追憶

さて先日、困った事にこのブログの存在が親族に知られる事となり、再度「このブログはフィクションです」を強調し、実際は家と職場を往復するだけの、つまらない振り子時計生活者の妄想記事だと述べておきます。

という事で、と何の脈絡もない書き出しですが、最近よく「宮崎に行きたいな」と思うようになりました。
場所は今は日南市に合併されたようですが「南那珂郡の北郷町」にあったばあちゃん家の跡地。
ストリートビューで見ると、今は草ぼうぼうの更地になっていますが、県道沿いにあり「坂元球場」という野球場まで徒歩1分の場所。

盆などに親戚が集まる際、日程の都合でうちが先着した時は野球場裏の川で泳ぐか虫取りぐらいしかレジャーは無く、テレビはチャンネル2つしか映らず、柱に掛けてあった般若の面がやたら怖くて「もう帰りたい」

けど、従兄弟らが着けば楽しく、ぼっとん便所に驚愕したり、下駄履いて五右衛門風呂に入っては釜に背中当たって「熱っ!」みたいな。
家のサイズに対して人の多さは明らかにキャパオーバーで、子供らは近くの公民館?みたいなとこで寝かされたり。
ただ、のどかな反面「マムシに気をつけろ」とか、なかなかの非日常ぶりでした。

それから時は流れ..................
他界したり音信不通になる親戚が増えていく中、親父が亡くなった事で親戚とも連絡を取るようになり、昔話を聞かされ、忘れていた記憶も思い起こされ..................
自分もいい歳になりましたが、ただ無邪気だった子供の頃がスゴく懐かしく、家も墓も無く、近所に知ってる人もいませんが、何となく寂しげなノスタルジックさに浸りたい気分です。

親父とは喧嘩してばかりでしたが、告別式から暫く経ち、手続き関係等も一段落した今、車を走らせていると「ここ、親父と来たよな」と、ふと昔の事を思い出す事も多く。
意外と感傷的な自分に戸惑いますが、話し相手になってくれるのは、かつて、ばあちゃんの葬式で寝込みを襲ってくれたU子。

記憶が曖昧だとなかなか認めようとしませんが.........
・事故で左鎖骨、左手首、指8本骨折、両手の甲は骨まで削れるほどズル剥けの火傷の時に使うシートベタベタ、全身打撲に左膝の皿がズレ、コルセットが間に合わずテーピングでガチガチ状態。
・ケガで熱が出てたので控え室になってる大広間で寝とこうと部屋に入ると、上下に頭を向かい合わせるように2列で横にザーっと並べられた布団。
・歩くにも難儀するので、入り口に一番近い角の場所を確保。

そんなシチュエーション。

・そこへ1人で入ってきて、20組以上は横並びに布団が敷いてあるのに、何故か自分の頭の反対側の布団に
・仰向けで寝ている自分の顔を上から覆い被さるような位置へ
「おっぱい触れ」だの「下も触れ」だの言われるも、こっちは辛うじて動く右腕ですが、人差し指と親指の先以外は固定具と包帯ぐるぐる巻き。
揉むというか摘むのも一苦労な上に、汁で包帯べちゃべちゃ...「これ、替えがないんですが.........」みたいな。

現場の状況から..................
自分以外の親戚連中は皆外で何だかんだやってんのに「1人で部屋に行きよった」でロックオンして追い掛けてきたのは明白。
フツーに頭合わせて寝てたらピッコロ大魔王やないんやから、手がべちゃべちゃになるようなとこまで届かんわな。

それから30年近く.........対女では「ええやんええやん、大丈夫大丈夫、大丈夫やって」と何が大丈夫なのか意味不明な口説きで、なし崩し的に~が王道パターンでしたが、なんと言うのか「この俺がなすすべもなく.........」みたいな敗北感は心の何処かに残り続けていました。
それを「記憶が曖昧」等とナメた戯れ言でスルーされるのは、自分の人生を否定されてるかのようで、こんこんと説明。
やっと認めたのでスッキリです。

というのはいいとして、30年近く、その近況を知りませんでしたが、22歳で結婚したものの病気で子供ができない事がわかり、子供が欲しかった旦那に浮気され離婚。
従兄弟が父子家庭となり子供2人育てるのが大変そうだった為、籍を入れ養子とし、子供らがひとり立ちするまで育てた後に籍を抜き。
孫から虐待を受けていた大阪の叔母を宮崎で引き取り、約7年半に渡り世話をして看取り。
その間、子宮摘出やら病気もあり。
客観的に見れば「損な生き方だ」と思われたり、実際、他の親戚からの当たりも強かったようですが、それにも耐えて全うした芯の強さには敬意すら感じ「いい女になったやん」と。

叔母を遠い他府県に引き取るにあたり、生活保護や介護認定の申請等、膨大な手続きが必要で、宮崎と大阪の役所でのやり取りの際、力になってくれたのがうちの親父だったと。
3年前、叔母が亡くった後、納骨は大阪でと思い届けようとしたそうですが、ちょうど世間がコロナに神経質になっていた頃。
出向くのは無理だと郵送で送り、従兄弟が納骨。
コロナが落ち着いたら墓参りにも行って、親父にもお礼を言おうと考えてたようですが、予期せず親父は他界。

長年に渡り支えてくれた人を失ったショックと、感謝を伝えられなかった後悔で、泣きながら電話掛けてくる事は多々。
親父も姉弟の事をオカンにも殆ど話す事はなく、自分も親父とは12年ほど絶縁状態だった期間もあり、そんな話は今回初めて聞きました。
ばあちゃん家に行けば、小さい頃から「兄ちゃん兄ちゃん」と懐いてくれた子..................
経緯を少しでも知っていれば、非難するだけの親戚連中との間に入ったり何か手伝えたかもしれないのに、知らなかったとはいえ放ったらかしにしてゴメンなと..................

今となっては.........大阪の上ノ太子という場所に眠る「叔母の墓前に花を手向ける」という、最後に彼女がやり残しているものを叶えさせるのが自分の役割かなと思います。

.........なんて思ってんのよと言うと、またメソメソメソメソ。

自分自身、Nativeさんが亡くなった時、どうしようもなく悲しく、それを無理に我慢しようとしたりすると更にツラく。
男と別れた、女と別れたというのは、代わりの誰かが見つかれば解決になるのかもしれませんが、代わりの誰かが見つからない「死」に対しては、時間だけが解決してくれる唯一のものであり、それでも解決してくれないかもしれません。

それならこの先、毎度「うんうん、よしよし」みたいに話を聞き、しょーもない話もして、笑って「またな」と言えるぐらい気が晴れてくれたら、それでいいやと思っていましたが..................
どうも、沈んだ気分を周りに悟られないよう平然としながらも、何となく疲れていた自分の方が救われてるように感じます。

去年から親父さんの病気、本人の体調不良、夫婦仲等、何もかも上手くいってなくて投げやりになっていたところに親父の死も重なって、割とドン底だったと。
それが「混浴の温泉行こうね」とか「ばあちゃんの葬式の時に、兄ちゃんのお嫁さんになりたいって言っとけばよかった」と言うぐらい、気持ちが上向く時間も僅かながらできたようで、よかったと思えます。

.........と、ここでクールに「よく来たね、ニコニコ」で終わるようなヘタレではありません。
下心を隠しきれてないのに、紳士ぶって姫ライダーに群がるチ〇ポポライダーとは違います。

「私1人で大阪行く!」に精一杯応えようと
「えーっと、キュウリじゃ緩そうやから、やっぱりナスビ?それともイボがたまらんゴーヤ?」とか言ってキレさせ、親にチクられ、緊急親族会議に召喚される未来まで見える気がします。

毎度のように話が脱線していますが..................
これまでバイクで大なり小なりケガをしてきて「運良く生きてただけ」だと、割と死は身近にあるものというのは認識していたと思っていました。
けど、親父が腰痛で救急搬送されてから1ヵ月、急激に衰弱していき他界したのを目の当たりにして、それまでの認識は甘かったと。
伝えるべき言葉、してあげたいと思ったものは、明日に持ち越す事なく今その時に示さないと、後悔する結果になる事もあると。
全て晴れ晴れなんて無理な事はわかっていますが、出来るだけ後悔無いような生き方をしていこうと思いました。

という事で、やっぱり、女への挨拶は「おはよう」とかボカさず、ストレートに「チ〇コ舐めて」がベストなので、皆さんお試し下さい。

予定は未定な次回のBEACON九州・鹿児島ツーリングは..................
皆より1日先行し、大分港から宮崎県延岡市に入り親戚に挨拶。
従兄妹とのやり取りを
「なにを漫画の「Boys Be...」みたいな事やってんですか.........」
と、憐れみの言葉をかけてくれたユウキ君に
「いやぁ、もうチ〇コ渇くヒマもねぇわ」
と勝鬨を上げるため、U子に会うなり「とりあえず便所でヌイて」と言ってはビンタ喰らって放り出され、涙目で南下。
北郷に寄り、どこかで1泊して志布志港で皆と合流。
自分など乳飲み子レベルのウブさに、毎度頬を赤らめて話を聞くだけの心穢れたBEACONの面々に「へー」ぐらい言わせる話を持っていこうと、こんなルートもありかなと思う今日この頃です。
8D99F060-2940-494F-85FE-37A8E6B5E932.jpg
関連記事
 2

COMMENTS

unknown
unknown
2023/06/29 (Thu) 18:05

Re: ケルベロスさん

「もう、どうにでもなーれ」の精神は大切です。

多分、これは死ぬまでこんな感じなんだと思います。

ケルベロス
2023/06/25 (Sun) 18:19

親戚バレしてるなら私みたいなゲスな語彙しか持たない出来ない人間はもうコメントしてはいけないのか?と思いましたが、そんな考えを軽く吹っ飛ばすような軽快な内容に改めて敬服しました😂

 0

TRACKBACKS

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)