は加熱してロック剤を溶かして緩めますが
「エンジンの熱でも溶けへんのに、バーナー直火で溶かすんか?手元狂って燃料ホース炙ってドカン!」などと一抹の不安が。

ツーリング倶楽部のかっぴーさんから
「プラジェットいる?」と連絡がありましたが
ユウキ君が
「はんだごて持って行くんで、多分何とかなると思います」で作業開始。
が、はんだごて押し付けても変化無く、何となくそんな予感はしていた
「力技」で緩める事に..................

前に乗っていたオレンジのZX-14Rも、ユウキ君に同じスライダーを取付けてもらいましたが
ネジロック剤が強力すぎて、緩みはしたもののKTCの六角が捻れてしまったので、今回はどうなる事やらと。

そんな心配には及ばず、工具は壊れずに緩み山場は越えました。
フレームスライダー取付けの際、エンジンマウントの締付けトルクがわからず、
これまたツーリング倶楽部のmashさんにサイトを教えてもらい、700ページ以上に及ぶサービスマニュアルは入手しているも全文英語で目当ての項目にすら辿り着けねぇ...............
ネット検索し、トップに出てきたものを読むと何か見覚えが..................
前の14Rに同じ物を取付けた時に書いた
自分のブログ..................それに記載していた60Nで締付け完了。
何か微妙な気分でした。

フツーは車体の左右に1つずつ付けるスライダーですが、2つずつというのが
「お前、どんだけコケんねん」を醸し出していますが、なかなか雰囲気変わってカッコいいです。

ただ、この
「スライダー」というものは、元々はサーキットで転倒した車体を滑走させ、倒れた車体がコース上に残らないようにするパーツ..................
公道で100km/hぐらいからのマジゴケ経験を踏まえると、車体ズタズタになりながらも摩擦で止まってくれるところが、滑走の勢いそのままに衝突してしまうのは危険なようにも思います。
物に衝突ならいいんですが、歩道に飛び込んだらと考えると...........................
停止状態で倒してしまったり、極低速でエンストしてコケるような、立ちゴケ程度の損傷を防いでくれて、本気でコケた時は折れてくれるのがベストだと思います。
後はケチった「Ninja」のデカールに代わる「BEACON」のカッティングを今週中に貼り付ければ
「立ちゴケ」という顔面から溶岩噴き出すような黒歴史の封印完了です。

この後は、Twitterでのお誘いに便乗し、兵庫県たつの市にある
「ONE OFF CAFE」に行き
バイク友達の墓参りして今年は乗り納めといったところです。
また来年もあちこち行きたいと思います。
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