先日は
東京へ遊びに。
なぜ?と言われると、諸々片付けておきたい問題もあったのと
震災以降、原発の内容を目にしても、日常に何の変化もない関西では
既に過去の出来事というか、「○○国で空爆が…」のように
他国の出来事と捉えるような感覚の人が多々。
が、色々見ていると、物事を楽観的に考える自分にも、この先、震災や原発問題が発生していなかった頃に比べ
のんきに過ごせる可能性は少なくなった事だけは理解できる。
あれこれ知るうちに、日本全国、安全な場所の方が少ないように思え
いつどこがどうなるかわからないから、首都というものを見られるうちに見ておこうといったところ。
とりあえず出発。
乗機は
HONDA エリシオン2.4。
期待はしてなかったが、予想以上にパワーが無い…………
追い越し車線を走ると、
商用カローラのバンに煽られZealだったか旧い型の
中型バイクに煽られたりもありながら
渋滞もなく6時間弱で川崎市の弟宅に到着。
一昨年に、たまプラーザとかいう駅徒歩15分くらいの場所に、5000万近くのマンション買ったと聞いて以来、初めて来たものの、驚いた………
70平米あるかないかの3LDKで、天井も2.2mほど。
大阪で、比較的地価の高い北摂地域で考えても
「掴まされてんちゃうの?」と、出かけた言葉を呑み込んだほどの印象。
関東は恐ろしい…………
夕方、
横浜中華街へ。
何年か前、サザンのLiveの時にも来た事があったが、その頃に比べ、何となく街並みが暗い。
閉店というか、店じまいしてる店舗もちらほら。
翌日、朝から目黒区住まいの高校の頃のツレの家へ。
246号線で多摩川を越え都内へ入ったが、思ってたよりも渋滞しておらず、すんなりと。
部屋にあるものが高価か安物かの違いだけで、学生の一人暮らしと変わらない、独身生活を満喫しまくっているかのような家。
数時間ウダウダし、また川崎市へ。
夕方、東京住まいの小学校時代の同級生が飲み会してくれると。
こちらの思いつきのような平日単独旅行にも関わらず
連休前で仕事も忙しいであろう中、田舎者のために時間を割いてくれ、ありがたみを感じる。
新宿駅。
やっぱり暗い印象。
節電なんか知らんがな的ネオンビカビカな大阪とは対照的。
小学校中学校の同級生は何年かごとに同窓会をしてるため
都度
「ハゲたな、老けたな」や、近況はわかる。
そんな中、小学校3年生の時に転校してきて、4年生の途中で転校していった女の子が。
(もう「子」という年齢ではありませんが…)
もう25年ほど昔の話、それも1年ちょいしか知らない間柄。
事前に名前聞いて甦る記憶は、なぜかその子に
回し蹴りを喰らった事だけ……
が、会ってみると当時の面影はあり、会話に困る事もない。
こちらの事も覚えてくれてたようで、目立たずおとなしい子だった少年時代にも関わらず、不思議なものだ。
今年は35歳の区切りという事で、企画に参加させられないよう、何をするのか連絡を待ちたいところ。
2軒行って終電。
これがまた
東京の地下鉄というのが複雑すぎてわからない………
新宿からタクシーも覚悟の上、とにかく、たまプラーザ駅に近づくようテキトーに乗り継ぎ
渋谷という知ってる地名が出たところで、隣りにいたおネエちゃんに
「たまプラーザってとこまで行きたいんやけど、この電車ってそこに行きます?」と訊く。
東京の人は冷たいと印象があったが、丁寧に教えてくれ
1つ手前の駅止まりなのがわかり一安心。
そのおネエちゃん
「関西の方ですか?」と、興味ありげに話を振ってきたため
(カネはあるからこのままナンパして…)とも思ったが
身持ちの堅い自分にはそんな事できるわけもなく、世間話して駅到着。
タクシー拾うも、新人ドライバーだったようで、道がわからずナビ見ながらテンパってはる……
ナビもついてないタクシーのドライバーしてる自分には
「おいおい…」と思いながらも
「メーター切りますので、探してもよろしいですか?」と。
何と親切な。
客から、知らない場所言われたら「知りまへんわ」で終わる大阪とは違う。
チップ1000円あげてマンション到着。
翌朝9時半に大阪へ向けて出発。
東名、伊勢湾岸、名神…大渋滞………
給油で1回休憩し、22時に自宅到着。
所要時間12時間半…
さすがに疲れたが、家にいた
ヨメは冷たい。
何だかバタバタの日程ながら、たまにはこういうのもいいかと。
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