さて、今年最後のブログになります。
この一年、相変わらずしょーもない事ばかり書いてきましたが、目を通して頂きありがとうございました。
この1年、仕事の方は事故や違反も無く、固定のお客さん方との関係も良好のまま、新たに使ってくれる人も増えましたが、自縄自縛にならないよう気をつけているところです。
個タクの認可を受けて3年が過ぎて思うのは
「快適・迅速・安全」に目的地に到着するという根本的な仕事は法人も個人も同じですが、抱えているお客さんがいると、その他の面で少し変わります。
数ヵ所回る場合や到着時間厳守の場合に、予めお客さんに時間や順序の提案ができる点が法人の頃とは違っています。
特に年末の挨拶回りなど
「特段重要案件でもないけど行けたら行っておきたい」みたいなものは、出来る限り短時間で終わらせた方がお客さんも別の仕事に時間を割り振れるので、1箇所15分として5箇所回るならAには〇時、Bには〇時~でアポ取ってもらえれば、帰りは〇時の便でいけると思いますよといった感じです。
ただ、性格的に時間の安全マージンは多めに取るタイプなので、目的地に早く着きすぎた時の為、周辺の喫茶店やファミレスは調べておきますが.........
「まだ時間あるのでお茶でも行きませんか?」とこちらから言っておきながら、退店の時は
「ご馳走様でした」ばかりで申し訳なく..................
自分の絶対的なルールは
「行き先の遠い近いに関わらず、依頼は早く入れた人が優先」旧いお客さんで3年近く使ってもらっていますが、一度受けた依頼をこちらの都合でキャンセルしたのはコロナ陽性になった時だけ。
商売は信用で成り立つと思っているので、後から同じ時間に依頼してくれたお客さんの行き先の方が遠い場合がありますが、先約をキャンセルして数千円多く稼いだところで、それってどうよ?的にモヤモヤするのは嫌です。
そんなところでこの年末、仕事でかなり嬉しい事が。
高校野球で見掛けて
「この子スゲェー!」と思ってから気になっていて、その後プロへ。
嫁に
「な?だから言うたやろ?スゴいって」とドラフト会議の中継観ながらドヤ顔させてもらった大ファンの某選手。
暫くして偶然乗せたお客さんと話が盛り上がり
「また乗せてほしいんで名刺貰えませんか?」と言われたのが、その選手のお父さん。
それからちょくちょく呼んでもらい、お母さんからはサイン入りの色紙やボールをうちの家族分貰ったりしましたが、とうとうその選手本人が。
久しぶりに緊張しました。
芸能人やスポーツ選手、コメンテーターみたいな人を乗せる事がたまにはあっても特にどうとも思いませんが、自分がファンだとアワアワです。
いつもご家族数人が乗られますが.........お父さんいないな.........?あれ?あのスーツケース引いてるのは本人?
「いつもうちの父がお世話になってありがとうございます」.......へ?正直、その活躍ぶりから横柄な態度でも許されるレベルにありながら、丁寧な姿勢にびっくり。
助手席に座られるとかなり緊張..................
普段、お客さんから見える側の顔や体の左側はスーツに糸くず付いてないか?髪の毛跳ねてないか?と気にはしていますが、今回は耳毛出てないよな?まで気にしてしまいました..................
そして
「これは貰い事故すら許されねぇ」その手は億に近い価値があって、うちの娘の
「お小遣い欲しいんだけど」とドアの隙間から差し出してくる手とは大違い。
道中、野球や車の話、グッズ買った話等しながらでしたが、丁寧な敬語と
「ありがとうございます」の言葉に、テレビのインタビューと全く変わらない謙虚な人柄だとますますファンに。
お土産まで貰い
「また年明け〇日、お願いできますか?」と。
家に帰り、うちの家族全員がその選手のファンで、たまに試合観に行ってる娘と嫁に超絶自慢したのは言うまでもありません。
タクの仕事というのは水商売で、乗り場に並んだり手が挙がって乗せるのはクジ引きと同じ。
1回で予定してるその日1日分の売上を超える事もあれば、何回も何時間も並んでも達しない事もありますが、短いからと(短くても最低5000円からの遠距離専用乗り場)、不貞腐れるのは脳ミソ昆虫運転手。
愛想良くしていれば、聞いた時は短くても
「1時間ほどでまた戻るんですが連絡させてもらっていいですか?」みたいな棚ぼたも。
来年も、細く長くほどほどにやっていきたいところです。
と、その中で唯一、愛想振りまかないのが実弟。
グラフィックデザイナーから独立し広告制作会社を設立、今はYouTubeでねじ込んでくるCMも作ったりしてるとかで
「あのクソ鬱陶しいCMはお前かぁ!」と思ったり。
先に述べた、個人的なお客さんには予定より早く到着した時に時間潰しの提案をしますが、弟の場合は何も言わずにコンビニへ。
「缶コーヒーじゃないカップ買うコーヒーが飲みたい、あとたばこ」えー!とか言うものの、車の自動ドア開けると買いに行ってくれます。
コロナ禍全盛期の時はさすがに「潰れるかも」と言ってましたが何とか乗り切り、10年以上やってきているのはなかなかのしぶとさです。
本社は東京ですが、関西圏は大阪・京都・兵庫の3府県で仕事をする時に
「アニキ、〇日空いてる?」と連絡が。
もっと遠い滋賀や和歌山で仕事取れよと。
先日は25分だけ時間取れたと新規の社長さんから言われたようで、大阪の端の方までプレゼンに行ってましたが
「予算500万とか言うから、そんなん捨て金になりますよ、5億出すならそれ以上の成果出しますわって出てきた」と偉そうな事を..................
「大阪支社立ち上げたら取締役ゲーミング支店長したるから俺に任せろ、年俸は5000万でええよ」と破格の提案をしたのに
「クスリでもやってんの?」とイカレポンチ扱い..................
そんな生意気な弟ですが、2歳と3歳の姪っ子らは可愛く
「これで何か買ったって」で、弟からの売上げをその場でリターンみたいな形になっても、その後のLINEのビデオ通話の
「おっちゃん、ありがとう」で癒されるところです。
そしてバイク。
今年のスーパーカスタムは
「オイルフィラーキャップ」
これで50馬力はアップして、BEACONの隼やH2SX-SE等は
「14Rのケツでも眺めてなさい」のはずが、見た目以外の変化はなく、不意打ちでブチ抜いてもすぐ追いつかれる有り様です..................
BEACONのツーリングは相変わらずなところですが、途中参加や離脱、宿直行等、個人個人の楽しみ方を優先して無理のない形が強くなってきたように思います。
「変な人弾きフィルター」を使うとのルールで、女性はフリーですが男はメンバー直接の紹介若しくは一度出掛けてみてといった形に。
他のメンバーはどうかわかりませんが、個人的には
「同じバイク乗りとして~」
「あんな事するとバイク乗りのイメージが~」みたいな、妙に意識高い系は仲良くなれる気はしません。
元々、自分が16歳ぐらいの頃は
「バイクに乗らない・買わない・免許を取らない」だったかの
「3ない運動」が全盛期だったので、必然的にバイク乗り=アウトローな認識。
他人が何しようが、自分に実害無ければ放っておけばいいのにと。
気の合う人と輪が広がればいいなと思います。
とりあえず今年一年で最も大きな出来事は
「娘に彼氏ができた」こと。
多分、よそのお父ちゃんらとは違う感覚だと思いますが、部屋に貼ったアニメキャラのポスターに向かって
「〇〇君カッコいい」と言ってるところをたまたま見掛けては、見てはならないものを見てしまった感を思うと、何とか3次元の生体反応ある人間の男に興味もってくれてよかったと。
大学生なら彼氏彼女なんて一般的には当たり前とは思いますが、女としてのスタートラインが絶望級だったので、目頭が熱くなる気分でした。
さて来年は、四国カルストからの道後温泉等、色々話は上がっていますが、まずは今年行けなかった鹿児島には行きたいところです。
また取り留めのない内容で申し訳ございませんが、来年もよろしくお願い致します。
良いお年をお迎え下さい。
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