琵琶湖へ

この連休明けはちょっとホットなひとときを。
とある事情から九州ツーリングには行けず、連休中は九州行ってる組からの、それはそれは楽しげな様子がSNSで流れてくるのを見せつけられながら働いておりました..................
「連休明けは絶対バイク乗る」を胸に.........
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連休最終日、滋賀県で開催された「れぶみー」という、HONDA主催のRebelとGB350メインのイベントに、倶楽部の女性ライダーが参加すると聞いていました。
HONDAのイベントは行った事がありませんが、他メーカーは砂地の駐輪場に強制誘導されるKAWASAKIほど排他的ではないだろうし、オシャレな車種メインで和気あいあいと「空気読めよKAWASAKI」な雰囲気でもないだろうとは思っていました。
が、連休中は仕事仕事でイベント当日はあいにくの雨。
会場までの山道と、交換したばかりの新品タイヤ履きの女性ライダーさんだったので、ちょっと気にはなっていましたが、無事到着した様子。
ただ、雨の中、長距離走って疲れたから現地1泊すると。
「琵琶湖のおすすめスポットありますか?」
うーん..................関西圏でよかった。
これが行った事ない他府県であれば「助けてぇ!ドラえもーん!」ですが、琵琶湖はまだわかる場所。
「美味しいお店ありますか?」の質問に「ガストかサイゼかな」レベルの大衆向けな所しか知りませんが、とりあえず出発。
女性ライダーさんは彦根で1泊し
・あのベンチ
・某ライダーズカフェ
・メタセコイア並木
・白髭神社
この4つに行きたい+「道の駅スタンプラリー」をしながらとの事。
.........これ、帰る方角考えると、ほぼ琵琶湖一周に近くね?
待ち合わせ場所はマキノにある某ライダーズカフェにし、女性ライダーさんは琵琶湖の東側を北上、こちらは西から。
.........のはずが、少し混雑していた高速をアレしていて、京都東で下りるはずが華麗にスルー..................
大津で下りたものの「あと60km以上って.........」
女性ライダーさんもゆっくりスタンプラリーしてるようで、まぁちょうどいいぐらいかと。
某ライダーズカフェ到着。
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女性ライダーさんも無事到着し昼メシを。
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遠慮してはりましたが「一緒に払うよ」と、気前のいいとこを見せたものの、2人で1950円.................わざわざ言ったのが恥ずかしい安さ。
メタセコイア並木に。
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(画像は人が跨がって時速1mmほどで前進しているのを超絶加工で人物のみ消去しています)
ここから白髭神社を目指します。
さて、今回は初体験となる「女性と1対1のインカム通話」
これ、結構気を遣います。
まず、押し歩きの際の「ハァハァ声」
「犯されるんちゃうか?」と思われないよう、極力、鼻から息を抜いて平静を装います。
例えると、右腕で腕枕している状態でどんどん痺れながら、女側になる顔の右半分は澄ましつつ、左半分は「はよ頭どけろよ」とピクついてる感じです。
そして話題。
20歳下のコに「北斗の拳のさぁ~」とか言おうものなら
「何ですか、それ?」と言われ、心折られる事必至。
BEACON男連中とインカムで話す時のように
「あのネエちゃんのおっぱいがさぁ~」等と、ケダモノ達の集いにならないよう気をつけ..................
仕事で身につけたコミュ力全開で、終始にこやかな会話となりました(自己評価です)。
それとトイレ。
走行中に「トイレ行きたい」となれば、男なら「その辺の茂みなら葉っぱもあるやろ」で舌打ちですが、女性の場合は気を遣います。
(わざとトイレ寄らずに悪路を走行し、尿意を我慢するところを見て愉しめるほど、高ランクな性癖は持ち合わせておりません)
白髭神社到着。
バイク置き場は「スタンド沈まんかな?」と思う、柔らかい砂地でしたが、倒れるまで沈む事なく駐車。
せっかくなので湖に立つ鳥居を見に行きましたが「横断禁止」の看板通り、見通し悪い上に交通量多いので、手前側から。
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道中..................
基本、自分も含めてBEACONは皆「ヤエー」はしません。
特にタンデムカップルで後ろに乗る女が手を振ってきても「女連れか、コケろ」なレベルで暗黒です。
が、こちらも女性ライダーがいるとなると、心のゆとりが違います
ちゃんと手を振り返し「ヤエーしてくれた!」と喜ぶ女性ライダーに「ちゃんと返してくれたね」などと。
「ここまで来たら、琵琶湖一周したいんですが、いいですか?」
おっちゃん歓喜です。
気にかけてたのが失礼なほど運転上手いし、自分のペースで走ってもらったらいいやと前を走ってもらってましたが
「ねぶり回すような視線が鳥肌なので、ここで解散しましょう」とか言われずよかったです。
道の駅スタンプラリー続行という事で、妹子の何とか、米プラザ?とかいう所に寄ったところで16時は回って。
翌日が早出出勤、自宅まで200kmほどある事から、一周は次回にした方がよさげだと。
というか、10時チェックアウトで出発したとの事でしたが、琵琶湖南端から自宅までの距離やあちこち回りながらの時間を考えると..................
「7時には出発しといた方がよかったですよね」
何て可愛らしい事を..................
毎度「晩メシの時間忘れてました!宿まで100kmぐらいなんで30分で着けば間に合います!」
と、ぶっ飛ばして先頭走る「反省」という言葉を知らないどこかの団長とは大違い。
帰路へ。
ナビ見ながらも「よくわからん」と言われたので、京都東ICから名神に入り、大山崎JCTで第二京阪へ。
この大山崎JCTは自分が知る限り、関西圏で一番ややこしい分岐なので、夜で暗いという事もあって先導しながら豪快に間違わないかドキドキでしたが、何とかなりました。
第二京阪で近畿道に出れば後はわかるとの事で門真JCTで解散。
2時間後ぐらいに「着きました!」の連絡があり、無事終了。
今回、喋る時間が長かったのでわかりましたが、この女性ライダーさんは「私、1日で150kmも走っちゃう距離ガバでーす」みたいに「1桁少なくね?」と思わすニワカライダーではなく、ナチュラルに距離ガバな気が..................
「ちょっとラーメン食いに行きましょうよ」で夜に呼び出され、広島までラーメン食べに行って、食べたら帰るNativeさんを思い出しました。
それとバイク自体が好きな様子も。
チェーンメンテナンスのやり方やオイル交換、ここをこうしたいけどどうなんか?みたいな事を熱心に訊いていました。
ちやほやされたい姫ライダーではないのがわかり、皆とも話が合うだろうと。
普段の殺伐とした限界への挑戦みたいなツーリングとは違い、ほのぼのとしたツーリングで終始楽しく過ごせてよかったです。
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