休日のゴタゴタ

先日は娘が救急搬送..................

前日、大阪にコンサート観に来た可愛らしい女の子なお客さんを空港から乗せ
よく喋る人だったので道中、当たり障りない会話をしていると
「大阪は土地勘ないって言うと遠回りされそうな印象なんで、明日明後日お願いできませんか?」と。
明後日はそこそこ距離出るものの、明日は片道2500円ぐらいな上に、終了して退場まで待つとなると4時間..................
通常ならお断りするところ、可愛い女の子だったのでOK

さて、バイアグラ100のストックも確認、コンサート終わって腹減ってるだろうからメシでも連れてって.........デュフフ.........等とは思いません。
仕事で定期的に依頼してくれるお客さんとは別に、大阪に遊びに来た時、京都に墓参りに行く時といったような不定期で依頼くれるお客さんも何人かいますが、こういった形でも月の売上+‪αになるので助かります。

そして当日、燃料入れようとガソスタに入ったところで娘から着信。
ほぼ同じ時間に家を出たので、また財布忘れたとかか?と思いながら出ると男の声。
「〇〇市消防局の救急隊員ですが~」

は?

「〇〇さん(娘)のお父様でしょうか?娘さんが過呼吸になって、□□駅連絡橋の階段から落ちました。
受け入れ先の病院を当たっていますので、決まりましたらご連絡しますが、家族の方、どなたか来られますでしょうか?」


え?
駅自体の作りはよくわかる。
連絡橋って歩道橋..................
その高さの階段から転がり落ちたんか..................

嫁は今月はホテルのフロントで新入社員の教育をしてる為、携帯を持ち込んでなくて連絡取れず。
ホテルに電話して嫁に代わってもらい、事情を説明。
可愛い女の子のお客さんにも連絡して血の涙流れる思いでキャンセルに

搬送先の病院が決まったとの連絡が。

10年ほど前、通常指先ぐらいの大きさの卵巣が、玉子ぐらいの大きさまで腫れ上がり、結構危険な状態で搬送されて緊急手術となった時、頭真っ白で「とにかく急がな」で、2月の朝5時頃、隼で凍結路面に100km/hほどで突っ込み転倒。
隼は廃車になるわ、自分も社会復帰できるまでに1年掛かるケガはするわで散々だった事があったので、落ち着いて病院へ。

日曜日だったので病院はガランとしていて、受付の人に事情を話すと救急処置室へ案内され暫く廊下で。
(頭打ってへんかな?骨折ぐらいで済んでたらいいけど.........)
あれこれ考えていると看護師さんが。

状況を聞くと
「過呼吸になって意識が遠のきながらも倒れる時に手はついて5段ぐらい滑るように落ちた」と。

..................ん?5段?
現場の連絡橋というのが、ビルの2階まで真っ直ぐ上がり、そこから右に曲がって5段ほど上がり連絡橋通路という作りのようで、娘は通路まで上がってから自販機に行こうと戻る形で5段の階段を下りようとした時に意識が無くなり、下り階段を頭から落ちた感じだったと。
手をついて落ちたから、打撲とヒール履いてたから足首捻挫ぐらいですと。
過呼吸の処置で、麻酔入りの点滴打ってるので、手足の痺れが取れたら大丈夫ですよと。

正直「蒲田行進曲」の階段落ちのような状況を想像していたので、安心すると同時に
「確かスカートで出掛けたはずやけど、駅の階段でパンツ丸出しで気絶してたんか.........」
と、こういう時の為に、嫁が買ってくるしまむらパンツじゃなくて、まともなの履けよと思います。

バイトに向かう途中だった為、バイト先にも連絡入れとかなと思いましたが、バイトは某テーマパーク。
従業員用の連絡先などわからず、問い合わせセンターから繋いでもらおうと。
が、この問い合わせ番号、有料なくせにガイダンスに従って進んで最終的には「ただ今混雑しております」で繋がらず..................
看護師さんに娘の携帯、ロック外して持ってきてほしいとお願いし、何とか連絡がつきました。
「おまえんとこ、有料で通話料食うくせに繋がらんてなんやねんボケ!」と言いかけましたが、グッと堪えて「ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが、本人が電話できるようになれば連絡させますので」と、一応大人の対応を。

医者が言うには、原因は「ストレス」だと。
うーん..................
親に対しては傍若無人に振る舞い、父親の事などATMどころか引き出す一方のCD機扱いのくせに、外での評判は意外と良く..................
家族共通で通う歯医者や散髪屋等「ホンマ良い子、贔屓してるんよ」と。
高校生の頃にも文化祭の実行委員で頑張りすぎたとかで過呼吸で倒れ、学校まで迎えに行った事が。
今回は医療系の大学で、看護や検査技士、工学技士、理学療法士等、学部を超えてチームを組み「この患者の症例ならどんな治療がいいか?」みたいなプレゼンがあると。
こういうところでテキトーにならず、リーダーになり夜遅くまでパワポで資料作り。
(プレゼン用に作ったオリジナルキャラらしいです)
IMG_4690 (編集済み)
IMG_4691 (編集済み)

これと相まって9月には国家試験も控え、その勉強も。
そんなのが重なったんかなと。

点滴打って寝てる休憩室に案内され、様子を見ると何故か薄目開けて寝ており、かなり不気味だったので写真撮ろうとすると目が開き、ちょっとびっくりでした。
麻酔の加減か、まだ足が痺れてると言うぐらいで見た限り外傷も無し。
大ケガしてないのを目にした事で、さぁ退屈。
とにかく点滴が遅い..................
1滴落ちるのに5秒ぐらい掛かってそうだったので、もっとジャバジャバいかへんのかと。

待つ事3時間。
前回、病院のベッドで寝てる姿を見たのは小学生だったのが、化粧もするようになって大きくなったもんだわと。

中学の頃は全国模試で偏差値35を叩き出し、担任からは「高校受験するんですか?」と言われるボンクラだったのが、中3の夏に「大学に行けるような高校に行きたい」と寝言を。
たまたま、とある高校に務めるお客さんをよく乗せていて「うちの娘がこんな事言い出してて.........」と話したら
「うちは入学のハードルはそんなに高くないんですが、入ってから根性さえあれば学力は一気に伸びますよ」で、その高校へ入学。
毎朝8時のテストから始まって授業終了してから受験講座が20時まで。
カレンダーの赤い日以外は授業、夏休み10日、冬休みは正月休み程度。
スポーツコースと進学コースしかなく、部活できるのはスポーツ推薦者のみ。
坊主かおかっぱぐらいしか髪型の選択肢も無く、校外で男女2人で歩いてるのを見つかると停学、爪の先の白い部分があると指導書、気に入らないなら退学して下さいな学校。

自分なら3日と経たずに辞めてるわと思いましたが、毎日フラフラになりながらもこなし、3年生の時には数学の偏差値は70超えるぐらいに。
指定校推薦で大体の大学には行けると言われながら、本人の希望で受験して医療系へ。

嫁曰く「父親みたいになったらあかんと思って育ったんやろね」
小中高大と満遍なく友達付き合いもあり、デパ地下バイトすれば鮮魚のオッサンと仲良くなり、毎回食べきれないほど刺し身を貰って帰り、今のバイトでも上から可愛がられてる様子で、なかなか充実した毎日といった感じ。

ただ..................
家の2階リビングにいて、なんか3階で変な声するなと思って上がったら、真っ暗な部屋にプロジェクターをセットし、壁に映した声優?かなんかのLIVEの映像に合わせ、両手にサイリウム持って踊ってる姿が..................
見てはいけないものを見てしまった気がして、そっと扉を閉じた事が。
このように「オタク」という人種に分類されるのはいいけど、アニメキャラを「〇〇くんカッコいい」と。

娘と同い年の時にちょうど嫁と知り合ったけど、当時、嫁はまだハワイに住んでいて、夏休みに帰国してバイト先が同じ。
「黒いスポーツカーに乗ってない男はまずお断り」
という、初めて耳にする男選びの最低条件に少し興味が。
「ハワイは右ハンドルの車はダメやから写真でしか見た事ないけどスカイライン大好き」と。
その頃はわりとイジった黒の32タイプMに乗ってたものの、ちょうどFDとバトってタービンブローで修理中。
徒歩でバイトに行ってると「車持ってないの?」と、ちょっとナメられ気味..................
修理から上がり乗っていっても「乗せてほしいけど運転上手いの?」
箕面の山に連れてって頭文字D紛いの運転すると「ちょっとチビったかも.........」
そのままチューしてナマ乳揉んだら
「先に言う事あるんちゃうの?」と言われ告白して付き合う事に。

それから25年.........
当時の自分らと、部屋でサイリウム振り回してる娘を比べ「こりゃ孫の顔は見れんな」としみじみ..................

少し麻酔も切れて起き上がれるようになり帰るとなると
「パパ、まだ足フラフラやから支えて」
普段は「おじさん」だの「キモい」だの言うくせに、弱ってる時は都合良い様子。
家に着いて「足首捻挫してるかも、ほら腫れてるやろ?」と足を見せてきましたが..................
「元が太いから腫れてんのかわからんがな」と答えると
「サイテー!パパなんか大っ嫌い」と..................

まぁ、悪態つけるぐらいの回復具合で、少し安心。
ネコだけは相変わらずです。
IMG_4695(Edited).jpg
関連記事
 0

COMMENTS

 0

TRACKBACKS

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)